見学☆カンブリア宮殿!

滑舌、発声、ナレーションの基礎、まだまだ、まだまだするべきことはたくさんあって、
技術の向上に終わりはないけれど、それと共に、ナレーションをする上で、私が大事にしたい「ナレーション」。伝えること。原稿と映像から感じることがナレーションに現れること。
その思いはあるのに、何かと不安を抱かずには居られず、現場に入ったときの覚悟や踏ん切りのつけ方を探していた矢先。
なんとなんと、とってもラッキーなことに、バーズの打ち上げで「スタジオ見学権」という、最高のプレゼントを頂くことができた。
迷わずスタジオ見学をお願いしたのは、高川裕也さんがナレーションされている「カンブリア宮殿」。
今まで、一視聴者として、カンブリア宮殿で取り上げられた人々から、たくさんの感動と勇気を頂いて来た。
その感動をナレーションに乗せる高川さんと、制作されるスタッフの方々の現場を拝見させて頂きたかった。
スタジオは、お忙しい中でも和気あいあいとされていて、快く迎えて下さり、見学させて頂きました。
実際収録が始まると、マイクに向かっている高川さんの姿は見えなかったけれど、原稿と映像に向き合い、吹き込まれる高川さんのナレーションは緊張感があり、一機に映像に臨場感が生まれ、まるで生の舞台を観ているようだった。
一瞬、収録現場であることを忘れて、思わず番組に集中。
映像と音楽と共に、空気感を出すのは、ナレーターであり、ナレーションの醍醐味なのだと感じさせる高川さんのナレーション。
そう表現できるようになりたい。
「カンブリア宮殿」に於いて、高川さんのナレーションは視聴者をリードし、引っ張っているように感じた。
そのナレーションと共に映像を見ながら、原稿の一字一字を確認されるスタッフの方々には、高川さんのナレーションのリズムやイメージがはっきりとあり、「カンブリア宮殿」に沿ったナレーションか、視聴者に届くか、常に照らし合わしながら収録を進めて行く。
収録現場に居合わせて頂きながら、外側から現場を拝見することで、
ナレーションに求められるていることをいかに把握し、表現できるか、それはナレーターの責任なのだと、改めて教えて頂いた。
一つの番組を作るのに、こんなにもたくさんの方が関わり、制作され、
そして、ナレーターは映像の最後の最後に命を吹き込むような、そんな役目にも思えた。
「現場には、そのプロが居る。自分が集中することはどこなの?」
「その時に取り上げられた人の情報を聞き出したり、感じることがある。」
高川さんが言って下さったこと。
ナレーションで大切にしたい核となるものがはっきりした。見失わない大切なポリシーみたいな、そんなもの。
そんな格好良く言っては恥ずかしいけれど。
ともあれ、
30秒、15秒、10秒のとにかくスピード感ある番組CMに、ヴァっと応える高川さんのようなナレーターになるには、磨くべきことはたっぷりだ。
今回素晴らしい機会を下さったバーズの皆さま、収録現場を見せて下さったスタッフの方々、そして、たくさんの発見と学びを与えて下さった高川さん、本当に本当にありがとうございました。
細谷みこ

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和風総本家スタジオ見学に伺いました。
見学のテーマは「請われて喋るということ」。
何故同性や自分に近い方の見学にしなかったの?と周りにも聞かれつつ、アドバンスを経て、今どうしても見たいものがあった。
”今までこんなに短い見学は初めてだよ”とあおいさんは笑います。それもそのはず、テストと本番一発OK、2本録りでも所要時間5分くらいだろうか。
折角なら沢山喋るところを…。まだ気心知れた仲ではない現場で関係を築いていくところを…。当初はそんな見学を望んでいました。
ですがアドバンスのゲスト講師に和風総本家の庄田さんが。予想外に人と人として真摯に話して下さるプロデューサーさんの姿に目が丸くなりました。
私たちは営業に、オーディションに勝ち抜くことを考えています。誰に営業し、どう印象に残るか。現場や営業での怖い話も。現場は”挑む場所”。制作の方は”選ぶ人”。
一方普段制作側の方と話す機会は少ない。知らずそちらを恐ろしいものと考えがちです。
庄田さんへはみんな自然と営業の質問が増えました。される側はどう感じるのか、迷惑ではないのか。答えは”営業は恋愛みたいなものだから、ふられてなんぼ、です。私たちもやるんです。分かっててもキツイですよね”と苦笑まじりに。あ、作る人もそうなんだ、と顔の強張りがとれたのは私だけではないはず。この方の現場はきっといい現場に違いない、そこが、見たい。そう思いました。
半ば答え合わせのように伺ったMAで出会った皆さんは想像通りの空気。番組の通り、目の細かい布地のようです。多分お会いしていない撮影の皆さんもきっと。作り手の在り方ってそのまま番組に出るんだなぁと頷く。あおいさん曰く”チームが全員同じ方向を向いている。こんな現場は貴重だよ”。スタッフさんもあおいさんもお互いが大好きなのが伝わってきます。
収録前の会話は朗らかに弾みます。決してナレーターからの一方通行ではない。”MAは仕上げの時だからピリピリしてる場合もありますよ。だからやっぱり一緒にいて楽しいナレーターに頼みたくなるし、気分良く収録に入りたいですよね”。とスタッフさん。だから”お互いに”盛り上げる。
逆に”もし話したくなさそうなスタッフさんだったら殊更話しかけたりしないよ”とあおいさん。あくまで良いものを作るためだから。
そうか、そうだよね、みんな良いものが作りたいんだもの。
そしてあおいさんは深く大きくうねりながら読む。
小鉢のお話、ON AIRで真似をしながら見て頂きたい。これだけの尺に短い文。初めての現場でこれを渡されたら、多分泣く。
”麻生さんもあおいさんも語尾に余韻があり間が怖くない方なので、原稿はなるべく短くしてます”とは庄田さんのお話。
”以前はもっと攻めてる読みのコーナーもあったね、もっとやろうもっとやろうと遊んでるうちに”とあおいさんとディレクターさん。
あおいさんが原稿を前にニヤリと笑うところが目に浮かびます。そしてディレクターさんがあおいさんの声とニヤリを思いながら文を書く様子が。
”君達は天才じゃないのだから、君達のために原稿をどんどん変えてくれる天才たちに出会うことだよ”とは先日別の場で伺って目からウロコが落ちた言葉。
このニヤリ。面白がって作っていく姿勢。これを出せる以心伝心の関係を作ること。それが仕事。なんじゃないのか。
喋らせてもらう、でもなく喋ってあげる、でもなく、私たちはチームを作りに行っているのだ多分。選ばれることが目標じゃなくて、その先。
これから一緒のチームになるかもしれないと思えば営業もちょっと見え方が変わる。
アドバンスで教わる内容はそこに行き着くための手段。選ばれないとスタートラインに立てないから。つい目の前のことに囚われてしまいがちになるけれど、あおいさんのニヤリを忘れてはいけないのだ。
それでいいものができるのなら色だって着るし腹踊りだってする(そんな教えはありません)。体も整えるし、面白い読みができるようにメンタルも声も持っていく。そのひとつひとつ。
思いばかりのレポートで怒られそうです。視覚を使えた私の役得。気づいたことを幾つか。
あおいさんのうねりは深く、重心が随分低いところにあるようでした。日常にあるリズムじゃない。
これは音を聞いて肩から上だけで真似ても似ないだろう。多分コピーする生理ってこういうことをいいたいんじゃないかなぁ。もっと、腹の底からのリズム全部を覚える、みたいな。私はコピーがからきしなのでセミナーで掴んだ方はぜひ教えて頂きたい。
あとオーダーにより、あおいさんは以前はブースで大声を出して声帯をぶつけてから収録されていたこともあるのだそうです。
現場で声を出すこと、私なら躊躇してしまいそうだと思ったので書いておきます。
それでいいものが出るなら、何だってやった方がいいんだ。と思ったので。
最後になりましたが快く受け入れて沢山伝えようとして下さったあおいさん、和風総本家の皆さん、貴重な機会を与えてくださった学長先生に心から感謝を。
現場に飛び込んでいくにあたり、いつも高いところに掲げて走っていける大事なものを頂きました。忘れません。
在学中の皆さんの代わりによく見てこられているとよいのですが。
アドバンス あびこ

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水曜ベーシックのオガワです。
逸見 友惠さんの『ヒルナンデス!』のスタジオ見学をさせていただきました!
待ち合わせ前に、失敗をやらかしまして、息も絶え絶えに待ち合わせ場所に向かいました(>_<)…が、10分前にはスタジオに着けました。よかった! 終わり良ければすべて良し! 逸見さんと合流し、スタジオ内へ。 綺麗!木のぬくもりのある素敵なスタジオです。 まず、差し入れのお菓子をお渡ししました。 渡すタイミングなどで戸惑っている時に、すかさず逸見さんが助け舟を出してくださいました。 このあとも逸見さんはいろいろな場面でさりげなくフォローしてくださり、本当に心強かったです*\(^o^)/*。ありがとうございます。 この差し入れですが、バーズの過去Blogを参考にしました。 『個包装はだめ。その場で食べていただけるものを!』とのことだったで、6個ずつの包装のものをチョイス。スタッフさんにすぐに食べていただき「あーこれ、おいしいやつだー」と喜んでいただけました。嬉しかったです。(チーズケーキを持参。100円ショップ購入のスプーンも持っていきました☆) Blogを参考にしたといえば、服装も。 番組は、お洒落なヒルナンデス! そして「原色、奇抜、フレッシュ」とのBlogでの大江戸さんの教え。逸見さんのTwitterを拝見したら、春色ワンピースのお写真が☆ これは春物だわ!とお買い物へ。お店でどピンク☆背中白レースの春ニットと運命の出逢い。躊躇しましたが、3日迷った末、春モノかつ原色+奇抜+フレッシュの三位一体はこれしかない!と決断。 すると、なんと! 同じニットが当日のヒルナンデスのVTRに登場!ディレクターさんが「そのニット、これから出てきますよ!」と! なんたるラッキィ。ツイてました☆☆☆ 収録は、サクサク進みました。 逸見さんのトークバックのクールさが印象的でした。どちらかといえばディレクターさんの方が気を遣っていらっしゃる感じ(もちろん逸見さんも気を遣っていらっしゃるのですが。)例え噛んでも(ほとんど噛まないけど!)堂々としていらっしゃる。私ならオドオド、ヘコヘコするだろうなぁと思います。でも「はい」という返事は、とても優しい。ウィスパーでとっても柔らかな「はい」なのですv。 後で逸見さんにお聞きしたところ、ブース内では敢えて堂々と、でもバランスを見ながら行動なさっている、とのこと。 ナレーションだけでなく、深いところで静かに「闘って」いらっしゃる。今後、お仕事をさせていただいた時、参考にしようと思いました! 実際に現場を見せていただけて、空気感を肌で感じ、体験できてよかったです。 ディレクターさんとミキサーさんのお仕事の一部を見せていただきました。徹夜だった様子のディレクターさんが収録前、椅子に背中を預けて眠ってました。お話は聞いていましたが、皆さん苦労して番組を創っていらっしゃるんだなと実感しました。オンエア時、スタッフロールをじっくりと見ました。私がお会いできたのは数人の方たちだけでしたが、本当にたくさんの方々が携わり、闘い、ひとつの番組ができているのだなぁと思いました…! 学長、山上さん、そして逸見さん、貴重な体験をありがとうございました。

スタジオ見学、行ってきました!

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土曜ベーシックの伊賀崎です。逸見友惠さんの「ヒルナンデス!」のスタジオ見学をさせて頂きました!
当日は現地待ち合わせだったのですが、到着するとスタッフさんらしき方たちが何人もいて、本当にここまで勝手に入ってしまっていいんだろうか?と、びくびく状態でした。
緊張のあまり持参したお茶をこぼす私とは反対に、逸見さん、リラックスした様子で登場です!スタッフさんたちと楽しそうに会話して、とっても和やかな雰囲気。
逸見さんの周りにどんどんスタッフさんたちが集まって、話して、皆仲良さそう!
・・・なんて私が思ってる間に逸見さん、話しながらも原稿のチェックしてます!Σ( ̄□ ̄;)しかも速い!!!!一度も声に出して読むこともなく、VTRをチェックすることもなく、収録本番です。いつも見ている「ヒルナンデス!」、逸見さんの読みがここで聞けるんだぁ☆と感動しながら、収録の第一声を待ってドキドキ・・・そしてついにっ!!
んっ!!!!?(…なんか違う?私が知っているいつものとちょっと違うような??逸見さんちょっと元気ないような・・・?)いやいや、音楽がないんだ!! と、ちょっと遅く気付きましたいつも音楽にノって軽快に読んでいるように聞こえていたので、まず音なしでやっていたことにびっくりです!
でも音楽がないにしても、いつもはもっとテンションが高かったような気もする・・・、なんて密かに思いつつ、そしてディレクターさん、ミキサーさんたちのあまりにスピーディーな仕事に圧倒されつつ、あっという間に収録が終わってしまいました。
1時間くらいで、私はものすごく色々なことを頭に詰め込んだ気がします。
収録後、コーヒーをご馳走になり、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
そこで私が気になった音楽のことについて聞いてみると、逸見さんは頭の中で音楽を流しながら読んでいるとのこと。だから音楽にノってるように聞こえてたんですね!「たいていの現場は音楽あるけど、ない時にはどんな音楽を使うのかを聞くといいよ。」とアドバイスいただきました。現場でどんなナレーションを求めているかを尋ねてもよく分からないことを言われたりすることもあるそう。それよりも音楽を尋ねたほうが一発で「どんな読みが求められているか」が分かるそうです。
次の日、さっそくオンエアを見て感動!!!私が知ってるいつもの逸見さんです!ちょっと元気がないとかそんな低レベルな話ではありませんでした(汗)私が感じたそれは、よく言われている「引き算」なのだと思います。映像と音楽とナレーション、見事にマッチしてました☆
今まで授業では何度か「バランスが大切」と聞いていたので、何を今さらと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それが身に沁みて理解した瞬間でした。映像と音楽とナレーションのバランスが取れて初めて、視聴者は心地良く、違和感なく、テレビを見られるんですね!
スタジオ見学に行ってから、今まで授業やアフターで教わってきたことが不思議と素直に自分の中に入ってきたような気がしました。言葉を通して教わってきたあらゆる知識がつながった感覚というか・・・。現場経験のない人にはこういった機会を得られるのは本当に貴重です。私はこれからの学ぶ姿勢やアプローチの仕方、授業やアフターやテレビなどから吸収できるものが今までとは変わり、幅広くなると思います。これからがとても楽しみです☆
今回、スタジオ見学の機会を与えて下さった山上さん、そして協力してくださった逸見さん、色々丁寧に説明してくださったスタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました!!

アドバンスクラスの営業座談会

秋8Aの里見です。
先日の授業はスクールバーズ卒業生であり、現在フリーで活躍中のトビー上原さん、よしいよしこさん、下山吉光さんをゲスト講師にお迎えして、営業の姿勢やご自身の経験をお話しして頂く「営業座談会」でした。
我がクラスで営業経験のある者はわずか数名。
私もナレーター歴はそれなりにあるものの、営業経験は皆無。
故に、営業という未知のアクションに対する漠然とした不安感やプレッシャーは、多くの生徒が抱えていました。
とは言え、今までの授業でマネージャー視点での営業のノウハウは教わっていたので、得体の知れない存在だったエイギョウという名のモンスターは、徐々に輪郭を帯びてきてはいました。
そこへ、プレイヤー自らの体験談。
新たな知識や具体的な情報を詳らかにして頂いた事で、立ち向かう勇気が湧きました。
最初はトビーさんから、CM営業における光と闇の両側面から、刺激的なお話。
ひとつは、バーズの元生徒さんが、ゼロから出発してわずか数ヶ月で自分の望む仕事をゲットしたというエピソード。
明確な戦術と、情熱から来る大胆な決断が幸運をも引き寄せた。
オリエンテーションでお話のあった、「運は勢いのある人が好き」を体現した好例です。
自分のやりたい事を「夢」ではなく「目標」として捉え、実現する為には具体的にどうアプローチするか。
その方法をしっかりと組み立てて、あとは恐れず突っ込んでゆく。
これが正しい営業のスタンスなのだと学びました。
もうひとつは、仕事を餌にしてフリーのナレーターを手玉に取り利権を横取りする、不貞の輩の話。
これを教えて頂いたのは本当に有難く感じました。
そういう人間の存在や、関わってしまった時の対処法を知っておけば回避したり、慌てる事なく被害を最小限に抑えられますからね。
「なにそれ怖い」と感じる方も多いでしょうが、自分はこのお話を伺った時、愛読している漫画「ちはやふる」での台詞を思い出しましたよ。
「自分がこれと決めて飛び込んだ世界で、知らなくていい事なんてひとつもないのよ」
やすやすとうまい話に乗ったり、仕事の質より量を優先すると自分の商品力を貶めるだけでなく、他者に利用される危険性も出てくる。
「自分」というブランドを確立する事、キャスティングの仕組みを理解する事は交渉時の武器となるだけでなく、身を守る盾ともなるのだと教えて頂きました。
続くよしいさんのお話はVPについて。
自分は今までのキャリアの中では比較的VPが多かったのですが、それゆえの盲点もある事に気づかせて頂きました。
よしいさんの仰る通り、VPではストレート読みを求められますし、表現上の「遊び」を差し挟む余地はかなり少ないです。
でもよしいさんは営業をかける時、あえてバラエティタイプのサンプルもお渡しした事もあり、結果としてお仕事に繋がったそうです。
あらゆる仕事にセオリーは存在しますが、それを固定観念で捉えず、あえて逆の手法を取る事で印象に残る。
その喋り方が直接採用される訳ではないにせよ、ある時ふと思い出せる様な存在になる。
それがキャスティングにおいて有利になる可能性となる。
つい目先の、しかも技術的な事にばかり考えが走ってしまいがちな自分には大変参考になりました。
バラエティの様な自由度の高いお仕事でなく、保守的でマジメなVPでそれをなさったからこそ、自分には響きましたねー。
その他、使える営業テクニックや失敗談など、色々教えて教えて頂けたのも嬉しかったです。
下山さんは実際に営業活動に使用しているアイテムを見せて下さりつつ、主に営業の目的についてお話しして下さいました。
すなわち、「人との繋がりを大切にし、パイプを太くしていく」事。
ともすれば、技能的な側面ばかり意識がいきがちですが、ただ仕事がもらえた、ただ現場でいい仕事が出来たと喜ぶのではなく、「次に繋ぐ」事が最重要。
その為には思い切った投資なども惜しむべきではないとの事でした。
ナレーターとしてのスキルに加え自身の「人間力」を高め、同じモノを作り上げていく「仲間」として認めてもらえる様になる。
互いの必要性や信頼感を構築していく活動、それが「営業」なのだと。
ここが、自分を含め営業未経験者が最も不安を感じる要素なんじゃないでしょうか。
見ず知らずの人に受け入れてもらえるか。
よほどコミュニケーション力のある人でもない限り、および腰になりがちです。
でも、下山さんは「やるしかないんだ」と仰いました。
ありきたりな表現ですが、人生に「出来る/出来ない」という選択肢はなく、やるかやらないか、それだけなんですよね。
「己の芸ひとつで飯を食う」
とても甘美な響きです。
だから読みのスキル、表現力を向上させれば、いつか自分もいっぱしのプロとしてやっていけるのでは…。
そう思ってる方は多いでしょうし、自分もそう思ってました。
いや、そう思いたかった。
何故なら、カッコいいから。
でも結果的に事務所に所属して13年間、自分のナレーター人生は宝くじみたいでした。
具体的なビジョン、明確な売り方、そういったものが事務所にも自分にもなく、ただ「来た仕事をこなし、次の仕事が舞い込むのを待つ」その繰り返し。
ウチの事務所もご多分に漏れず個人営業は禁じられていましたから、スキルを研鑽する以外にやれる事がない。
それを聴かせる対象すら絞ってないのに。
だから、フリーになって思うんです。
「マイク前で喋る以外にも、仕事に辿り着く方法が色々あるのは幸せな事なんだ」と。
冒頭に書いた通り、確かに未知の領域に踏み込むのは今でも不安です。
白状すると、自分は鈍臭いところがあって、せっかくのチャンスをむざむざ逃したりする事多いし。
でも、売れる売れないは誰にも判らないけど、やれる事を自分なりに徹底的にやる。
それは確実に自信になり、あらゆる面で肥やしになる。
そう思うと、ちょっと楽しみになってきた…
この日以降、そんな事を考える様になりました。
トビーさんよしいさん下山さん、ありがとうございました!!

コピーセミナーを受けて学んだこと

「コピーセミナーを受けて学んだこと」
道理と共にしか生理はない、道理がわかっていれば、ある程度まで生理は絞れる、という言葉は衝撃的でした。
『ナレーターの生理を盗む』と聞いても、自分はその本人ではないし、正直迷っていたのですが、コピーセミナーで詳しくアドバイスを頂き、意識が変わりました。
番組作りの道理をわかった上で、なぜ、ナレーターはここでこのような表現をしたのかを、常に意識しながら、ニュアンスや感情の乗せ方、表現を研究してみると音をとろうと必死になっていた時よりも、視野が広がり、聴こえてくるものも違ってきました。
勿論、まだまだではありますが、何か目の前の霧がパーッと晴れてきた気分に!!
自分がコピーしたナレーターの方のは勿論のこと、他の生徒の方達がコピーをした様々なナレーターさんの学ぶべきポイント、特徴・強みが聞けたのも勉強になりました。
何をすればこう聞こえるのか、どんな効果が生まれるのか、自分では、すぐに気づけない事を、明解に伝えてもらえるのはとても貴重だし、今度は、この人のコピーをしてみよう、という新たなチャレンジのきっかけにもなりました。
この他、声の出し方にしても、ここから出す、と決めるのではなく、いろいろなところから出してみたり、息も混ぜてみたりして、どんな声が出るのか研究してみると良いetc・・・
家で自分だけで練習していてもわからなかった様々な事、課題がくっきりと浮かび上がり、学ぶ事ができた濃密なセミナーでした。
課題をどう乗り越えていくのか、新しい事を自分のものにするためにどうしていくのか、試行錯誤、練習し、精進していきます。
きめ細やかな、そして熱いレッスンをして下さいました先生方、本当にありがとうございました!!
                      水曜ネクスト 土谷嘉良子