ウィスパーは一日にしてならず

モードクラスのこじらせ松田です。先日は逸見先生の「フラット&ウィスパー」のレッスン!いやーウィスパーがこんなにも難しいものだったとは!ほんの少しの変化も大きく表れてしまい、もう精密作業です。ミリ単位のアクセルワークです!

ブースに入って第一声がヘッドホンの返しで「おっ、いいかも」なんて思ったが最後。それ以降その雑念がしっかりと表現に反映されていき、意に反する結果に!フラットにしなければならないのに色がついてしまう。邪な気持ちが全部バレます!要注意です!
逸見先生から「普通のナレーションみたいな感じが出てるので」って、ふだん普通のナレーションが出来ないのに何でウィスパーのレッスンで普通のナレーションが出るんだ俺のバカ!
これを引っ剥がす為の逸見先生の策は、一度ウィスパーのまま全部のせをやります。やったら、「じゃあ今乗せたのを全部外してやりましょう」と。これはわかりやすい!練習に使わせて頂きます!

自分も含めて多くの方がハマってたのが、「それ。今の感じ。そのままやってみて」で、やってみると違っちゃうという。なんでしょうねえ。狙いに行くと力が入って変わってしまうんですかねえ。
ちなみにアフターでこの力んでしまう事を学長にお尋ねしてみた所、「それは古くから世阿弥も言ってる事で、だから《稽古は本番のように。本番は稽古のように。》と言うんだよ」と教えて頂きました!

その後アフターバーズのお食事で逸見先生の貪欲さとポジティブさを目の当たりにしたのですが、生徒がおふざけで唇を震わせて喋ってるのをすかさずコピーに入り、瞬時に守破離して自分のものにしてしまい「これ現場で使う!」とか「私はふざけたいの!ネタが欲しいの!」という発言に第一線で戦う方のアンテナの張り方を見ました。ステキです!

それにしてもバーズブログで発信してみるもので、色々皆さんにアドバイスお願いしますって発信してましたら、イケてる元クラスメイトの方がファッションアドバイス下さったり、ミッドナイトでも皆さん私の瞬発力や反応に関する数々の試練など頂きありがとうございます!しっかり反映していきたいと思っております!

【何もしない表現】逸見さん「フラット&ウィスパー」

水曜モードの復学Mです。
先日は逸見さんの「フラット&ウィスパー」の授業でした。
実際にスタジオマイクを使って、ウィスパーを実践してみると、どんなことになるか?の実験、というもの。

とにかく、繊細な世界でした。
私の場合、息を出そう、出そう、とすると、力が入った感じになってしまう。
逸見さんから「もう少し何もない感じで読んでみましょうか」「今の(真ん中のフレーズ)くらいの力の抜け具合で全体的に読めますか」「ではわざと色々盛って読むとどうなりますか」「では逆に、何もない、能面みたいな顔で読むとどうなりますか」次々と繰り出されるディレクションに、頭フル回転で対応することに精一杯。でも、その都度録音を聞かせていただけて、少し客観視もできて…この「ウィスパー」という表現は、ほんの少しの(表現の)違いで、大きな違いになることを体感しました。

体を緩めて、響きの良いところで、『何もしない表現』で、人の心に届ける。

やりすぎてしまう(表現しようとしすぎてしまう)と『ダサい』表現になってしまう、まさに『今っぽさ』『トレンド』を感じる表現。そこには絶妙なセンスも必要。

『フラット』という『立ち位置』(ナレーションへの感情の乗せ方の問題)、まだまだ理解しきれていませんが、とても勉強になりました。その立ち位置、更に研究します。

フラット&ウィスパー(逸見さん)トップサンプル(狩野さん)

本日のMとBについて。こりん星。

●フラット&ウィスパー●

『ウィスパーは1日にしてならず。』

前期受講した際、メリハリについて指摘を受けました。でもメリハリに注意に向きすぎて仕舞い遠くなっていました。

更にフラットに…難しい。

どんな技術も日進月歩が必要だなと痛感します。

また他の人のを参考に踏まえても、身体の使い方は人それぞれ。ウィスパーはその人の癖や普段気付かない所が顕著に現れるため、王道に寄ってしまうとかえって、ライバルを増やすだけ。でもウィスパーもパターンがあれば武器にはなり、他の読みのきっかけにもなるのでやってみる価値はあると再確認できました。

【ウィスパーのヒント。】

お風呂場でやってみる。

『しゃんしゃん』と言ってみる。

セクシーに!は、響きのこと。

助詞と接続詞を息混じりにする

●トップボイスサンプル●

10人ほどのサンプルを聞いて、

自身の特徴を活かしたもの、やってみたい番組をトコトン形にしたもの、OAをうまく使って構成されたもの、今までの構築してきたものを壊して色をかえてみたものetc…

OA有る無しでお会いした方そうでない方々の試行錯誤してきたのか?が見えた内容でした。

今回のブランディングの予習として、

猪鹿蝶のHPにインタビューを読んでいて、当時と今とどんな視点に変わっているのかな?とも聞いてました。

・PRから現場に繋いだ人

・テレビスタッフ側でなくMGに面白いと思われる

・3枚目バラエティーetc

5年前程から変わらない所もあり流行りを取り入れればまたボイスサンプル提案にもなるのかと思いました。

ただまだまだトップに並ぶには道のりは遠く…半面、具体性に色味を帯びられたかなとも思いました。

フランスの煙こと、土曜モード&ブランディング小町まりです。

モードクラス今回のレッスンは、名付け親の逸見先生による「フラット&ウィスパー」。

前期のレッスンで、「あなたの読みは例えるならフランスの煙のようで、イメージはジェーン・バーキン」と仰っていただきました。

逸見先生のその例え方がもう既にお洒落でなんという感性だ、と衝撃を受けたのが半年前。

今回は諸々を踏まえて大人アンニュイを目指して挑みました。

ウィスパーはその名の通り囁くような読みですが、大まかに芯があるもの・芯がないものがあり、それだけでも受け手の印象が全く変わります。

ポイントは息声にしても色艶は消さないこと。内向的にならず、前に出すこと。力を入れないこと。

何より大切なのは声の響きにあります。どれだけ響かせられるか。

そして難しいのが、当然派手な読みではないのでちょっとした間が意味を作るということ。

逸見先生がディレクションしてくださることでレッスンではより良く響かせることが出来たけれど、

このほんの少しの調整を身体に覚え込ませ、現場では自分から提案していかなければなりません。

繊細で大胆で非常に難しい。

ウィスパーはドキュメンタリーだけでなくバラエティなどでもちょっとしたスパイスとして使うことが出来るので、

今後も自分なりの良い響きと表現を追求して参ります。

狩野社長によるブランディングクラスではトップサンプルを拝聴しました。

自分の立ち位置がより明確に分かりました。

アフターバーズで狩野社長に自分の課題や悩みについてお話しさせていただいたのですが、

課題があるのはとても良いことなのだと言っていただきました。

俄然燃えています。

なるべく早く今の課題をクリアして次に見えてくるであろう課題に出会いたくさえなりました。

考え方一つで状況は変わる。とても響きました。

邁進していく所存です。

今週の土曜日もあっという間の1日でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

やっちゃえ(ヴぉぅぇ)ウィスパー

オッス!オラ、カンバヤシタクマ!
ヒャー!!今週のスクールベーズもすんげかったなぁ!オラおどれぇちまったぞ!!

今回のレッスンは逸見先生の「フラット&ウィスパー」

ドラゴンボールばりにドーンと来てガシャーン!!バーン!!って感じで発声して生きてきた神林にとって川端康成ばりに繊細過ぎる世界でした。
レッスン内容は一人ずつブースに入って原稿の1行をウィスパーで読み、返しや逸見さんからの指示を受けてリテイクしていくフロー。
少しニュアンスが入るだけで大きく表現が変わってしまうため、修正力が求められます。

神林は先週「かわいい読み」とのことだったのであえてウィスパーも高めにいってみました。
繊細に、出し過ぎずを意識したら音がか細すぎて「え、蚊なの?あるいはミジンコなの?」って感じに。極端から極端か。

ポイントとしては
– まず響かせることが大事。一旦「声にだけ集中して読む」いかに自分の声をうまく響かせるか。全部を息にするのでなく「息を混ぜる」イメージ。
– ただウィスパーにすると暗くなりがちなので内にこもってしまう。ナナメ45度上を向く気持ちで、人に届ける意識。物語が始まるような感じで。
– 話し言葉のように、いかにもなナレーションの間や呼吸にしない。

これらを踏まえた上で「よ け い な こ と を せ ず な に も な い 読 み」

逸見さんのわざと現場っぽい感じのふわっとしたリテイクを投げかけられみな悪戦苦闘…ウィスパーはナレーションっぽいものを求められない現場が多いとのことで今まで勉強したことをとっぱらって真っさらにやるのが重要なのかなと感じました。
難しい反面、自分の息をうまくコントロールできるようになれば、ウィスパー以外でも表現の幅が広がり楽しくなりそうな予感。これからは常にウィスパー気味で桃井かおりみたいに喋るわよ。エスケートゥー。
逸見さん曰くウィスパーで思いを込めすぎると読みがダサくなりがちとのこと。
あと男性陣は逆に思いを込めようとするとだいたい矢沢が降臨するのが面白かったです。

最終的に僕に求められたものは「ナルシズムをやや脱いだ等身大の草○剛」
今回は発声からマイクに向かう位置から頭の中に?マークが浮かび過ぎて視界がスーパーマリオの世界みたいになってました。この「?」を上手く叩ければコインが出てきて稼げるナレーターになれるんですね。イャッフー!

今回のアフター&ミッドナイトは毎週のように最後まで残り翌朝ほぼ寝ずに出勤してる神林を慮ってか、「君は早く帰りなさい」と仰る学長の優しさが身に染みたので帰りました(都合のいい解釈)

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。

百折不撓の精神で

土曜モードクラス小町まりです。

今回のレッスンはあおい先生による2回目の「旬の実技」でした。

題材は土曜の朝の情報バラエティ番組。

爽やかさや元気さが求められます。

教室で映像を見ながらすぐ隣にあおい先生が座っていらして、ディレクションしていただくというシチュエーション。

嬉しいやら緊張やらで気合い十分!で いざやってみたところ、元気だけが前に出てしまい またもや一本調子になってしまいました。

以前からの課題で、私は暗く内に入りがちなので読みの中で声を明るく前に出す:伝えることを意識しました。

あおい先生からご指摘いただいたのは、元気なのはもちろん良いけれど、力が入り過ぎて一生懸命"読んでしまっている"こと。

それで気がつきました。

最近は前に伝える訓練として主にバラエティの煽りのコピーをやっていました。

言葉の表面をなぞっているだけだなぁ…何がどう違うんだろうか…と思っていたのですが、上手くいかないのはただ単に力任せにやってしまっていたからです。

力が必要な場面もありますが、大きく読むためには力むのではなく緩急・高低・強弱で奥行きや幅を出していかなければならないんだと思います。

ずっと言われていることを頭では解っているつもりだったのですが、なんだかストンと腑に落ちました。

他にも、

文が無くても成立する部分はたてなくて良いが、捨てるのではなく、むしろ大事に丁寧に読むこと。

自分の言葉にすること。

普段の練習でも緊張感を作ること。

尺が大きいところはハッキリと間を取ること。

など、大切なことを学びました。

バーズのレッスンは他の方の読みと、その読みに対する先生からのアドバイスを聞くことができるのも大変勉強になります。

上記のことを踏まえ、もっと耳を鍛えてコピーを上手に取り入れられるように励みます。

アフターバーズではあおい先生の現場でのお話を聞くことができました。

普段原稿は軽くチェックするくらいで、どう読もうかというのはあまり深く考えないのだそう。

映像や音楽、SE、テロップに効果的に合わせ、瞬間的に判断して言葉を発しているとのこと。

まさに職人技です。その様子を聞いているだけで凄さが伝わってきました。

先生方はやはり言葉のプロで、本当に話が面白いです。

貴重なお話をありがとうございました。

前進あるのみです。

小町まり

レッスンは恥をかく場所!

洋服のお店でもネットでも、ステキなデザインや明るい色のは…ほぼ大きいサイズがありません。せめてXLが着られるくらいの体型になっておきたいモードのこじらせ松田です。

先日はあおい先生のレッスン。情報番組の原稿を映像に合わせて読んでいる所をスマホのカメラで録画して、全員撮り終えてからアドバイスを頂きます。

私、最初のカメラ係を任命頂きまして、カメラ係をやった人が次の読みをやる流れなので自動的に2番手に!先週の読み込みが浅くてやれてない反省をいかさなければ!今の条件の中で最大の自分を!やらなあああああああっっ!!と力いっぱいに想いを込めて読みました。

えー……レッスン後半、再生を聞いて冷や汗が出ました。…クセがスゴい!!!しゃくってうねるクセが全開なんじゃあ。全く朝の情報番組の要素がありません。プロレスの遺恨清算デスマッチの会場煽りVでもやりたいのか。
録音する前にあおい先生は、「この番組では坦々と読んでるから、ちょっとしたコンディションが出てしまうので難しい」とおっしゃってました。それを聞いててナゼあんな事になる?ホンキでどこかに隠れたい気分でしたが、救いは先生が笑って下さってたのと、アフターで私に言って頂いた訳ではないんですが「小さくまとめるヤツより全力で空振りしてるヤツのほうがいい」と聞いて、全力で空振りはしたかなと。いやっ!でも打ちたいんじゃあ!

そこからは皆さんへのアドバイスを聞かせて頂いてましたが、この時あおい先生が目の前の席でもう…耳が幸せでした。我ながらアホかと思いましたが、いやいやこの「聴いていたい」と思わせる声が重要なんですね。声と読みのテクニックで聴いてる人が気持ちいいかだというお話もありました。

全員へのアドバイスが終わったのが23時前!レッスン前にご自身を延長先生とおっしゃっていた伏線を華麗に回収なさってました(笑)長時間のご指導と楽しいお話ありがとうございました!

アフターバーズの後、ミッドナイトは無しで解散の流れに一度はなったものの、残った貧相な男メンバーを見かねた学長が食事に誘って下さり、ラムチョップを喰らいに行きました!
学長と食事に行くと、メニューを渡されて「決断。スピーディーに決めて。」とお言葉を頂くワケですが、確かに我々は決断して提案し続ける世界で戦おうとしている訳で、メニュー選びひとつもトレーニングなのです!これまで優柔不断に生きてきた自分を恥じます。

色々とお話してるうちに私が無類の闇好きを発揮してしまい、そりゃもうこれぞミッドナイトな展開に!ありがとうございまーす!

って、喜んでる場合じゃないよ!自分が闇落ちしないように頑張らなきゃ!なみだ橋を逆に渡るんだ!!