原稿、磨きたくて

先週は、みなさん大好き堀場さんに『ボイスサンプルの原稿をブラッシュアップする』オプションをしていただきました。
大きな学びが2点。

1つめは、自分が作ったどの原稿も番組内の場面が似ていたということ。企画の趣旨を説明してばかりで、まだ何も起きていない場面を多く選んでいました。これはご指摘いただくまで全く気づけなかった。

2つめは、冒頭の掴みで選んだネタが、自分が思っているより、相手がセンシティブに受け取る可能性がある点。
自分の情報を全く知らない人の耳を掴むには、補足説明が要らないことがとても重要だと学んだ。

「6人のボイスサンプルと向き合う」

春17期ブランディングの勝田香子です。
5/27は堀場先生のオプション『ボイスサンプルブラッシュアップ』を6人で受講しました。
2タイプくらいの原稿を読む気満々でのぞみましたが、そうではなく!
一人一人のボイスサンプルの方向性や見せ方など、細かくアドバイスいただけるとても貴重な機会でした。
自分はもちろん、他のメンバーへのアドバイスもあり、
6人、6つの観点からボイスサンプルと向き合えるのは有難い。
最後まで聞いてもらうための工夫は綿密で、
構成の工夫の仕方やエッセンスの入れ方、曲のこと、映画の30秒CMやYouTubeも参考になる…などなど、かなり実践的でした。

私自身は、これまで録ったボイスサンプルやブランディングの授業を通して、
今回はコンセプトを打ち出したり絞って提案しようと試行錯誤したにも関わらず、
まだまだ「どう読むか」に心がいっていたんだな、と気づくこともできました。
このことは、同じ日に受講した山上さんの授業にもつながるので、
それについてはまた改めて。

もちろん、スタジオバーズのビジネスコースで録るなら、
打合せもあり、その時にたくさんのアドバイスももらえる。
いずれにしても、まずは自分で形にしてみます。
生みの苦しみ、とてもありがたい時間だ♪♪♪

ウラから見るTV

今回のコアクラスは堀場先生の「バラエティの基本」でした。
まずは事前に与えられた課題を1人1人読んでいきます。その後、どのような番組をイメージして読みましたか?という質問に。
深堀していくとまだまだイメージが足りないことを思い知りました。
そして、バラエティの下手に聞こえないコツ3つ。
①頭は強く、お尻は印象強くor強く②文節の頭からお尻に向かって早くなってはいけない(ゆっくりはok)③笑う、疑問系などニュアンスを変化させる。
これが基本で、逆にこの法則を裏切ってみるなど、自在に使いこなせるようにしたいです。

今回何より思い知ったのは、番組を見ているようで、見られていないということ。
同じ番組でもネタが違うことで、求められる狙いが異なり、ナレーションも異なってくる。制作側が見せたいものを、回り込んで見る、という見方をしていかないと、制作側と同列になれず、良い信頼関係を結ぶことは出来ないと思いました。

バラエティ、報道、スポーツと言ったジャンル分け、ではなく、もっと踏み込んだ見方が出来るよう工夫してゆこうと思います。

学びの多い授業を今回もありがとうございました。またよろしくお願いいたしますm(_ _)m

17期コア堀川輝幸

イメージするものは常に番組を想像する自分。

皆さまこんにちは!春17期生土曜コアクラスの菅野翔(すがのかける)です。5/27は、堀場先生のレッスン「バラエティの基本」でした。初めに、事前に頂いた課題原稿をまずは自由に読みました。次に、堀場先生のほうから「具体的な番組を想像すること」、「現時点での自身の強みを出した読みを入れること」そして「ナレーションが上手くなるポイント3選」を教えていただきました。それは、①文頭は強く、文尾は強くまたは印象強くすること。②文節の頭から尾にかけて速く読まないこと。③ニュアンスを変えること(笑顔と疑問はやりやすいとのこと)。以上のことをふまえ、再び読んでみました。私の場合、「低音でおどろおどろしい雰囲気を出せること」が強みだと思い、原稿の前半後半で落差が出るよう取り入れてみました。すると、堀場先生から「方向性と前半後半でニュアンスの変化が見られた」点は評価して頂いたのですが、「イメージしている番組が抽象的だった」とご指摘頂きました。また、単純に「現状長文が一息で読めていないので、それなら2つに区切って読んだ方が良い」「1つの文節の中央部分を立ててしまっていて、下手に聞こえやすい」とのアドバイスも頂きました。これらに関しては、他の皆さんの読みを聞いて、ようやく理解できました。確かに流暢に読めていたり、具体的な番組名や放送日時や時間帯、さらには担当されているナレーターの方のお名前まで想像できていらっしゃいました。これについてはとにかく、色んなジャンルの番組を見たり、調べたりしていわゆる「引き出しを増やす」しかないと思いました。今回のレッスンを通して、それぞれの現状ある個性を生かした読みの提案をしてくださり且つ目の前で実践していただけて想像しやすかったと感じており、私なりに現状の自身の強みを認識できたと思っております。今後も、試行錯誤して新たな強みが発見できたらと願っております。

5/27堀場先生オプション『ボイスサンプルブラッシュアッ プ』

今回、堀場亮佑先生に
『ボイスサンプルブラッシュアップ』
のオプションレッスンをご依頼しました。

・参加者が各々ボイスサンプル原稿のたたき台を持参
・1人ずつ、アドバイスなどコメントを頂く

といった形式です。
プレイより、ボイスサンプル原稿自体をより練る事に特化したレッスンです。

それぞれ作りたいサンプルの目的、構成など様々。対して、堀場先生のコメントを自分自身はもちろん、参加人数分聞けた事が特に良かったです。

スタジオバーズのビジネスコースでの打ち合わせの際は、当たり前ですが、話は自分の原稿の事だけになります。
今回のように、堀場先生から複数人へのアイデアを一度に聞ける事で『今回はそこを目的に設定していない、その構成は考えていないが、いずれ向き合った際の発想』への蓄えになり、自身の視野を広げる事にもなりました。

堀場先生には大変お忙しい中、事前に原稿を見て下さったり、当日は1人1人へ丁寧に選んだ言葉など、沢山のプレゼントを頂きました。今回得たものを早く形にしてボイスサンプル収録したい、とモチベーションも更に上がっています。

思う人に届くサンプル、作ります!
堀場先生ありがとうございました!!

知りたかったバラエティの「基本」

おはようございます。17期コア土曜クラスの宇那明莉です。初ブログを書かせていただきます。さて、今回のレッスンは堀場さんによる「バラエティの基本」です。実はバーズに入る前からこのレッスンをとても受けたかったのです。なぜならば自分は今までバラエティに関する学びをしたことがなかったから。だから想像することはできても具体的に最前線のプレイヤーの技法や考えを浴びる機会が欲しかった。すぐ近くで肌で感じる距離にいることで知れることは多いと個人的には思います。待ち望んでいたテーマです。

さてさて、そんな個人的な感情は置いておきましてレッスンはスタートです。
「僕のレッスンではバラエティのベタを教えます」とのこと。ベタとは基本、セオリー、ここを押さえておけばとりあえずうまく聞こえるコツのようなもの。ですがもちろんそれだけでは足りない。反対に考えれば一番大切な土台の基礎を教えてもらえるということ。
建物を建てるには何よりも土台をしっかり作らなければなりません。土台が雑ならばその上にどんなに素晴らしい建物を建てても有事の際に簡単に崩落するが持論。そしてなにより知ってるのと知らないのとじゃメンタル的な安定にも違いが出る(少なくとも私はそういう許可証や免罪符的な後押しがあれば内面の支えのひとつになる)かと。
まさにそこ聞きたかった!と思っていた内容でした。

さてさて次は実践、原稿読みです。
まずは何も教わっていない状態でそれぞれ持ってきたもので読みます。そして教えを経てから再度読み。
当然ですが皆さん1回目と2回目では全く違います。
それに「どんな番組のどんなシーンか具体的にイメージして」喋るのですが、これが個人差があっておもしろい。何より自分が思いつく番組と皆さんが思いつく番組の違い、自由に番組をイメージしているのですからそれぞれ違って当たり前なのですが、こうして皆さんのを聞くと思いつくものが違うということがとても面白く感じられました。人数がいるからこそ、そういうのもあるのか、って気付きにもなりますし想像を広げることにもなります。それは個人の嗜好であったり日々のミラーリングの結果であったりもしかしたら苦手にトライしてる人もいるかもしれません。なぜその人がそれを選んだかまで考えるととても楽しいだろうと思います。
自分に関しても具体的に想像して実践してみることで自分に足りないものを再認識する良い機会にもなりました。
いわれたこと全部取り入れて実践!とかっこよくいけたらいいのですが、教えを経てからすぐ実践で問われるのはスピード感。これをサラッと何事もなくできるのが当然なのですが、しょ、処理能力が足りない…ッ!?結果必要分よりも多く息が出てしまって短い文章なのに噛んでしまったのが悔しかったです。勢いに振り回されない息のコントロール力をもっと強化しなければ。はい、土台がまだまだ甘いことが浮き彫りになりましたね?弱いところコンクリートでちゃんと固めましょうね?大切ですよ基礎工事は。

あと、レッスン中に堀場さんがちょくちょく挟んでくれたボイスサンプル制作時にはこうするといいというポイントもとても勉強になりました。実際の番組の時は映像があるけれどボイスサンプルには映像がないので、より意図を明確にする大切さ。言葉にされると当然のことだな!と思わせられることをきちんと言語化して伝えてくださる優しさと心遣いに感謝いたします。

冒頭で勝負を決めろ

おはようございます。春17期コアの北村です。

今回は堀場先生の「バラエティの基本」を振り返ります。

ボイスサンプルは映像がない分、「自分がこういう番組を読むなら」と、具体的なアピールをする必要があるとのこと。そのためにも、これからは原稿を読むときに「どんな番組を意識して読むか」をできるだけ具体的にしてから臨んでくださいという金言からスタートしました。

それから、レッスンも後半に差し掛かってきたころに、堀場先生からこのような話がありました。「私はナレーションのベタを教えますので、実践すればナレーションがうまくなるかもしれませんが、選ばれるためにはプラスアルファの要素が必要です」と。私自身、今までのナレーター人生の中でどうしても講師から言われたことしか実践できなかったり、基礎の部分だけをしっかりやってしまって声は聞きやすいのに抑揚がなかったりで、なんだかもったいないと言われ続けてきたので、改めて心に突き刺さる言葉でした。

ナレーションは職人芸ですから、教われることには限界がありますし、それ以外は盗むこと(ミラーリング)をして、最終的には自分で生み出すしかないんですよね。

肝心の原稿読みでは、基本的な部分は良いので冒頭から癖強めにいってみたらどうかというアドバイスをいただきました。今季の課題は、どうしてもナレーションの最初は無難に守りに入ってしまうという弱点を克服すべく、冒頭で勝負を決める気持ちで臨むこと、冒頭に特化したスキルをミラーリングして習得することなのかもしれません。

そこが良くなればバランスも整う気がしています。

さて、次回は6月。このままだとあっという間に9月になってしまうので、この波に取り残されないように引き続き頑張ります。

それでは、本日も笑顔120%な1日を。