表現力と基礎技術

小町です。

コアクラスは畠山里美先生による「表現力と基礎技術」でした。

「なんかグッとこない,説得力が無い」など,普段抽象的に言われることをフィジカルに捉えて言語化し,どうしたら解決できるか有効法を探す内容でした。

一人ひとり声質も癖も抱えているものも違うので,先生からは一人ひとりに合わせた助言をいただきました。

原稿はスタンダードな読みが求められるニュース原稿と番組によって表現を色々変えられる原稿の2つ。

まずは何も言わないのでやってみましょう、と数人読んだのですが,自分の読みの前に読んだ方々の読みについて,「良い声だな…上手い読みだな…」と思って聞いていても,畠山先生からの具体的なご指摘によりはっきりと課題点が浮かび上がってきて驚きの連続でした。

もっと緻密に聞き分け分析できるよう鍛錬が必要だと実感。

1番大事なことは,国語力と瞬発力。その為には筋トレが必要ということも学びました。

バーズに入学してすぐの頃から畠山先生にはボイトレでお世話になっていて,久しぶりのレッスンでドキドキでした。

読みはとっても成長したと言っていただけたのですが,ご指摘いただいた自分の課題点と良い点について,根本的なところは変わっていないのだなと思いました。

解決できる部分はこれからも向き合い続け,個性でもある部分はもっとプラスに伸ばして行けるように続けていこうと思います。

鍼灸師としての顔も持つ畠山里美先生。
アフターバーズでは身体の「鳴り」について色々聞かせていただきました。良い響きを追求します!

ありがとうございました!

MAという伝言ゲーム

人生で一番記憶に残ってるディレクションは「まだ生きてる感じ、はやく死んで。」 ブランディングの神林拓真です。
今回のレッスンは山上さんによる「ディレクター視点」
3~4人グループを組みディレクター・プロデューサー側に立ってロールプレイ。普段はプレーヤーである我々がどんなディレクションをするか客観的に見るというもの。

普段何気なく言われ内心(えぇ…どういうことやねん)と思っているディレクション。では言われてる側の我々ならわかりやすいディレクションができるかという話ですが別段そんなことはなかったです。
「もっと明るさを落として商品のおいしさを出してください」が個人的にツボでした。

ロールプレイでも個々人のパーソナリティがガッツリ出ていて、綿あめ並みにふわふわしたディレクションがあったり、プロデューサーの意図が伝わっておらず番組の雰囲気が変わってしまう高難度伝言ゲームになっていたりとケースは様々。
ディレクションを重ねるたびにプレイが悪くなる=そこに合わせにいって小さくなるという有様を客観的に見られる良い機会でした。
Pや他のDに押されMAで無言なDの方が実は貴重な情報くれたりするというマル得テクもお聞きしました。(諸説あります)

重要だと感じたのは言語化。どっちの視点に立っていても「テンション上げて」「大きく」「ゴージャスに」など曖昧なニュアンスを読み取り具体的に何を求めているのかを確認するスキル。
そしてそれ以上にナレーターがプレイでよりよい案を提案できること。結局ナレーターがお!っと思わせる良いものを提供できるかですね!がんばろ!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。

はじめの一歩。

水曜コアクラスの藤田です。
先日、目黒先生のオプションレッスン「ボイスオーバーはじめの一歩」に参加してきました。

はじめてのオプションレッスン、ボイスオーバーってどんなものかな?と思って参加してみました。
いつもは水曜夜にコレド教室でのレッスンなので、明るい昼間にバーズ事務所で行うレッスンはいつもと全然雰囲気が違います。

目黒先生は、ボイスオーバーのコツや考え方を、明るく、楽しく教えてくださって、やっぱり声の表現って楽しいな、と思えました。
モードやブランディングの先輩方と、ペアでブースに入って、
初めて映像にあわせて収録するという
貴重な体験ができたのも楽しかったです。

そして、思ったのは、
ボイスオーバーも、ナレーション&基礎ありき!!
ナレーションが苦手で、ボイスオーバーならできる、とかいうことは、たぶん、ない…!!
(声優さんとかならまた別だと思います)

どちらも、私の課題は、やりたいことを表現する基礎発声に尽きるなと。
先週から今週にかけていろんな方にアドバイスいただいて、
そしてマイクを通した自分の声を聞いてみて、自分の発声が全然違う…とやっと気づけたのです…。

いくら心で感じたりイメージしていても、表現できないと意味ないんだよなあ。
逆に、表現できていれば、イメージしているように見えるんだろうなあ。
観劇が好きなんですが、お芝居のアプローチはこの真逆を行くことが多い気がするけど(表現しようとするな!みたいな)、
そのアプローチにしたって、感じたことがそのまま出てくる、器が大前提だよな……と思ったのでした。

目黒先生、そしてオプションリーダーの佐藤さん、一緒にレッスンさせてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

一歩、踏み出す

佐藤委子です!
本日は目黒泉先生によるオプションレッスン「ボイスオーバーはじめの一歩」でした。現場で突然ボイスオーバーを要求されても、何となく対応できる自信がない…。この漠然とした不安を払拭したいという思いから立ち上げた今回のオプションレッスン。 目黒先生は、この状況を汲んで下さり、ボイスオーバー初心者に向けて、とても分かりやすい授業内容を考えて下さいました!

外国人が話す内容の和訳のほか、Twitterや手紙の文章の読み上げなど、多岐にわたるボイスオーバーの世界。
年齢や体型、職業などの情報から、対象となるキャラクターの喋る癖を決めて、文脈や心情を考慮した上で表現していきますが、一本のVの中で数人をキャラクターをやってみると、思ったほど違いが出ていない、途中からキャラクターがブレ始めるという事態に。キャラクターのバリエーションだけでなく、瞬時に役を切り替える瞬発力が必要だと痛感しました。

また、ブースの中に2人入って、1つのマイクで読み分けをするという、私にとってはじめての経験も。やる事が1つ増えるだけで、こんなにも余裕が無くなってしまうとは…。これも新たな発見です!

本日は様々な”はじめて”に挑戦しましたが、オプションを受ける前にあった漠然とした不安は、今、具体的な課題に姿を変え、目の前に存在しています。あとはそれをクリアしていくこと!一歩踏み出す事で、見える世界がガラッと変わるんですね。沢山の気付きをありがとうございました!

改めまして、お忙しい中、講師を快く引き受けて下さった目黒先生、サポートして下さった畠山さん、村石さん、そして、企画に賛同頂きご参加下さった皆さん、本日は誠にありがとうございました。

はじめの一歩ですが、自分にとって、成長につながる確かな一歩となりました。教えて頂いた事を、しっかりと自分のものにしていきます!

クロスメディアを目指す

秋13期コアクラスの野田美和です!最近、防水機能付きテレビを買いました。仕事から帰ってきたあとは風呂の中でその日録画した番組を見ています。2020年ベストバイ決定(^q^)ちなみに去年買ってよかったものはシャークのハンディクリーナーです。

さて、1/22(水)堀場先生の「語尾特化」受講致しました❗先生の指示の通りの語尾になるように読んでいくのですが、とめる、はねる、あげる、で一気にテレビっぽい表現になっていきます。語尾を工夫する事で頭の中の映像がどんどん動き出していきますが・・・もちろん、それだけではナレーター界の椅子取りゲームに勝利する事はできないわけで。

仕事を取るためにどう勝負したらいいか、どういうあり方でいるのがいいか等、語尾以外のアドバイスもたっぷりいただきました。
先生のアドバイス通り、二回目以降の読みを全部違うものにするというのも挑戦してみたのですが、堀場先生に指摘されたのは、私は同じ世界観でのキャラ分けしかできていないとの事。ミッ○ーと○ナルドと○ーフィーはできるけど、その世界観の中に長○剛を出して下さいと言われても出せない。

私の引き出しの中に長○剛が入っていないこともあるのですが、原稿の中で自分で勝手に作ってしまった世界観をとっさに崩す事の難しさよ・・・。ディレクションを受けた時に瞬時にに答える反射神経を養いたいです(+_+)

でもミッ○ーの世界に長○剛とか出てきたら絶対面白いですよね。そういう自由な事ができたら楽しいだろうなあ。ナレーションの無限の可能性を感じました。

堀場先生ありがとうございました(^q^)

具体的にする。

水曜コア藤田です。

昨日のレッスンでいつも着ない服を着てテンションが下がっていたら、
「そのニットインしたらいいんじゃない?」と言われ
やってみてアフターで鏡を見たら、「これやん…!」てなりました。ありがとうS川さんM田さん!

畠山先生「表現力と基礎技術」も、まさに、「これやん…!」を発見した回。
ナレーションの「なんか違う、ぐっと来ない、センスない」を
具体的な言葉に変え、原因を探るレッスンです。

私の自己評価「なんでこんなに何にもないのかなあ…」「なんか素人っぽい…」が
発声にあったとは……!!

イメージとか、準備とか、内面的なことなのかなと考えていたので、
発声なの!!と驚きましたが、
より具体的な発声を変えれば良いということでよかったです。
道のりは遠い…ですが、何をしたらいいのかもわからず悩んでいたので、原因がわかって嬉しい。
よそいき・でも・つくってない声、を手に入れたいです。

自分の振り返りです。
よかった
・つくった裏声(?)をやめた

頑張る
・地声だけで読まない
・映像をイメージする

レッスンも残り少なくなってきて、今ここ?!とも思うし、人とも比べてしまうし、色々と焦る一方ですが
やることが明確になったのは、とてもよかったです。

宗形奈緒美さんのスポーツ

モードのK崎です。メガネとショートカットが魅力的な宗形先生。どちらかと言えば可愛いらしい見た目からは想像できない低い声!カッコいい!そして美肌、モチ肌!

実際の現場で使用された原稿を、一度映像を見て、すぐ収録。これまでと違うのは、ほかの人のナレーションを聞こえない状態にしたこと。他の人を聞いてしまうと、無意識のうちに、真似したり、取り入れるので、この方法も新鮮で良いなと感じました。

結論。スポーツにもやはり様式美がある。引き出しが足りない。番組を観て研究が必要。

個人的に、前回の大江戸さんの授業の反省を踏まえ「出すだけ出してみよう」というスタイルで臨み、今週も玉砕。「もう少しカロリー抑えめで」とアドバイスをいただきました。出すも、抑えるも、その加減が難しい。当然ですが、全部出すと、メリハリがない。緻密な計算が必要。

発見は、バラエティよりスポーツの方が「はる」印象でしたが、逆に抑え目?なのか?という気がしました。「引くところを作る」「興味なさそうに読んでいるから聴ける」など、他の生徒さんへのアドバイスを聞いても、押し引きが大切。スポーツにも、ここだけは上げる!を間違えない。様式美があるのだと知りました。

バラエティ同様、元高校野球マネージャーだったにも関わらず、今ほとんどスポーツ番組を観ないので、スポーツと言ったらこんな感じ。という引き出しがなさすぎて、反省しました。もっともっとテレビを見なくては。

印象に残ったのは、宗形先生の「高校時代どんな曲を聞いていたかで、その人のナレーションに個性が出る」というお話。その後のアフターバーズで、生徒さんに、どんな曲を聴いていたかリサーチして「ああ〜!」と納得。

宗形先生のボイスサンプルも、元メイクさんという経歴を知った上で改めて聴くと、おしゃれなリズムが含まれている気がしました。

事務所の大先輩が、「ナレーションにはその人の人生が現れる」と話していて、当時サッパリわからなかったのですが、個性は「自分の好きなものの積み重ね」でできていき、その集大成として人生が現れるのか?人生とナレーションについて考える機会になりました。

最近の自分は効率最優先だったので、もう少し、好きなものを大切にしていく暮らしをしたいと思いました。今回もありがとうございました。