フラット、それが難しい

おはようございます。
そしてお久しぶりです。
17期春土曜コアクラスの石澤美羽(いしざわみう)です。
最近暑いなとふとカレンダーを見たらもう7月!?墨屋先生の「フラットストレート」の授業から1ヶ月が経とうとしていることに気が付き時の流れの早さに驚いております。前置きはこれくらいで早速振り返ります。

初めに課題原稿をフラットに読んでみようということで各々が思うフラットで読んでいきました。

その後3人グループに別れてそれぞれの読みの特徴などを話し合いました。私はどうやら朝が似合う声との事です!
朝関連で軽やか、爽やかといったキーワードをゲットすることが出来ました。受け取り手が見た(聞いた)自分の印象を知るというのはなかなか面白いものですね。いつかは対極にある夜の重厚感、大人っぽさも出せるようになりたいものです。まあ、二兎追うものは一兎も得ずという先人の教えもあるのでまずは爽やかな読みをものにしたいですね!

そして話し合いを終え、先生からフラットストレートのコツをいくつか教えて頂きました。いくつか紹介します。

その1 ニュースは自分よりも頭がいい人が聞いていると思って話す
その2 大切なのは何がどうしたという情報
その3 感情をのせすぎると視聴者はひいてしまう
その4 上から下を意識する(日本語の自然な音の流れ)

これらを踏まえてもう一度フラットストレートに挑戦しました。皆さん1回目とは明らかに違うストレートな読みが出来ていて成長度合いが凄まじいなと感じました。(一体何目線だという感じですが……)
私も皆さんにおいていかれないよう精進しなくては💦
ではでは、1ヶ月振りの石澤美羽(いしざわみう)でした。

ナレーションのリズム感

 先日時候の挨拶を調べた所、現在は「夏至の候」を使うそうです。それにしても夏の初めってこんな蒸し暑かったですかね?と、日本の四季が心配に思う、春17期水曜コアクラスの工藤茜です。
 今回は6/28松田先生の「ストレートチェック」と、授業前に6人で参加した墨屋先生のグループレッスン「とことんパワフルボイス」での学びを書きたいと思います。

 まずは、墨屋先生の「とことんパワフルボイス」のグループレッスンではカラオケにて、パワフルボイスを手に入れるべく喉に負担を掛けずにできる「肉体改造」を行いました。

 私は過去にも書きましたが地声が低いです。それが自分でも嫌でしたし、養成所の講師やディレクターに高い音で…と指示されることもあり、声を繕うことが続いてナチュラルボイスに辿り着けなくなっていました。ナチュラルボイスを使えるようになりたい!という課題を持ち込み参加しました。

 墨屋先生からの特大助言は「コントラバスに文句言う人なんていないんだから、無理なものは断ればいいのよ。楽器の音と違う音をないものねだりするのは楽器が可哀想。」それと同時に「文頭の出方が弱いので、暗い印象を与え易い。とのご指摘。そちらを改善することで低音でも明るい表現をできるようになるとのこと。

 その後、歌を使ったレッスンでもやはり文頭の立ち上がりが弱く大苦戦でしたが、やらなければいけないことは見えました。

 参加者の皆さんと比較しながらスタッカート癖やスラー癖など、他の癖も知ることができて大変充実した内容でした。

 たくさん呼吸をして活き活きした、墨屋先生とグループメンバーで仲良くバーズへ移動。
 いざ、松田先生のストレートチェック!!

 実は私、先々週コロナに罹患しました。その影響か「中音域が出にくそう」とのご指摘をうけ、少し落ち着いた読みの部分を中心にチェックしていただきました。

 驚くべきことに、ここで言われたことが…前述、墨屋先生のレッスンと全く一緒でした!!
 語頭の立ち上がりが弱いことでリズム感が損なわれているということ。

 そして、クラスメイトの発表と指導内容を聴きながら、耳を鍛え、更に「引きの表現」について考えるきっかけにもなりました。

 こちらも墨屋先生からの「地声=低い=抜いた発声ではない」というご指導を思い出しました。
 抜いた発声はネガティブな印象を与えるが、それが地声ではない。本当の地声は力まずにきちんと楽器を使って奏でるもの。

 すごく深いのですが、本当に大切な内容で、すぐに全部わかって全部できるわけではないのですが、事あるごとに立ち返らなければいけない基礎だと感じました。「日常だから」「音楽だから」「ナレーションだから」と発声を変える必要はなく、全て一種の発声でできることが自然な表現に繋がると学びました。

 後日、アルバイトをしながら、テレビナレーションのシャドウイングをしながら、文頭の音の立上りに気をつけて過ごせました。できているナレーションとそうでない喋りのテンポの違いが歴然として耳が良くなりました!大感動の日々です!!
 毎日少しずつ気付きを増やせるように生きたいと思います。

 松田先生、墨屋先生、クラスの皆さま、ありがとうございました!

6/10の講義とオプション

おはようございます。土曜ブランディングの池田佳那子です。

6/10の学長の講義、大江戸先生のオプションの感想です。

まず学長講義では、ボイスサンプルについて、改めてオリジナリティとは?を考えさせられました。「血の一滴」が大切。考えに考え抜いた良いサンプルには血の一滴が入ってる。オリジナルを出すためには、考え抜く、どう見せるかがとても重要なんだなと思いました。
そして、何度かきいている何でも屋、幕の内では、よくないということ。実際に世の中にある、何でもできるものって、実は使わないよねという例を聞いて、たしかに!と改めて納得できました。テーマやジャンルを絞って集中することは大切だと何度か教えていただいてましたが、サンプルは本当は新作だけじゃなく、一回作ったものを修正していくことも大切ということを、知りました。ついつい、新しい原稿でやりがちだったので、修正を今後していこうと思います。
そして、名刺はすごく重要なんだと改めて認識しました。名刺は相手のものをもらってメールする、そしてメールにリンクをはって、自分のサイトに誘導する。なるほど、営業やってこなかった人間にとって目から鱗でした! もってないときはSNSをきく、とにかく連絡先を獲得することが重要なんだなと感じました。
そして、宿題となっていたキャッチコピー&キャプションですが…もう勝てるのはフランスかOLかしかない、で両方をだしたところ、今どきOLの感性は褒めていただいた?ので、これは使えるのかなと思いました。

講義ごとに発見が多くてまとめきれない……

そして大江戸先生のオプションですが、はりが超苦手なので撃沈…苦手を克服するために参加したのですが、できないことよりできることをやった方がいいとのお言葉をいただきました。
克服だけに頭いっぱいになってたので、出来ることのばすことに、シフトしていこうと思います!でもやりたいこととできること違うんですよね…そこか自分で折り合いつけないとと思いました。

声は添えるだけ。

時間が空きましたが、5/31の墨屋先生「フラットストレート」を振り返りたいと思います。
ナレーションとは何ぞや?と思い続けてきた自分にとって、光を見たような感覚が得られました。まだうまく落とし込めていませんが、ここで一つ文章化したい思います。

まず日本語の基本は「あ」にあり、ということで「あ」から始まる文章を皆読んでいきます。
そしてナチュラルボイスの発声はあくびにあり、ということで、落とした声を練習していき、再度文章読みへ。すると、文章がより素直に耳に入ってきます。
最初に読んだ時はどこか「よく聞かれよう」という意識があり作為のある読みになっていましたが、ナチュラルボイスを目指して読むと「読み方」への意識が薄らぐような感覚がありました。
温泉でぼふぁ〜♨︎となると、もうどうでもよくなる感じに近いのでしょうか…脱力状態→自然体→嘘がない→信じてもらえる、という好循環が生じるのですね。

そして、テレビは何万人もの人に情報届けるメディア。大衆は感情では動かされず、論理的でなければならない、との事。「よく聞かれよう」は論理的ではなく、どう見ても感情的ですね。それは要るわけがありません^^;

ナレーションは何の為に在るのか…少なくとも自分の為ではないので、「自分の為の作為」から脱却していくことが目下の目標となりました。

17期水曜コアクラス堀川輝幸

「女性バラエティセミナー始まる」

春17期ブランディングの勝田香子です。
5回にわたって行われる「女性バラエティセミナー」がスタートしました。
第一回の講師は桐谷蝶々さん「楽しく聞かせる」!

バーズ講師としてレアキャラの蝶々先生。
一人一人読んで、個別にアドバイスをもらいます。
話す声も素敵だし、可愛い…。
すみっコの席でキュンとしながらも、

アドバイスは時にスパッと気持ちよく、蝶々さんの感性に触れられてよかった!というのが感想。
その内容は、
・具体的ではない指示にどうこたえていくか
・緩急のつけ方、
・全部元気に読むと元気に聞こえない、
など表現について、
また、蝶々さんがおそらく当たり前にやっている現場対応が、アドバイスの中に散りばめられていました。
まさに生きた現場の声を聞けたことがとても新鮮でした。

もう一つの魅力はやはり、在校生・卒業生がともに学べるということ。
実際の現場でどうしているか、など先輩方の声をたくさん聞けるのも有難いです。

去年はセミナーの開催がなかったので、私は初参加となります。
貴重な機会を作ってくださった畠山さん、ありがとうございます。
自分がこれをどう生かすかの学び方も含めて、セミナーを楽しみます。

「自分の声を最大限に生かす」

カラオケで、「なぜかこの曲はうまくうたえるな」という自分の持ち歌のような曲はありませんか。

逸見先生のオプション『ウィスパー』で、そのようなたとえをいただき、

とてもイメージしやすくなりました。

好きな曲が必ずしもうまく歌えるとは限らない。
そもそものジャンルはもちろん、リズム、ビート、パッション、言葉の運び方、転換の仕方…
自分がうまく歌える曲を探すように、自分の声を最大限に生かせる原稿を見つける。

自分の魅力を見つけそれを出すのがサンプル。
自分が持っているものを大きめに当てて意図をわかりやすく伝えると素敵なサンプルになる。
ぼやっとではなく具体的な原稿選びが大切。
※この文体、このワード、文字数、体言止めがいいのか、ですます調か…

そもそも今回私は「これは違うかも」という“じゃない方原稿”を持って行きました。
確かにあとで自分の声を聞き直すと、本来の私の声とは違う成分を無理に混ぜようとしている感じでした。
「たんに読みたい」でない理由があったので、思い切ってやってみてよかったです。

自分の声を最大限にいかせるものは何かを考えるよい機会になりました。

逸見先生は一人一人の声の成分、声の魅力と向き合ってくださいます。
それぞれの持ち味を生かそうとするプロデューサー的視点もあるので、
この日も、二巡目は、他メンバーが持ってきた原稿から、
これを読んでみたらと、それぞれがより合うものに近づけてもらいました。

授業を録音したものを聞き返してみると、
逸見先生にめちゃくちゃ長い「えぇ~~~~~~~~~~」と「どうする?」を3回くらい言わせている私、
本当にありがとうございました。
自分にはまる原稿を探します。
ブランディング勝田香子でした。

効果20倍にする方法を手に入れた

春17期ブランディングの勝田香子です。
3週連続の義村学長の授業3コマ目は「メンタル論」。

わたくし、またまた大好物なお話でした。
まず、売れるための17か条にメンタルが大いに関係あるとの話に始まります。
心折れる時は誰にでもある、ネガティブな感情とどう向き合うかの技術から、
練習や本番で効果を20倍にする方法まで…
聞きながら勇気凛凛としてきました。

さっそく教わったポジティブ日誌にトライ。
今日の練習を分析してよかったこと(を絞り出し)、改善点と解決策を書いてみました。
『思考は文字化すると現実化する』(横川裕之著)という本に出会ってここ3年ほど書くのが好きになり、ノートや手帳にあれこれ書いているので、
ナレーションについてもより具体的な書き方がわかってラッキーです!!
もう一つ授業で聞いて考えたのがルーティン。
イチロー選手ばりとまではいきませんが、実際やってみながら調整します。

さて、突然ですが…
「大切な人を5人」あげるとしたら、誰をあげますか。

以前この質問をされたとき、私は、親や息子?夫?友人?…といろいろ考えて書きました。
この時私が言われたのが、「大切な人の中になんで自分を入れないの?」ということ。
自分を“大切な人”に加えてから、メンタルも強くなった気がしています。
今回、義村学長のメンタル論の講義を受けて、このことが私なりにリンクしました。