鈴木省吾先生『CMの立ち位置』を受講して – Mina

こんばんは。春16期コアのMinaです。
水曜クラスの皆さんは、最後のレッスンが終わった頃でしょうか。
今回は、鈴木省吾先生の「CMの立ち位置」
いくつかのCM課題のうち、一つを選んで挑戦!

私は、高級車のCMを選びました。男性が起用されそうな内容です。
けれど、女性を起用する意義を作ってみたくて、
「私を隣に乗せられる貴方が素敵」
というコンセプトで、隣で運転する男性に語りかけるイメージで読んでみました。

ですが、いざ挑戦してみると、中々難しい…

多くのアドバイスとともに、先生のリズムで読むことにも挑戦。
すると、人のペースに必死に食らいつこうともがく中で、「素の私」に近い表現が引き出されます…
「危うげで魅力的な表現」と先生が仰いましたが、何とも言えない不思議な体験でした。

また、先生が少しお手本を見せてくださる場面もありました。
先生が読むと、言葉が生きている。
心の内側から発しているように聞こえ、先生ご自身の言葉として心に刺さります。
渋くて、格好良くて、でもどこかチャーミングでもあって。そんな人の言葉なのです。

いつかこんな表現が出来るようになりたい。

レッスンを受け強く感じたのは、技術のみを磨けば良いというものではなく、自分自身をも魅力的に磨いていかなければならないのだということ。

振り返れば、今までご指導くださった先生方は、どの方もそれぞれの魅力で溢れている。
そしてそれが、巡り巡って表現にも反映されていくのでしょうか。

今、「素の私」には何が残るだろう。
長い道のりですが、魅力的な表現者になれるよう、試行錯誤し続けようと思います。

貴重な経験をありがとうございました。

春16期コア Mina

さんぽ

春16期コアクラスの本多です!

自分はちゃんと成長できているのか分からなくなる日があります。
3歩進んでまた3歩戻ってるような気になる日があります。
そんなこと思うのも烏滸がましいくらい、まだまだ頑張れていないと感じています。
でも成長できたかは、もう少し時間が経ってから分かることかも知れません。
あぁ~頑張れ自分。頑張るしか。

先日は鈴木先生による「CMの立ち位置」の授業でした🧸
何種類かある原稿の中から1つ選んだものを読み、講評いただきました。

読む順番が挙手制の時は、自信の有無関係なくとりあえず手を挙げるので、今回も1番目に読ませていただきました。
先生と椅子を向かい合わせに座って読む、いつもとは違う独特の空間にドキドキしましたが、貴重な時間でした。

私は資生堂のCM原稿を読みましたが、ちょっと、いやかなり力んでしまい
「美しさに、答えはあるか💄✨」という文言が完全に
「そこに愛はあるんか😠??」(大地真央さんボイス)のテンションで口から出てしまいました。。なんで~。
いの一番に挙手した自分の所に戻って、「一旦落ち着こうか」と言ってやりたい。

「緊張する環境だと思うけど、自分の今出せる最大限の読みをしてくれないと、アドバイスできないよ」
そうですよね…とその後も読み直しますが、うまくいってなかったと思います。
今思い返すと自分が思う資生堂CMの理想像に過剰に寄せたく、無理に低いトーンを出そう出そうとしていました。
ボイトレをして気づきましたが、自分が出しやすい声は、多分もう少し高い所にありました。
(あぁ、言い訳がましい恥ずかしい。。)

多分癖なのですが、自分の口から思った感じの声が出なかった瞬間、「あぁ~違うなぁ~」と
めちゃくちゃ雑念が入ってしまうのを今回見抜かれまして、こんなアドバイスをいただきました。
原稿を読んでいる以上自分の言葉ではないのだからそうなるのはある種当たり前。それでも曲げない。
例えば雑念が4割入ってきたとしても、残りの6割を信じて読み続ければいつの間にか雑念の割合が減っていくから。
戦い方は人それぞれだけど、雑念と戦っていきながら読むしかない。
肝に銘じます…!!

後は「”その気”になって読む」ということ。
上記した通り、自分の言葉ではないものを読むにあたってとても大切なことですよね。
普段から当たり前のように心掛けないといけない部分ですが、今回特にそう感じました。

色々ご指導を受けて、マンツーマンの時間が終わりそうな頃にやっとスタートラインに立てた感触がありました。
CMの読みも、もっともっと研究していかないといけないと強く思いました。。

次回は最後の1コマです、あっという間ですね…😭!

来週もよろしくお願いします¨̮♡
本多桃子

8/31、9/7レッスン

おはようございます。水曜コアの池田佳那子です。
今回は8/31藤本先生の情報の多様性の授業と9/7鈴木先生のCMの立ち位置の授業の感想をお伝えします。

8/31は、自分が数日前に体調崩し、咳がとまらない状態になったので聴講のみのつもりで聞いていました。結局やりたくなって複数ある原稿のうちスポーツだけ読ませていただいたのですが…もっとスポーツをやりたいなら女性のスポーツ読んでる人を研究してくださいとのアドバイスをいただきました。 本来であれば様々な原稿を読んでみる授業だったので全てできなかったのは残念ですが、まだまだ研究が足りないことがわかったので、引き続き研究しようと思います。

9/7の鈴木先生の授業では、前回のコアでいまいち掴めていなかったものが、なんとなく掴めたような気がしました。その時の感覚、呼吸を意識するのは自分の無意識の間ができていて、間を無理やり詰めて一回読んでみた時にすごくやりにくかったので、あ、このことかな?と思いました。自分の出した言葉の空気感で続けていく感覚?のような気がしたのですが……言葉ではすごく説明しづらいのです……

明日はラストの授業なので、コアの授業、楽しみたいと思います!

お嬢、CMの立ち位置と評価メール

夏の曲を秋に聴くのが好きです。お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

9月最初のコアクラスの講師は鈴木省吾先生
「CMの立ち位置」の授業でした。

春期後半にして、お初の省吾先生
CMの授業も珍しいので、課題でいただいた原稿を見てウキウキしていました。

そんな今回の授業で省吾先生は
一人ひとりのプレイに対してまずは耳をすまし
そして原稿への思い込みを剥がすように、繰り返し繰り返し読みに挑戦させてくれました。

お嬢は《言葉を細かく分け、省吾先生からのキューで全てを読む》ということをしてもらいました。

最初は一気に読みたくなってしまったり、自分の間で読みたくなったりしていたのが何回か繰り返すと堪えられるようになってきて
しかもグッと集中することによって「商品名はこう読む」みたいな事を考えることも無くなったり。びっくり。剥がれるんですね思い込みって。。。

とても濃い時間でした。

そして、おそらく授業中に届いていたであろうバーズからの次期推薦コースと評価のメール

授業後に「どうだった〜??」「こう書いてあった…!」と生徒間で盛り上がりました^^

お嬢は「絶対に今見ない!!!」と謎の頑固さを見せ

でも皆の評価は気になるからちゃっかり会話には参加してw
帰りの電車で一人になった瞬間にメールを開きました///

次期バーズに通う皆様、同じクラスになったら仲良くしてくださいね〜!
そして今同じクラスの皆様、ラスト1コマ!最後まで仲良くしてくださいね〜!!

以上、お嬢こと前田幸でした!

オーディションという名の戦場

春16期ブランディングの梅田です。9/3(土)はマネージャー視点の授業でした。オーディション場面を設定し、自己紹介した後で初見の原稿を一人ずつ読んでいくというものです。zoom参加でしたが、入室した瞬間に、いつも以上にただならぬ緊迫感が漂っているのが画面越しにひしひしと伝わってきました(対面だったら息ができなかったかもしれない)。とは言え、この極度の緊張を乗り越えて、あるいはそれを楽しみながら、学長とマネージャー陣全員を前に読めるという経験は、この上なく贅沢な時間でもあります。

すべて終了した後で投票が行われ、いただいたコメントの数々は、自分への言葉でなくても、突き刺さるものばかり。自分に与えられるごく限られた時間の中で、いかに変化に富んだ表現を示せるか。無難な上手さより強烈な色味。場合によっては「ぱっと見」が決め手になることも。私個人としては、声質やニュアンスの乗せ方についてはお褒めの言葉をいただき(冷静におっしゃるのがまた嬉しさを倍増させる、と思うのは私だけでしょうか)、ストレート表現のスピード感がチグハグであるとご指摘を受けました。なるほど、緩急を意識しすぎてコントロール不能になっていたのだな、と実感。さじ加減を鍛え直します! 

そして、この日ほかに印象深かったのは、スペシャルゲストとしていらっしゃった卒業生の方々でした。自己紹介からしてキャッチーで、読みに関しても、きっと「他の読み手がこうだから、じゃあ自分はこれでいってみよう」といったような瞬発力や即興力を感じました。オーディションは「相対評価」。この言葉の意味・・・! 自分がどう表現するかということに加え、他と差別化するための選択肢を常にいくつか持っていて、ライバルの読みを聞いた後で、どう表現すべきか、どの技を繰り出すか決めていくような、周囲を見渡せる「余裕」がそこにはありました。すごい、の一言。良きものを見せていただきありがとうございました。

ちなみにこの授業の直後、SNSを通じて声をかけてくださる方がいて、私も人生初めてのオーディションに挑戦しました。事前に読みを録音して参加する形式ではあったものの、せっかくなので学んだことを書いておきます。

(1) おそるおそる始めたSNSの威力。チャンスが一気に広がったような気がする。いつか目黒先生が「SNSは存在証明」とおっしゃっていたけれど、その通りだなと思った。私、ここにいますよー、と何気なく発信するだけでも、見ていてくれる人が、いた!

(2) 最低でもボイスサンプル以上のクオリティーを出せるようにしておくこと。「ボイスサンプルにあった〇〇のような雰囲気でお願いします」とリクエストがきたので、その時の自分のボイスサンプルを完コピしてから録音する、という謎の行為に走る。実力120%のテイクがボイスサンプルなのだが、一度作ったからには自由自在にその表現を取り出せるようにしておきたい。

(3) バーズの存在の大きさ。ベストなものを提出するにあたり、自分の読みに自分でゴーサインを出す難しさを痛感した。日頃、先生方のアドバイスで喜んだり、安心したり、危機感を覚えたりできるありがたみを忘れないこと。独り立ちへの道のり長し。

結局そのオーディションで選ばれることはありませんでしたが、それでもスタートラインに片足だけ立てたような、立てていないような、実り多き機会となりました。深夜に及ぶ録音で、翌日しっかり吹き出物が2つできていて、体調管理の重要性も思い知ったのでした。

ブランディングの授業も残すところあと1回。名残惜しいです。

長すぎるこの文章を最後まで読んでくださったあなたは、とても辛抱強い方ですね。心より感謝申し上げます。

突出した才能がなくても

今期のモードクラスも来週で最後、わたしはバーズのクラスをひと回りしたことになります。永井瑠梨です。

最後にやってきた2週連続ドキュメント回。逸見さんの「ソフトドキュメント」では鏡の前のファッションショーみたいに音とリズムの馴染ませ方に悩み、高川さんの「ハードドキュメント」では役者的アプローチを実践。講師おふたりのナレーションの捉え方の違いが大きなヒントになりました。

日々気持ちの浮き沈みはあったけど、サボらず腐らずバーズに通ってよかった。自分らしい読みって何だろう?🥺💕とか考えても結局わからないので、一生懸命ナレーションに向き合うことに集中した。レッスン後のひとり反省会、議題はいつも「今日は勝負できたのかできなかったのか」だった。節目を迎えて思うことは、また17か条に立ち返る時だなということです。とはいえ今期はまだ1週残ってるし、あと1期通いますので、わたしには伸びしろしかありません❣️

良い加減のいい加減さ

"守"から"破"へ。これまで何度かブログで言及しておりますが、
これが2回目のモードを受講するにあたっての自分の課題であり目標です。

コピーや型、緩急高低強弱といったセオリックな技術を"守"とするならば、
飾ったり作ったりせず自分のナチュラルな読みや、「毒」などによる遊びやメリハリを追求していくのが"破"だと感じています。
そしてその行動が自分の強みにも繋がっていくと。

その点逸見さんの授業は正に"破"に寄った授業と言えます。 
前回はそんな逸見さんの集大成と言えるラストレッスン「ソフトドキュメント」の授業でした。

「ドキュメント」と言うジャンルは必ずしも滑舌良く明確に読めれば良いと言うものでもありません。
映像の力が強いのでナレーションが立ち過ぎると馴染まなくなってしまう事があります。
時にはあえて滑舌を崩す事も一つのやり方だと逸見さんは仰ります。

今期、明確に目標として設定していたためか、比較的前回のモードよりはナチュラルな読みが出来るようになってきたと思います。

そこは認めていただいた上で逸見さんからは、
まだ細かいところを計算している所がある。それらを一旦取っ払ってもっとざっくりやって良い。
余計な頭は使わず今一番ベストな声を出せたらOK!そのくらいの心持ちでいいじゃないかと言うお言葉をいただきました。

確かにナチュラルとはそう言うものです。
目指すは意識的有能よりも無意識的有能!
正に逸見イズムです!

技術だけでなくマインド面でもためになるお言葉でしたm(_ _)m

この二年間逸見さんには自分の一番の課題となる部分を優しく、時には毒っけたっぷりに、楽しく教えていただきました!笑

これからも逸見イズムのマインドを胸にやっていきたいと思います。
逸見さんありがとうございました!

モード久保多聞