秋9期生へ教務連絡です/山上

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さあいよいよ明日10/7(水)からスクールバーズ秋9期がはじまります。
今期からは初回レッスンが「ナレーションの守・破・離」として生まれ変わります。新しくなった方向性なども話していきます。この日だけはアドバンスも振替が可能ですのでぜひともいらしてくださいね。
さて、教務連絡です。
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【1】先ほどバーズから秋9期に通う人全員に【スクールバーズ基本的な事項一覧です】という一斉メールをしました。目を通してくださいね。届いていないかたは【迷惑メールを確認のうえ】レッスンで山上まで。
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【2】Facebookについて。
バーズでは大事な連絡などもFacebookを活用しています。詳細は一斉メールをご覧ください。
◉すでにFacebookをお持ちのかたは下記2人
義村学長  https://www.facebook.com/toru.yosimura
山上  https://www.facebook.com/tomo.yamagami
に友達申請をしてください。
挨拶メッセージはなくてOKです。全員に返事できなくて心苦しいので^^;
(誰かわからない人とはつながれませんので顔のわかる写真を。芸名のかたは別途メッセージしてください)
山上から2つのグループに招待します。
◉今期からは「自分のクラス」に加えて「全クラス合同グループ」も作りました。 
◉FBに参加したら、下記5つのページに「いいね!」を押してください。最新情報が流れるようになります。
 ・スクールバーズ https://www.facebook.com/schoolbirds
 ・スタジオバーズ https://www.facebook.com/studiobirds
 ・猪鹿蝶  https://www.facebook.com/inoshikacyo
 ・ベルベット https://www.facebook.com/velvetoffice
 ・アトゥ http://goo.gl/mm0Uts
やりかたがわからないかたは http://f-navigation.jp/manual/ で解説があります。
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それでは教室でお会いしましょう^^

コピーするということ

6期、7期と通っていた狼くんです。コピーについて思うことを自分なりにまとめてみました。
何か参考になれば嬉しいです。
『人のコピーをする』
「人の真似したら自分の個性ってなくなるんじゃない?」
「その人のコピーを作っても、もう居るから意味が無いんじゃない?」と言われる方、意見は多数あるかとおもいますが、それは人それぞれの意見として置いておいて、私は必要だと思いました。仕事にはそれぞれ専門分野がある様に、ナレーションでも、テレビ、CM、VP、ではまるで違う。よく「ナレーションなんて読むだけだから全て同じじゃないの?」と言われますが全然違うんです。私は四年前位は主にVPナレーションという企業研修を主としたものや、教材のVTRのナレーションをしていました。
数年前からそれまでやっていなかったCMや、副音声やテレビの仮ナレーションをやらせて頂く様になり、それまでとの勝手の違いに戸惑いました。いつもと同じにやっているはずなのに何かVTRと合っていない感じ。言葉は入っているのに何か違和感。でもその違和感が何なのか、自分では全然解っていなかったのです。違和感を脱する機会を得たのは
コピーという考えを学んでから。初めは嫌でした。何だか思う通りに読めないし、自分とは違う風に読んでいるのですから逆に違和感が増した感じ。こんな感じで読んでるの?ここはこんなに上げてるの?ひっくり返ってるけど?いやいやここは立てないの?跳ねてるし、下げてるし、めまぐるしいよー!!などなど。自分と人が頭の中でごっちゃになっている感じです。
全然自分のリズムでは読めないし、噛むわ噛むわ。そこで、、、、
一度 「自分」というものを捨ててみました。ぽいっ!!とりあえず
「人の流れに合わせてみよう」と、スルスルと文章は読める様になりました。でもすぐ自分が出て来るのでその都度ポイポイ捨てつつ、初めは流れのリズムを少しづつ口で覚えて、次はブレスをどこでとっているのか。慣れてきたら音の高さや、立てている所、語尾の処理の仕方、入り方、終わり方など。細かい所をその都度その都度気にしてみる。私は声自体を似せるのは苦手なので、流れやリズムを中心にしています。こんなに偉そうに書いてますが、まだまだ全然出来ません。
でも、発見がありました。
「人ってこんな風に読んでいるのか」
「こんなに自由に読めるんだ!」
「これ、カッコイイ!!、こんな風に読みたい!」
「私と全然違う。。。」
など。発見&ショックの連続です。
しかしそれを繰り返した後現場に行くと、それまで自分に無かったリズムや、発見がふと頭の中に浮かぶ瞬間が来る様になりました。「、、、あ、ここはあの人のこれを使ってみようかな?」
「、、、この入り、カッコイイな。あの時に真似してみたナレーションでもっと盛り上げられないかな」
かといって、完璧に表現出来るとは行かないのですが。でも引き出しが増えるといいますか、コピーしたものと自分の読みを組み合わせた所で自分なりの『提案』がポコポコ浮かぶ様になってきました。
そしてその姿勢というのは伝わる様で、前よりも仕事自体が続いて行く様になりました。
話は変わりますが、私は前に日本舞踊を習っていました。その時繰り返し先生に言われていたのが『様式美』でした。
日本舞踊=様式美。なんのこっちゃ。と思っていたのですが、日本舞踊は先生の踊りのコピーから入ります。一つ一つの動き、首の角度、腰の位置、姿勢、全て先生の動きは美しい。それを見て真似してもどうも自分は変。。首の角度なのか、手の位置なのか。しかしピタッとハマる瞬間もあるのです。それは
あるべき形をキチンと取れた時、日本舞踊の『美しい』という形を体現出来た時です。個性や表現はその流れの中で滲み出し、溢れでる物なんだなぁと、先生の踊りを見ていて思ったのでした。
そしてナレーションに当てはまる所もあって、まず全体的な作品の構成や形、流れをを捉える事から始めて、表現の仕方はその人それぞれの個性や型の仕方を学び、組み合わせ自分と融合させて行く。
これは私の解釈なので違うという方も当然いらっしゃると思いますし、数年後には私も何を言ってたんだか、となるかも知れませんが少なくとも
今の私はコピーをすることで全体的な『形』と、その人それぞれの『型』を知ることが出来ました。
これって凄く重要な事です。今までのやり方では見えていなかった部分が直ぐに発見出来、振り返ることが出来ます。
売れている人達には、売れている理由がある。
自分と人との違いを自分で実感すること。まずはそこからです。

ナレーション自宅録音のあれこれ

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【ナレーションの自宅録音について】
第2話・自宅録音のあれこれ
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◉「練習のためだけどiPhoneよりはクオリティ欲しい」人向けの記事です。
前回の記事はこちら「練習の録音機材はiPhoneアプリで充分!(゜∀゜)の巻
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誰もができれば嬉しい自宅録音。”ボイスサンプルの録音まではちょっと無理”だけど、マイクを使って練習しておくことは大事だし、遊びであっても編集作業に触れておくと表現も広がりそうです。
細かいことは後日補足するとして、今日は自宅録音の大枠だけ。
◉マイクと同じくらい大切「宅録の鍵は防音にあり」。
◉マイクには「ダイナミック式」「コンデンサー式」の2種類が。練習ならダイナミックでも問題ない。
◉マイクとPCの間に『オーディオインターフェース』が必要
◉編集ソフト。Macなら無料で”ガレージバンド”がある
◉録音できるようになったら試してみよう「ちょっとだけ声をマシにする小技」
また手があいたら書いてみますね。

ナレーションの録音機材について@山上

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【ナレーションの録音について】
第1話・練習の録音機材はiPhoneアプリで充分!(゜∀゜)の巻

 
「練習」のためであれば録音は、iPhoneのレコーダーアプリで充分です。わざわざ別にICレコーダーを買わなきゃいけないことはありません。今日実験したのは[Voice Recorder HD]  http://goo.gl/GKkwdC です。机の上に置いて録音したあと、イヤホンで聴き返しましたが、練習にはまったく問題ないレベルのものでした。声もだいたい聴いたまま。雑音ほぼ気にならない。滑舌や言い回しのチェック、コピーのずれ確認、であれば問題なくできます。iPhoneのイヤホンは”音に余計な色付け”もしないので初心者にも安心。
 ※ほんの少しだけ鼻つまったように聴こえるかもですが、専門機材でもないので、標準のクオリティです
 ※申し訳ないですがアンドロイドアプリは全然わかってません。が、そんなに遜色ないと予想します

「練習時にもある程度のクオリティがほしいし、余裕もある…」という人で、パソコンがある程度使える人なら、より感覚をつかんだりする意味で、マイクを買っちゃいましょう。自宅PC録音のカンタンな知識についてはちょっとだけブログで書いてみます。
もちとんボイスサンプルを作る場合は【商品レベル(のクオリティ)】が求められますから、専門の録音スタジオに行ってね^^;