本気には本気以上で返すのです

【「これが俺の“表情で表現”だ!!」っていうのを考えた】
講師は藤本隆行先生。
冒頭でおっしゃった言葉に心つかまれました。

こんにちは。
16期土曜コアの勝田香子(かつたきょうこ)です。
6/11(土)は藤本隆行先生の授業。

講師の本気。
お嬢前田さんもブログに書いていました。

他の先生方もそうですが、
こんなに本気で講師が向かってきてくれるナレータースクールはそうそうないのではないでしょうか。

藤本さんのサイトに向かう姿勢に、
こちらも本気でのぞむ!と背筋が自然と伸びます。

まずはナレーターにプロとして必要な声の響き。
一人一人チェック。
私はせっかく出た音を使う時にメンタルが邪魔して使えないという、
自分の心のブレーキを知りました。
ボイストレーニングはメンタルです。
・響きから逃げない
・ナレーターは声の圧を変えずに表現する

・自分の個性ある響きを出すことで表情が乗る
・自分のいい響きを作り、その響きでナレーションする

その後は原稿を使っての練習。
まず、ナレーターの生理を無視していいから、
自分にあるだけの喜怒哀楽やそれ以上を、
思い切って表現するよう言われました。
2~3分もらいました。
結果惨敗。

与えられた時間にわいてくる、「わからない」「できない」の思いを追いやって、精一杯やりました。
私は、講師の本気に本気で答えられたのでしょうか。
どこかで「苦手な分野だ」「できない」「家に帰ってから」って思ってなかった?
“私なりに精一杯”ではかっこ悪い。
「家でやる?今ここでやるんでしょ?講師が本気向かってきてくれてるんだよ!」
バカバカあほあほ…と猛反省中(//∇//)
よい失敗ができました。

藤本先生の授業は1月のワークショップのあとに見学をさせてもらって、
前のめりで聞きました。
それが決め手となり、スクールバーズに申し込みました。
長くなるので、その話はまた機会があったらにします。

アフターでは、今年1月に録ったボイスサンプルを聞いていただきました。
・これを売りにするというような突き抜けたものがない
・もっと一つ一つの表現に表情をつける
・よくある付け焼き刃的表現
など。

自分でもなんとなくわかっていたところ、
わかっていないところを
ハッキリ口にしていただけたのは、大変ありがたく、
次のスタートラインに立つことができました。

一方で
・マイクのりは悪くない
とも。
ここはもっと響きを鍛えて伸ばしていきたい部分です。

授業もアフターも、貴重な時間です。

授業も現場でも、ベストを尽くす。
全力でやり切ることだけがベストではないということも、
アフターで藤本さんから学びました。
現場ではどうしたらベストなパフォーマンスを発揮できるか自分を知ること、
授業では本気以上にのぞむ、です。