突発と提案と裏切りと

良い意味で何かを「裏切る」と言う行為は、パフォーマンスをする上でとても大事なことだなと感じています。

上品そうなのに砕けた読み、チャラそうなのに綺麗なストレート技術、深夜バラエティなのに幼い感じの読み、などなど。

バーズ講師陣も「私たちの仕事は期待に応えるんじゃなく、期待を超える事である」と何人もの方が仰っていました。
そのための一つのキーとなるのがこの「裏切り」なのかなと今回の大江戸さんの「リズムと緩急」を受けて感じました。

大江戸さんの授業における一番のキーワードである「足し引き」。
これはナレーションの読みだけの話ではなく、普段の立ち回りを含め「どんなナレーターでありたい」かと言う部分に大きく関連するものなのだと思います。

それがブランディングでも取り上げられる「提案力」に繋がっていくのかなと。
 
 
さて、
今回のモードクラスの受講目標は「守」から「破」へ行く事だと以前書きました。
その点、緩急を使って突破力を学べる大江戸さんのレッスンは大変勉強になります。

コアの頃から自分の「強みを見つける」ことが常に課題としてありました。
悪くはないがもっと何か突き抜けがほしい。。
一年前の大江戸さんの授業では、
ニーズを捉えて王道の読みは出来ているが「軸」が見えてこないという評価を頂いていました。

そして今回、
課題原稿を読んだ結果、これまで色々なセオリーや型を守って来た上で、独創的な突き抜けがある読みしていて良かったと、今の自分には大変嬉しいお言葉を頂けました!

以前より大江戸さんはニセモノの不安に押し潰されず自分の成長を信じなさいと優しく諭してくれます。

後で録音を聞いてみるとまだまだ反省点は多いですが、それだけ伸び代があるということ。
また更なる成長を目指して頑張ります!

技術だけじゃなく、現場の体験談やナレーターとしての有り方まで、
大江戸さん今回も大変為になる授業をありがとうございました!

モードクラス久保多聞