やっちゃえ(ヴぉぅぇ)ウィスパー

オッス!オラ、カンバヤシタクマ!
ヒャー!!今週のスクールベーズもすんげかったなぁ!オラおどれぇちまったぞ!!

今回のレッスンは逸見先生の「フラット&ウィスパー」

ドラゴンボールばりにドーンと来てガシャーン!!バーン!!って感じで発声して生きてきた神林にとって川端康成ばりに繊細過ぎる世界でした。
レッスン内容は一人ずつブースに入って原稿の1行をウィスパーで読み、返しや逸見さんからの指示を受けてリテイクしていくフロー。
少しニュアンスが入るだけで大きく表現が変わってしまうため、修正力が求められます。

神林は先週「かわいい読み」とのことだったのであえてウィスパーも高めにいってみました。
繊細に、出し過ぎずを意識したら音がか細すぎて「え、蚊なの?あるいはミジンコなの?」って感じに。極端から極端か。

ポイントとしては
– まず響かせることが大事。一旦「声にだけ集中して読む」いかに自分の声をうまく響かせるか。全部を息にするのでなく「息を混ぜる」イメージ。
– ただウィスパーにすると暗くなりがちなので内にこもってしまう。ナナメ45度上を向く気持ちで、人に届ける意識。物語が始まるような感じで。
– 話し言葉のように、いかにもなナレーションの間や呼吸にしない。

これらを踏まえた上で「よ け い な こ と を せ ず な に も な い 読 み」

逸見さんのわざと現場っぽい感じのふわっとしたリテイクを投げかけられみな悪戦苦闘…ウィスパーはナレーションっぽいものを求められない現場が多いとのことで今まで勉強したことをとっぱらって真っさらにやるのが重要なのかなと感じました。
難しい反面、自分の息をうまくコントロールできるようになれば、ウィスパー以外でも表現の幅が広がり楽しくなりそうな予感。これからは常にウィスパー気味で桃井かおりみたいに喋るわよ。エスケートゥー。
逸見さん曰くウィスパーで思いを込めすぎると読みがダサくなりがちとのこと。
あと男性陣は逆に思いを込めようとするとだいたい矢沢が降臨するのが面白かったです。

最終的に僕に求められたものは「ナルシズムをやや脱いだ等身大の草○剛」
今回は発声からマイクに向かう位置から頭の中に?マークが浮かび過ぎて視界がスーパーマリオの世界みたいになってました。この「?」を上手く叩ければコインが出てきて稼げるナレーターになれるんですね。イャッフー!

今回のアフター&ミッドナイトは毎週のように最後まで残り翌朝ほぼ寝ずに出勤してる神林を慮ってか、「君は早く帰りなさい」と仰る学長の優しさが身に染みたので帰りました(都合のいい解釈)

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。