目黒泉先生「読みと発声」の感想

静岡から高速バスに揺られ3時間。
毎度、地下鉄の乗り換えに、アタフタしている
水曜日コアクラスの鈴木正和です。

秋クラス第3回、目黒泉先生による「読みと発声」を受けてきました。

良い声とは、いったい何なのか?!

腹式や胸式くらいの知識だった私が、この授業で感じたのは…

一流ナレーターは、自分の体の細部にまで気を使っているんだ!

体のケアはもちろん、内側の仕組みを、こんなにも考えていて
それを使いこなしている。

これは、前回の松田先生の授業でも感じましたが
声の仕組みを知り、あらゆる方法で、声を作っているんだ…
という大事さに、気づかせて頂きました。

目黒先生に教えて頂いた方法を、授業で実践してみて思ったのは
安定したナレーションを読むのは、こんなにも体全体を使って
こんなにも疲れるもなんだなと感じました。

ただ、ここに声をあてると、こんなに響くんだという事も知り
今後。この声を安定して無理なく、出せるようになるという
課題が見つかりました。

それにしても、タオルなどを使った背筋の使い方を初めて知って
驚きと感動!!

しばらくは、タオル持参で現場にも行ってしまいそうです(笑)

舌も体も心も力んでいるかも

土曜コアクラスの黒江美咲です。
振替で水曜コアクラスを受講した帰路なう、です。

帰り道は反省&早く練習したーい!という思いが湧くので、ブログを書くには1番のタイミングかなと思っています。

目黒先生による「読みと発声」の授業。
教えていただいた「長い布を使って腰を支える方法」は、もう魔法みたいでした!伊藤家の食卓(20代の皆さんにも伝わりますか?!)の裏技みたいだ〜なんて感動していました。
魔法みたいに喋りやすくなるということは、日頃、体の背面を全然使えてないということでもありますよね。

一人一人の読み指導では例文の「桜の花の色は〜」の最初の一文字目「さ」から、つまづいてしまいました。目黒先生からは、舌を動かしすぎているのでは?と気づきをいただきました。
確かに「さ」行は昔から苦手で、色んな指導法を試した結果、舌の置き方が迷子に。。。

気合いが力みになって上手くいかなくなる…というのは「さ」行に限らず、色んな場面で感じる課題です。(人生も 笑)

顎の下に指を置いて舌の動きをモニターする方法、
さっそく取り入れながら練習していこうと思います!

口の中の動き、音の響かせ方、息の使い方。
無頓着なままやってきたことの数々に気付かされる授業でした。

先週、松田先生の授業を受けた帰り道にボイトレ申し込みしたのですが、"鉄は熱いうちにボイトレ"、とってもおすすめです。

今週もさっそく、目黒先生のボイトレを帰り道に申し込みました。
課題に取り組んで、方向性が合っているのか確認していただく作業。あと、ボイトレという次の目標があると復習に精が出ます…!

表現の授業に入る前に、どれだけ基礎で追いつけるか。焦っています。この焦燥感をエネルギーに頑張っていきたいです。
あ、でも力まず!ですね。正しい方向に力を注げることが目標です。

2回連続、振替参加。水曜組のみなさま、ありがとうございました!

イメージするのは大事、メカニズムを知ってイメージするのもっと大事

土曜コア小林将大です。

幾度も指摘を受け、母音法で一音一音を意識したりしたおかげで、以前に比べれば母音の音はよくなっている。

ただ長音に関しては、最近でもご指摘もらったばかりで、伸ばした際の1拍分の音がまだまだ甘い。

拗音のン・しゃくりについては、共鳴させる箇所によるものだとメカニズムを知ることによって、より意識的に捉えられることができました。

以前は、今でもやっているのですが、音を前に出すイメージを手振りをつけながら読んで、ざっくりと出来ているといった感じでした。

元々しゃくり癖を指摘され克服しようと取り組んでいたのですが、

メカニズムを知ることでより解像度が上がり、細かく矯正していくことができそうです。

ここを再認識して、より意識して改善に取り組もうと思います。

レッスンの際にも他の方の読みを聞いて、「今のンは咽頭での共鳴になっていた」といったように耳を傾けさせていただきました。
その後の松田先生のご指摘・解説をさらに受け、自分なりにすり合わせを行ってみておりました。

それと改めてレッスン資料も見返しながら、共有もできればと質問なのですが、下顎の力の抜き方について効果的な方法はありますでしょうか?

舌の力を抜く方法については、ティッシュを使用したものでということではありましたが。

下顎に力が入ってるなあと、マスク生活が始まってから自覚もあって、おそらく良い状態ではないと感じつつ…

バキの郭海皇のシャオリー(わかる人だけ伝われ)をイメージして、顎の力を抜こうと意識していたなと、今思い出しました。

ちなみに余談…ウ段が弱く「実現」の滑舌を指摘されることがあったので質問させて頂きましたが、

「ミッションクリティカルIOTの実現」というワード、さっそく本日原稿にありました。

IT関連のVPものは頻出されるかと思います。だからこそ指摘されやすくもあるので、苦手な頻出ワードあったらさっさと克服しましょう…

「慣れ」が一番怖い

お世話になってます。
土曜コアの渋谷裕輝(しぶやひろき)です。

今回の授業は松田先生の「発声滑舌」

正直に言うとかなり自信ありました。
自分の読みを録音するまでは…

私は一年半ほど前からバーズの滑舌総出場を毎日欠かさず全て読み、なんならもう見なくても完璧に言えるレベルになっていました。最近はもう料理をしながら、掃除をしながらでもさらっとこなせてしまう。もうこの滑舌総出場に関して恐れる部分はないだろうと自負していました。

しかしいざ松田先生からいただいたリンクに書いてあった「ん」の違い、「っ」、長音、拍、母音などを意識した上で改めて滑舌総出場を読んでみたところ全然読めない!びっくりするぐらい何度もつっかえる!

そうなんです。
本当は正しく発音できていない部分やすべっている部分も慣れで徐々に気にならなくなり読めている気になっていたんです!
思わぬ落とし穴にはまり続けているのにまったく気づかない。それどころか勝手に自信をつけていました。

録音したものはそれはもう散々な出来でした…

授業では松田先生から一つ一つアドバイスやご指摘をいただき、

しっかり前に音を飛ばすこと
母音を意識すること
特定の音を飲んでしまっている

などを意識して読んでみた所、苦手意識のあった文言が大分改善されたように感じました。あまりに嬉しくて、感動して思わず「おぉ!」と声が出てしまいました!

次の日からも一つ一つ注意して読むようになり、今までよりも読みが立体的になったように感じ、練習が楽しくなりました。

そして他の方との違いを理解できるように耳も鍛えなければいけませんね。

改善点=伸びしろ
と思っているので改善点がまだまだ山積みの今は一番成長できる時期なのでやり甲斐があって楽しいです!

松田先生ありがとうございました!

一石三鳥

秋16期コアの梅田です。10/19(水)の授業は、松田先生の滑舌講座でした。事前に課題文を何度も録音しては聞き直して、滑舌の甘さが最小限に抑えられたと思われるテイクを提出。聞き直しているうちに、「福祉施設」のような、サ行の音が続く言葉が甘くなりがちだと自覚し始め、試行錯誤しながら多少改善されていくような感覚はありました。

が、実際に松田先生からいただいたアドバイスは、自分では全く気にしていなかったカ行の発音について…! その他の弱点も自覚できていた点は一つもなく、驚きと発見に満ちたものでした。声を聞いただけで舌の状態や軟口蓋の位置まで言い当ててしまうなんて、まるで松田先生の耳には透視能力が備わっているんじゃないかと思えるような(耳で透視って日本語がやや不自然ですが、まさにそんな感じです!)、不思議な感動を覚えました。

そしてもう一つ印象深かったのは、英(米)語の発声とナレーションの発声が似ているということ。私は英語教員なのですが、確かに授業で発音指導をするとき、子音は日本語よりも大げさに明瞭に発音すると英語らしくなるよーと言ったりしていました。腹式呼吸が大事だよー、とも。そうか、それをナレーションに応用すればいいのですね! ナレーションも、母音という確固たる土台の上に、英語っぽさを意識した一つ一つの子音を添えて発音することを心がけていこうと思います! ちなみに、英語話者には促音という概念がなく、それが影響して独特の日本語発話になっていることも「なるほど!」でした。これはぜひとも英語の授業中に豆知識として紹介したくてうずうずしております(紹介してもいいでしょうか…?)。

さらにもう一つ印象深かったのは、しゃくりの正体についてです。普段、放送部顧問として高校生と一緒にアナウンスや朗読の練習をしているのですが、しゃくりがちな子に対して、具体的な練習方法をどう伝えたらよいかずっとわからず、気合いと反復で何とかさせようという申し訳ない状態でした。今回のレッスンで松田先生が教えてくださった「響きの移動」のお話、絶対実践しようと思います! あと、言いにくい言葉は実はその直前でミスしている可能性が高い、ということも、これから意識して生徒の声に耳を傾けます。部活動だけでなく、私自身ももっと「響かせる位置」を考えて読むことで、私の今の課題である「明るい読み」につながっていくかもしれない! はい、光が見えました。

そんなわけで、ナレーターとしてはもちろん、英語教員としても放送部顧問としても学び多き一石三鳥の松田先生レッスンでした。ありがとうございました!

「伝える」って何だ

こんばんは、秋16期モードのMinaです。
昨日は秋晴れ、今日はひんやり。そんな気まぐれな猫のような天気に振り回されるのが、意外と嫌じゃない今日この頃です。

今回の授業は、あおい洋一郎さんの「旬の実技」
情報の原稿をご指導いただきました。

「旬」というよりは本質の話になりますが、
授業全体で一番印象に残っている言葉は「伝える」。
今までの先生方もずっとずっと仰っていて、私も、ずっと難しいと感じて、未だに手探り状態でいることです。

色んな方へのフィードバックで出た あおいさんの言葉をつなぎ合わせると、
「視聴率」を取るために起用される私たちが、「どうしたら(視聴者を)引き込めるか、釘付けに出来るか。そこからすべてを発想する」というメッセージが組み立てられます。

授業でも、原稿の行間に言葉を補いながら、「(そのために)何をどう伝えるのか」を具体的に見える化してくださっていました。

あおいさんが原稿部分をお読みになると、目の前に、視聴者の方 ーー テレビの前でおせんべいを齧る人や、お料理をしながらテレビに耳を傾ける人ーーが見えてくる気がする。
コアにいた時も、アフターであおいさんがモード生と話していらっしゃると、遠くにいても耳が持っていかれていた。あおいさんは、常に「伝え手」なんだなと、感じました。

じゃぁ私は出来るのか!と自身を振り返ると、まだまだ全然。。
きっと今とは比べ物にならないレベルでの深い理解も、色んな引き出しのインプットも、反復練習も必要であろう険しい道です…
けれども、何度もレッスン音声を聞き直して、これを手がかりに、自分の読み方を模索したい。

個別のフィードバックでも、「音の入り方に変化をつけると良い」とアドバイスいただきました。しぶといウィークポイントなのです。。
これもきっと「伝える」が腑に落ちると本質的に変わってくるのだろうと反省しました。

実は私、とある 「あおいさんの大ファン」という方の強い勧めでバースの見学に訪れたのが、受講のきっかけだったのです。
当時は、バーズって華やかな人ばかりいて、自分には向かなさそうだと勝手に思って気が引けていたけれど。この場所での学びは、ナレーターとしても、私という人間にとっても、既にかけがえのないものばかり。勧めて貰って、今ここで学べていることが、本当に有難い。

あおいさんの授業は残り3回。少しでも多くを吸収できるよう、復習と練習を続けます!

秋16期 モード
Mina

発声滑舌の奥深さ…

秋16期コア水曜の佐久間勇人です!
松田先生の「発声滑舌お助け隊」の振り返りをさせていただきます。

今回は母音や長音、促音、撥音やアクセントについて、論理的に知った上で録音を基に1人1人アドバイスをいただきました。

聞けて嬉しかったことの1つが共鳴腔。
鼻腔・口腔・咽頭腔、その使い方によって同じ音程でも高低の聞こえ方が異なり、その響きの移動がアクセント(しゃくり)につながる・・・。

今まで響きの移動という考えがあまりなく、無意識に響きを移動させてしまっていました。
なので、まずは同じ位置で響きを維持できるよう、強く意識しながら練習しようと決心。

そして、自分の響きは咽頭腔に集中していることに気づけました。
その結果、声のこもりや滑舌が全体的に悪く聞こえる原因になっている、と。
なるほど、確かに声が前に出づらいし、なんか暗い響きに聞こえるのはこれか・・・と気づき誕生。

あと、母音の意識も不足していたなと反省。
レッスン冒頭でおっしゃっていた「流れて聞こえる要因に母音の甘さがある」という点も納得。
改めて母音を意識して練習すると、1つ1つの音が粒だって聞こえる。

…いやー、知らなかったことを知るって楽しい!
インプットだけじゃなくアウトプットも一歩一歩頑張ります!

佐久間でした🤓