ザッツエンタテイメント!

今週のコアクラスは藤本先生の「バラエティチェック」でした。大江戸さん、小坂さんの音源のミラーリングを発表し、先生にコメントを頂きます。
課題が与えられたのは遡るところ約2か月前、やっては空けて、やっては空けて、大江戸さんのテンポ感を落とし込んだつもりでしたが、見事日本刀でスパッと真っ二つに…。あまりに切れ味鋭いのでその後無事にくっつきました。

「ボイスサンプルの時は生き生きと聞こえたのに、授業の時はその感じを聞いたことがない」とのコメントを頂き、これについては響くものがあり、この数日考えてみました。

これは授業においての、エンタメ精神の欠如だろうと思います。エンタメの根本が「人に楽しみを与える」だとすると、授業では「業を授かる」貰い手の意識が先陣を切っていたんだと思うのです。

「表現を試みるとマイナス1次元になる」という言葉を思い出しました。目の前の風景を表現しようと絵に書くと3次元が2次元になるという話です。それを3次元のままで表現するにはプラス1次元する「何か」が必要で、このミラーリングにおいてはそれはエンタメ精神だろうと。

大江戸さんと小坂さんのプレイにも根本には当然「人を楽しませる」ギブの精神があり、それがあるからこその読みの生理や工夫なのに、その精神無くしてミラーリングを行っても、マイナス1次元となり完コピからは程遠いところになるのは当然だと。

エンタメ精神なくして何のためにナレーションの世界に踏み込んだんだ、と自分に怒りが湧いてきます。
レッツエンタテイメント!

17期コアクラス水曜 堀川輝幸

逸見先生オプション

おはようございます。土曜ブランディングの池田です。連投です。
今回はバーズお休みの週、6/24に逸見先生のオプションの感想です。

こちらのオプションではウィスパーをテーマにはしていますが、それぞれの目指す音を明確にして取り組みました。そのため、逸見先生が用意してくださった原稿もありつつ、自分でやりたい原稿を持ってきてやることもでき、私は以前逸見先生がやっていたスポーツの原稿にチャレンジしました。 逸見先生が出していた、チャレンジしていた原稿の前半部分、スポーツ原稿のウィスパー、語尾の部分特に意識してとチャレンジしたのですが…
チャレンジ結果は、実力が全然足りていないのと、そもそも自分には合っておらず……こう読みたい、こう表現したいにまだまだ体がついていってませんでした。力を抜いているはずが、力みました。
そこで、アドバイスいただきまして、スポーツの原稿を再チャレンジと、合いそうな別の原稿に挑戦。勝田さんが用意していたCMの原稿も読んでみました。楽にだす、ナチュラルに、を意識したところ…そっちの方がいい音をだすことができました。
自分でナレーションしている時は、本当にこの音でいいのだろうか?すごく楽に、無の感情でやっているのだが…と思いつつでしたが、録音してるものをききなおしまして、これが自分の1番楽な、ベースで自然な音だと実感できました。 自分で言うのもあれですが、無理してる感なく自然に聞くことができるなと感じました。
練習してるときに、録音しては聞き直してをやってて、どこか自分で感じてたのは、嘘っぽさ、頑張ってる感、無理してる感、出来てない、出来ないという実感。 オプションの時に録音したものを何度も聞きなおして、この自然に聞こえた音をナレーションで使えるものにしていきたいです。
…何度もそれを再現するのはまたなぜか難しい…一回自分でやったことなのに…!

そして、ほかのメンバーの読みを聞いて、その人らしさの読み、やっぱりひとりひとり個性があって、音も違って、テンポも違って。その人らしさが出る音っていい響きするな、と聞いていて感じました。 その人の個性があるいい音、そして自分の1番いい音を見つけることができ、大きな収穫がありました!
逸見先生、オプションの開催、そして的確なアドバイス、ありがとうございました!

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6/17学長の講義

おはようございます。土曜ブランディングの池田です。
気づけばもう7月ですが、今回は6月最後の講義の感想を書きます。

6/17は学長のメンタル論でした。

特に私が印象に残って、考えを改めて実践しようと思ったのが、「イメージを明確に持つこと」です。
イメージが大事、イメージはできていると思っていましたが…
実験でミッキーマウスの絵を描いてみて、あんなに何度も見ていたのに上手く描けず…
いかに自分が周りのものをぼんやりと見ていたんだ、どうりでイメージもぼんやりするわけだ、と実感しました。
練習する際も、ナレーションをしている場所、空気、周りの人の表情、音、匂い、それらを明確にイメージして練習していこうと思います。

そしてポジティブになることの大切さ。これが私には難題でして。
いつからなのか、ネガティブになりがちな思考な私ですが、そもそもそれが運を逃してるのでは?とお話を聞いて感じました。
自分に自信がない、それは裏返すと自分で自分の選択をきちんと出来ていないのではないか??
だんだん自分なんなのさ、自立できてないじゃないか、と思い知りました。

ブランディングを受け始めてから、自分はどう生きていきたいのか、何をしていきたいのか、どんなナレーターになりたいのか、どんなナレーションの仕事をしたいのか。 細かく細かく、突き詰めていかなければ、どんどん考えていかなければ。

ブランディングは発見、そしてはっとさせられることの連続です。

ストレートとバラエティで大違い!ミラーリングチェック

 最近、「蝉声」の読み方と意味が二通りあるのを初めて知りました。春17期水曜コアクラスの工藤茜です。

 今回は7/5藤本先生の「バラエティチェック」の授業の学びを書きます!
※大体ネタバレなので土曜クラスの方はご注意ください。

 およそ1ヶ月前に共有された1分間のバラエティ番組動画から女性は小坂由里子先生、男性は大江戸よし々先生をミラーリングする課題のチェックでした。

 小坂先生のナレーション、カネオくんなんて大好きですが、いざミラーリングするとなると。上咽頭に入れられなくて大苦戦。

 なぜ入らないのか、先週に引続き喉の調子なのか、こんなに下手だったか…いや、前より入らないのは何故だ?と色々考えつつ。
 もうできないものは仕方ない!聴いたし考えたけど私のペースでできることしかできないのだから、せめて先週指摘されたことですぐに直せる課題だけでも絶対にクリアする!と開き直って授業に望みました。(先生、すみません)

 そして、案の定「全然小坂さんじゃない!だめぇ!」と言われました。
 音程の狭さについては今回もご指摘を受けました。が、音の立上りについてはまた違う方向から助言をいただきました。「準備ができていない」から後で押してしまうのではないかと。

 そこで、クラスの皆さんのミラーリングを聴きながら、先生の仰ったことを考察。

 私もそうですが、目立った音の変化や目立った表現の変化を拾えた所だけを真似るから、一貫性がなく、生理的に納得できていないまま「やらなきゃいけないからやる」ので成り立たない。

 前回はストレートナレーションだったので、読み手の意図を入れすぎるのはお節介。成約の中で入れられるニュアンスを入れるテクニックという印象でした。しかし、今回のバラエティは、読み手の意図も必要だったんだぁ!!!!と特大の勘違いポイントに気がついてスカッとしました。

 ストレートよりもバラエティの方が「何でここでこうするのか」をよーく考えて、結構しっかり出している。そのためには構成や意図を準備して臨まないと探りながら後から押すということがわかりました。

 更に、途中で小坂先生が何故ファルセットで強調をされるのかということについて。藤本先生の調査によると「強い音が出ないのでファルセットで強調している」とのこと。

 「強い声が出ない」とはどういうことなのか…考えながら一日過ごしていましたが、確かに、大人しい発声にするとファルセットと地声の行来はできる事に気が付きました。

 ということは、私が「強過ぎた」というのが一つの敗因。先週から1週間、発声改善の猛特訓をしましたし、そもそもバーズ入学前より圧倒的に呼吸量が増えているのです。今までより呼吸が強くなりなり、コントロール不良で上咽頭に入らないのかも…と反省。そして、恐らく腹の支えでしっかり息のコントロールができれば、ファルセットも乗りこなせる?と。ボイストレーニングに申し込みポチリ。乞うご期待。

 余談ですが、先週の墨屋先生の呼吸筋トレーニング…楽しくてジャンジャンやっていたんです。そうしたら、4日目くらいに息ができないくらい筋肉痛になりました…。色々ツッコまないでください…。

 藤本先生、クラスの皆さま、ありがとうございました!

リズム=アクセント+引く表現+etc…

 春17期コア土曜クラスの『ミニ四COOL担当』と、名乗れるようになりたい、桜井勇輝です!

 キャッチコピー、ずっと考えていたんですが思い浮かばなくて…ですが出していかないと合ってるも合ってないも言えないので、ダサかろうが出していこうと思います。ミニ四駆のように楽しくアツく×でも表面上は格好良く生きたい!という欲望まみれのキャッチコピーの桜井です、よろしくお願いします!!

 さて、恐い話をします…。7月に入りました。つまり2023年の半分が過ぎ、バーズに入ってもう3ヶ月も過ぎてしまいました…コアクラスのレッスンを、もう、半分も、受けたらしいです…。

嘘だと言ってほしい…こんなに毎回課題が見つかるのに、クリア出来るようになっているのか自分ではまだ分からないままなのに、もう半分です…。

恐すぎて現実を直視出来ないですが、昨日受けた松田先生のレッスンを振り返りたいと思います。

 松田先生から前回5月のレッスン時にナレーションの「ミラーリング」を出来るように、と課題が出ておりまして今日はそのチェックをしていただきました。私が指摘されたこととして、とても早口、という点とリズムが良くない、と挙げていただきました。

 リズム、と一口に言っても、なかなか言語化が難しいですが、単語の頭にアクセントを置く。それ以外は引く表現(音を前に出し過ぎずに後ろの方に出すイメージ)にする。…自分で書いていて思いますが、文字で羅列しても伝わらない…!!

 私も、松田先生に指摘していただいた点に注意しつつやってみたのですが、仰っていることは分かるのに全然うまく出来ず、どんどんゲシュタルト崩壊状態に…。ですが「リズム」を習った状態でミラーリングのお手本を聴くと、確かにそう聴こえるんです。

 自分でミラーリングの練習をしている時は、音の高低や全体の流れや表情の表現など今まで習ってきたことをなるべく掬い上げようとしていたつもりだったのですが、「リズム」という概念には気付けていなかった…ミラーリング奥が深いですね、沼です…。松田先生、ありがとうございました!

 さて来週もミラーリングの課題が出ています、やらねばならないことがいっぱいです…。

まずはとっ散らかってゲシュタルト崩壊したところから組み立て直していきたいと思います。

 ナレーションに必要な部品一つ一つを磨いて組み上げていく作業はミニ四駆を組み立てているみたいで、大変だけど楽しい!…と、解らない人にはわからないテンションのまま失礼します、『ミニ四COOL担当』桜井勇輝でした!

フラット、それが難しい

おはようございます。
そしてお久しぶりです。
17期春土曜コアクラスの石澤美羽(いしざわみう)です。
最近暑いなとふとカレンダーを見たらもう7月!?墨屋先生の「フラットストレート」の授業から1ヶ月が経とうとしていることに気が付き時の流れの早さに驚いております。前置きはこれくらいで早速振り返ります。

初めに課題原稿をフラットに読んでみようということで各々が思うフラットで読んでいきました。

その後3人グループに別れてそれぞれの読みの特徴などを話し合いました。私はどうやら朝が似合う声との事です!
朝関連で軽やか、爽やかといったキーワードをゲットすることが出来ました。受け取り手が見た(聞いた)自分の印象を知るというのはなかなか面白いものですね。いつかは対極にある夜の重厚感、大人っぽさも出せるようになりたいものです。まあ、二兎追うものは一兎も得ずという先人の教えもあるのでまずは爽やかな読みをものにしたいですね!

そして話し合いを終え、先生からフラットストレートのコツをいくつか教えて頂きました。いくつか紹介します。

その1 ニュースは自分よりも頭がいい人が聞いていると思って話す
その2 大切なのは何がどうしたという情報
その3 感情をのせすぎると視聴者はひいてしまう
その4 上から下を意識する(日本語の自然な音の流れ)

これらを踏まえてもう一度フラットストレートに挑戦しました。皆さん1回目とは明らかに違うストレートな読みが出来ていて成長度合いが凄まじいなと感じました。(一体何目線だという感じですが……)
私も皆さんにおいていかれないよう精進しなくては💦
ではでは、1ヶ月振りの石澤美羽(いしざわみう)でした。

ナレーションのリズム感

 先日時候の挨拶を調べた所、現在は「夏至の候」を使うそうです。それにしても夏の初めってこんな蒸し暑かったですかね?と、日本の四季が心配に思う、春17期水曜コアクラスの工藤茜です。
 今回は6/28松田先生の「ストレートチェック」と、授業前に6人で参加した墨屋先生のグループレッスン「とことんパワフルボイス」での学びを書きたいと思います。

 まずは、墨屋先生の「とことんパワフルボイス」のグループレッスンではカラオケにて、パワフルボイスを手に入れるべく喉に負担を掛けずにできる「肉体改造」を行いました。

 私は過去にも書きましたが地声が低いです。それが自分でも嫌でしたし、養成所の講師やディレクターに高い音で…と指示されることもあり、声を繕うことが続いてナチュラルボイスに辿り着けなくなっていました。ナチュラルボイスを使えるようになりたい!という課題を持ち込み参加しました。

 墨屋先生からの特大助言は「コントラバスに文句言う人なんていないんだから、無理なものは断ればいいのよ。楽器の音と違う音をないものねだりするのは楽器が可哀想。」それと同時に「文頭の出方が弱いので、暗い印象を与え易い。とのご指摘。そちらを改善することで低音でも明るい表現をできるようになるとのこと。

 その後、歌を使ったレッスンでもやはり文頭の立ち上がりが弱く大苦戦でしたが、やらなければいけないことは見えました。

 参加者の皆さんと比較しながらスタッカート癖やスラー癖など、他の癖も知ることができて大変充実した内容でした。

 たくさん呼吸をして活き活きした、墨屋先生とグループメンバーで仲良くバーズへ移動。
 いざ、松田先生のストレートチェック!!

 実は私、先々週コロナに罹患しました。その影響か「中音域が出にくそう」とのご指摘をうけ、少し落ち着いた読みの部分を中心にチェックしていただきました。

 驚くべきことに、ここで言われたことが…前述、墨屋先生のレッスンと全く一緒でした!!
 語頭の立ち上がりが弱いことでリズム感が損なわれているということ。

 そして、クラスメイトの発表と指導内容を聴きながら、耳を鍛え、更に「引きの表現」について考えるきっかけにもなりました。

 こちらも墨屋先生からの「地声=低い=抜いた発声ではない」というご指導を思い出しました。
 抜いた発声はネガティブな印象を与えるが、それが地声ではない。本当の地声は力まずにきちんと楽器を使って奏でるもの。

 すごく深いのですが、本当に大切な内容で、すぐに全部わかって全部できるわけではないのですが、事あるごとに立ち返らなければいけない基礎だと感じました。「日常だから」「音楽だから」「ナレーションだから」と発声を変える必要はなく、全て一種の発声でできることが自然な表現に繋がると学びました。

 後日、アルバイトをしながら、テレビナレーションのシャドウイングをしながら、文頭の音の立上りに気をつけて過ごせました。できているナレーションとそうでない喋りのテンポの違いが歴然として耳が良くなりました!大感動の日々です!!
 毎日少しずつ気付きを増やせるように生きたいと思います。

 松田先生、墨屋先生、クラスの皆さま、ありがとうございました!