「華 品 毒」のある表現

どーもです!モードクラスの波多野玲子です。

今回は『売れるための17ヶ条』で特に重要な「華品毒」について。
もっと「華品毒」について詳しく知りたいと思っていたので楽しみにしていた授業。

現代詩を「華品毒」それぞれ意識をして読むという宿題が出ました。
この授業は、方向性がはっきりする事が目的。

「華品毒」の表現って何となく大まかには理解はしているのですが、いざ表現しようとするとどーしたら?

自分には圧倒的に「華」がない(品もないけど…)声の特徴を使うなら「毒」?なのか?
でもこれって「毒」なのか?とやればやるほど混乱に(@_@)

宿題を「華品毒」のどれに感じたか学長とクラスメイトが判定します。

果たして…。

自分は「華」に挑戦し、少しは伝わったようで良かったのですが、中には迷う人も居ました。
伝えるのって難しい。
迷う人が居るのは、表現の小ささと学長が仰ってました。

「華品毒」の表現とはどのようなものなのかをそれぞれプロのトップナレーターのボイスサンプルで拝聴。

声の存在感が凄い!
聴いただけで「華品毒」ってこれか!!!と納得。

バラエティでは「華」は特に重要!
バラエティをやりたい自分としては是非とも手に入れたい表現ですが、やっぱり「毒」かなとも思うのでした。
研究します!

モードクラス 波多野玲子。

実はあれもそれも、滑舌が悪いせい

おはようございます。土曜コアの近藤真央です。
よく似ていると言われるのは、そらジローとポケモンのハスボーです。うん、人じゃない。

今回は松田先生の「実践滑舌お助け隊」でした。
プロの滑舌とは「ハッキリ」と「シャープ(粒立てて)」に「クリア」に話すこと。
一般的に滑舌が悪いとは「噛む」「とちる」ことを指すことが多いかと思います。
ですが、見落としがちなのが、滑舌が悪いと流れて聞こえたり、ひっかかりがなくなるとのこと。
これらを自覚しないと、変な抑揚が付いたり、うねった話し方に繋がってくるようです。
……まんま、私のことじゃないですか。どこかで聞いてたんですか、先生。

このやっかいな滑舌を改善するには、舌の筋肉をつくること。舌を押し当てながらの滑舌練習、指を加えて読む、といった方法を教えてもらいました。最前線で活躍している方が実践してきたことを教えてもらえるって本当にありがたいことですね。

そして…初めてのリアル・アフターバーズ!いつも画面越しにお会いしているので、友達かのように急に話しかけてびっくりさせてしまったみなさん、申し訳ありません。一度会ったら友達タイプです。懲りずにまた話しかけます。

毎週増える自分の課題と学び。ようやく重い腰を上げてアウトプットにもチャレンジしていきます。松田先生、ありがとうございました!

松田先生の神業!!!

水曜コアにお邪魔しました都筑愛子です。
今回は、松田先生の滑舌レッスンでした。

…とその前に、今回皆さんと初めて直接お会いしたのですが、対面レッスンはやはりいいなあと感じました。
もちろんzoomもいいのですが、直接だとタイムラグもなく皆さんのお声も聞けるので、松田先生のご指導の前後の違いもより分かったような気がしています!

滑舌のレッスンでは、一人ひとり声を出して、
苦手なところ、噛みやすいところを相談して、松田先生が魔法をかけるといったようなところでしょうか。

アフターバーズである方がおっしゃっていたのですが、松田先生のご指摘は、少し声を聞いただけで口の中の形がこうなっているああなっているとお話しされるので、まるでレントゲンを撮って見られているような感覚になりました。

私が課題だと思っていた言葉以外にも、無意識にできていないクセを教えていただいたので、徹底していきたいなと思っています。

まだまだやれることはたくさんあるので、
皆さんで高め合いながら自分も負けないように頑張りたいです!!!

松田先生、ありがとうございました。

かちゅじぇつをきたえよう

東京特許許可局が憎い、水曜コアの神林拓真です。

今回のレッスンは松田さんによる「実践滑舌お助け隊」

養成所時代に早口言葉を噛んだ人から脱落というレッスンで毎回無双してたのですが今回はあまり関係なさそうです。当たり前ですが「プロの滑舌はめちゃくちゃいい」という言葉が身に染みます。

個人的には特に苦手なのがサ行、聞いていてなにかカクカクしがちです。
苦手な文章を読みそこに的確なアドバイスをくださる松田さん、舌の形や位置、発声方法を意識してみると活舌も確かに変わります。今まで口を大きく開けてゆっくり読むことばかりで舌の位置を注視しなかったので目から鱗。それにしてもマスクをしたままなのになぜ口内や舌の動きがわかるのでしょうか。やだあたし透けて見えてる…?

深夜スマホカメラで舌の動きを見ながら腕を振り回しきゃりーぱみゅぱみゅと連呼するぼくの姿はわりとかっこよかったと思います。勢いあまって腕をぶつけました。この努力がやがてかっこいい滑舌にもつながるんですね!

そしてついに久々のスクールでのレッスン…!クラスの方々とzoomで顔見知りなのに初対面というのが新鮮でした。zoomの利便性と手軽さも良いですが細かい所作や皆さんの反応、空気感が伝わるのはやはり現地ならでは。改めてよろしくお願い致します!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。

インパクトブルーの彼方に

ライトアップされた夜の観覧車の、ひとつだけ色の違う照明が好きだ。
観覧車全体がピンクのライトアップなのに、たった1本だけ青色のまんまのやつが混じっている、そんな照明を私はいつも目で追ってしまう。

目で追ってしまうような印象強さを、なんだか気になってしまう魅力を、ナレーターをやる上では持っていた方が良い。
「バラエティの基本」の授業では、バラエティ番組での読みのあれこれはもとより、そんなポツンと色違い照明的な(観覧車の場合はある種の不具合だけれども)印象強さの大切さも教えてもらった。
堀場先生いわく、レッスンに犬を連れてくるくらいのインパクト(実際に連れてきたらソッコー拒否だそうだけど)があっても良いらしいとのことで、もちろんそれくらいのインパクトを残すという気概は、原稿を読む上でも必要なことだ。

数ある中で自分を選んでもらうにはどうするか。
そもそも題材選びの時点で、色違い照明的な個性や印象に残るものを選べるか。

そして、どんな読み方をしたらより印象強くなるかということを考える上で、今読んでいる原稿がどんな番組のどんな場面で、どういう画変わりがあるかまで想像する力が必要なのだ。
私は課題の原稿を読んだ時、バラエティだから楽しい感じで・・・、明るい感じで・・・くらいしか考えつかなかった。
しかし実際には、どんな時間帯に放送され、どんなテイストの番組なのか、この場面では演者のこんな映像が流れて、ここでこんなイラストが出てきて・・・と、仕上がりを想像することで、具体的なプランを考えられるのだ。

煎餅をかじりながらゴロゴロしていた視聴者だったけれど、読み手はそうもいかない。
そんなことを考えながら再び煎餅をかじる、今日この頃である。

米に生かされている 土曜コア 大島

瞬発力と大きな変化で読み分ける

こんにちは。声ナレクラス、小津ミワです(^^)
今回は目黒先生の「報道1」のレッスンで、報道番組でのボイスオーバーとナレーションについて学びました。今回一番強く思ったのは、流れの中でつながりでナレーションとボイスオーバーをやるのはとにかく忙しい!そして難しい…!ナレーションとボイスオーバー(セリフ)を明確に分けるには、自分で思う以上に変化させないと伝わらない。瞬時に音域を明確に切り替えるには、思い切った音を使わないと変化を出せないんだなと感じました。あとは、音質・声質を変えるのもちろんですが、「緩急や間で印象を変えるといい」という目黒先生からのアドバイスをいただき挑戦したところ、音を変えるよりも緩急や間を変える方がさらに難しいです…。レッスン後半では【ナレーション+ボイスオーバー2名】を1人でやるという課題があったのですが、このボイスオーバー2名の演じ分けが難しい!やはり読み分けるには、使う音域を分けるのが感覚として一番掴みやすいなと思ったので、結局【低音:ボイスオーバー(A)/中音:ナレーション/高音:ボイスオーバー(B)】と音域を分けることにしました。なんとか3つ読み分けることはできたかとは思いますが、それだけでてんやわんやでした…。他の方が、一人の役を素人っぽく読まれていて、なるほど、こういう演じ分けもあるなと思い、一つ収穫でした!ありがとうございます!番組によっては別録りの場合もあるし、流れで読む場合もある…ということですが、時間が限られた報道の現場では流れでできるようにしておくのが一番いいのだろうと思います。ナレーションとボイスオーバー同時収録には、瞬発力と大きな変化、そのための音のコントロールが大事だと感じました。引き続き頑張ります。目黒先生、ありがとうございました!

無心で読む

こんにちは。声ナレクラス、小津ミワです(^^)。
長かったゴールデンウィーク休み明けのレッスンは、逸見先生の「情報バラエティ」。今回、私的には新境地が開けたレッスンでした!「ずっと言われていたことはこれだったのか!」と、腑に落ちました。「普段の声でナレーションを読めるのが一番いい」と、恐らく多くの方が言われたことがあると思いますし、私もその一人なのですが、やはりバラエティ要素が多い原稿ほどどうしても普段より少し高い音を使ってしまいがちで、それを無理に低くしようとすると緩急高低が思った通りに構築できない…という悪循環。映像・音響の演出の意図を汲んで面白いナレーションをするにはどう構築すればいいのか色々と考えるものの、何となく明るい声の一辺倒な読みになり「下手ですね(笑)」「ですよねー(苦笑)」ということがほとんどでした。その原因が、このレッスンではっきりしました。「自分がやってる感」です。「バラエティなんだから、楽しく読まなきゃ!」というもはや強迫観念のようなものが無意識のうちに発動し、なかば強引に自分の感情を持ち上げて読んだ結果(そもそも強迫に近いため、そんなに楽しくもない)、「とりあえず何かやった気がするけど…ビミョー」といった状況に陥っていたんだなと思いました。言葉にすればするほど、恐ろしい症状です。声優養成所を経てきた私にとっては表現に対する感情アプローチはそれほど違和感がなく、バーズ的な「型アプローチ」の方が難しいなと感じていて、結果が同じならどちらでもいいんじゃないかとも思ったりもしたのですが、今この状況が無意識の感情アプローチによる弊害なら、即刻止めたい!…ということで。無心で読んでみました。あえて、感情も表情も動かさず(表情を動かすと感情も引っ張られるため)、緩急高低だけを意図的に動かして読む、という感覚です。そうしたところ、「一番使った方がいいと思っていた自然ないい声で喋れている」という評価をいただきました。無心のため、自分が何をしているかが結構冷静に見られる気もします。逸見さんも、調子がいい時は案外無心で読んでいた時だと思う、とのこと。もちろん1回のレッスンでのことなので、この方法で今後自分の考えた通りの読みができるかは色んな原稿で検証する必要がありますし、そのためにはまずこの方法を自分自身に馴染ませていく必要があると思います。でも、長く悩んでいたことに一つ答えが出たという意味でとても有意義なレッスンでした。アフターでも個人的にお時間をいただいてしまい…><;逸見さん、皆さん、ありがとうございました!