「自分の声を最大限に生かす」

カラオケで、「なぜかこの曲はうまくうたえるな」という自分の持ち歌のような曲はありませんか。

逸見先生のオプション『ウィスパー』で、そのようなたとえをいただき、

とてもイメージしやすくなりました。

好きな曲が必ずしもうまく歌えるとは限らない。
そもそものジャンルはもちろん、リズム、ビート、パッション、言葉の運び方、転換の仕方…
自分がうまく歌える曲を探すように、自分の声を最大限に生かせる原稿を見つける。

自分の魅力を見つけそれを出すのがサンプル。
自分が持っているものを大きめに当てて意図をわかりやすく伝えると素敵なサンプルになる。
ぼやっとではなく具体的な原稿選びが大切。
※この文体、このワード、文字数、体言止めがいいのか、ですます調か…

そもそも今回私は「これは違うかも」という“じゃない方原稿”を持って行きました。
確かにあとで自分の声を聞き直すと、本来の私の声とは違う成分を無理に混ぜようとしている感じでした。
「たんに読みたい」でない理由があったので、思い切ってやってみてよかったです。

自分の声を最大限にいかせるものは何かを考えるよい機会になりました。

逸見先生は一人一人の声の成分、声の魅力と向き合ってくださいます。
それぞれの持ち味を生かそうとするプロデューサー的視点もあるので、
この日も、二巡目は、他メンバーが持ってきた原稿から、
これを読んでみたらと、それぞれがより合うものに近づけてもらいました。

授業を録音したものを聞き返してみると、
逸見先生にめちゃくちゃ長い「えぇ~~~~~~~~~~」と「どうする?」を3回くらい言わせている私、
本当にありがとうございました。
自分にはまる原稿を探します。
ブランディング勝田香子でした。