生まれ変わりと変化と進化ーボイトレ!

こんにちは!秋16期コアクラスの合瀬(オオセ)です。

「バーズに入学して約4か月。そして、先日は個人ボイトレ5回目でした。やっと少し変わ
れてきた気がする…そう感じている最近です。この4か月の日々は濃く…でもそれを全部書き出したら量がすごいことになりそう。
ということで!ボイトレに焦点を絞って書くことにします!」という冒頭で始まった前回投稿のブログ。(題:身体ってこんなに正直だったんだ!ーボイトレ1回目)

今回は、その続きです。

先週は、グループでのオプションレッスンを経ての、墨屋先生のボイトレ4回目でした。

初回は、印象診断をしていただき目指すナレーター/自分の姿を定め、また今まで溜め込んできた不要なもの(記憶や概念など)を脱ぎ去ることから始まりました。 大事なのは〝誰が〟発した言葉なのか。他にもいろんな言葉をいただきました。
自分をがんじがらめにしていたものが抜けていく感覚。わかっていないだけで、いろいろと囚われていたようです、自分。
そんな、脱ぎ去りと、考え方・メンタル面を学んだり変えた後に、声の現状へ…。

現状は、声帯から発せられる本来の人の声で話している音がない環境(上の方で話す環
境下)で育っており、耳がない状況…本来の音が分からなくて迷子になっている、と。
なら、どうするか。その耳を手に入れればいい!と、まずは、音を覚えさせる・慣れさ
せることからスタートしました。

最初のトレーニング/課題(=処方箋)は、
①1週間:先生が提示する方の音を聴くこと
②1週間経過後:20秒やワンフレーズ字おこしして同じように読んでみること
③縄跳び
そこからはひたすらその方の声を聴きこみました。1週間経ち、次は②へ。…だがこれが非常に難しい。
約2週間経ち、迎えた2回目のボイトレの日。その後どう?との先生の問いかけに、②が難しいです全然できません、と答えることしかできず…。すると先生は、難しいということが分かるようになったそれだけで進歩であり耳ができたということだと、前までは気がつけてさえいなかったでしょ?と。 はっとしました。確かにそうだ!!

①の方の読みがなぜ難しくそしてすごいのか話したり先生から解説して頂きながら、耳ができたということで次へ。2回目は、実際に文章を読むとともに、ボイトレの後半は地声をみていただく形(自宅でのトレーニングがうまくいってるか含)で進みました。

と、このような感じで墨屋先生のボイトレは①できるようになった点や前回からの変化②課題や難しいと感じていること、等まず振り返る+伝えることから始まります。

そして、課題の解決だったり、私の場合はストレートを読めるようになるという目標のひとつに向かってポイントを絞って特訓です。
たとえば、「◯◯の◯◯」の「の」の音の維持だったり。下に落ちてしまう私の「の」。音の維持がなぜ必要なのか、聞き手にどう聞こえるのか実際に比較しフィードバックしてみたりなど、その音や流れになる理由を細かく分解して理解していきます。で、維持できるようになるために訓練。

最後に、次回までのトレーニング/課題(=処方箋)を頂く。

これを繰り返していきます。

毎回ポイントを絞って教えていただいてはいますが
・癖や課題の発見と指摘
・それを解決する為の訓練や考え方の享受
・ストレートでなぜその音の流れが必要なのかの理由と分析
・聞き手側が受けとる音の違い、聴き比べ
・呼吸の大事さ、使い方
・考え方などメンタル的なもの
・解釈の間違いの修正
・立ち居振舞い他日常生活
・自分自身の声(ナチュラルボイス)の獲得
etc
書き出したらきりがないどこまでも書けそうなくらい、ボイトレ1時間での内容は多岐に渡ります。

私は、中でもまずは呼吸。特に呼吸!とにかく呼吸!!そして、メンタル!でした。

最近、聞こえてくる音が変わってきました。以前は分からなかった音の上がり下がりや、息づかいなどが少しとらえられるようになってきたと感じています。

そして、声も少し変わってきたと感じています。
上で話しているのはわかる・違うのだとわかるけれど、声が下に声帯に落ちていかない下から出ていかない…、不自由でバーズの授業中はとその時の自分の出せる精一杯で望むものの、正直ずっと苦しさがつきまとっていました。 やっと、自分に声が一歩近づいてきた(何を言ってるの?かもしれませんがそんな感じなんです)、少しづつ下に降りて来ている、そう実感しています。 そして、精神的にも変わってきたと感じています。

「アスリートですからね」という先生の言葉。
墨屋先生ありがとうございます!がんばります!

だいぶ厳選したのですが、思いの外長文となってしまいました。ここまで読んでくださりありがとうございます。

秋16期コアクラス 合瀬