スタジオ見学、行ってきました!

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土曜ベーシックの伊賀崎です。逸見友惠さんの「ヒルナンデス!」のスタジオ見学をさせて頂きました!
当日は現地待ち合わせだったのですが、到着するとスタッフさんらしき方たちが何人もいて、本当にここまで勝手に入ってしまっていいんだろうか?と、びくびく状態でした。
緊張のあまり持参したお茶をこぼす私とは反対に、逸見さん、リラックスした様子で登場です!スタッフさんたちと楽しそうに会話して、とっても和やかな雰囲気。
逸見さんの周りにどんどんスタッフさんたちが集まって、話して、皆仲良さそう!
・・・なんて私が思ってる間に逸見さん、話しながらも原稿のチェックしてます!Σ( ̄□ ̄;)しかも速い!!!!一度も声に出して読むこともなく、VTRをチェックすることもなく、収録本番です。いつも見ている「ヒルナンデス!」、逸見さんの読みがここで聞けるんだぁ☆と感動しながら、収録の第一声を待ってドキドキ・・・そしてついにっ!!
んっ!!!!?(…なんか違う?私が知っているいつものとちょっと違うような??逸見さんちょっと元気ないような・・・?)いやいや、音楽がないんだ!! と、ちょっと遅く気付きましたいつも音楽にノって軽快に読んでいるように聞こえていたので、まず音なしでやっていたことにびっくりです!
でも音楽がないにしても、いつもはもっとテンションが高かったような気もする・・・、なんて密かに思いつつ、そしてディレクターさん、ミキサーさんたちのあまりにスピーディーな仕事に圧倒されつつ、あっという間に収録が終わってしまいました。
1時間くらいで、私はものすごく色々なことを頭に詰め込んだ気がします。
収録後、コーヒーをご馳走になり、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
そこで私が気になった音楽のことについて聞いてみると、逸見さんは頭の中で音楽を流しながら読んでいるとのこと。だから音楽にノってるように聞こえてたんですね!「たいていの現場は音楽あるけど、ない時にはどんな音楽を使うのかを聞くといいよ。」とアドバイスいただきました。現場でどんなナレーションを求めているかを尋ねてもよく分からないことを言われたりすることもあるそう。それよりも音楽を尋ねたほうが一発で「どんな読みが求められているか」が分かるそうです。
次の日、さっそくオンエアを見て感動!!!私が知ってるいつもの逸見さんです!ちょっと元気がないとかそんな低レベルな話ではありませんでした(汗)私が感じたそれは、よく言われている「引き算」なのだと思います。映像と音楽とナレーション、見事にマッチしてました☆
今まで授業では何度か「バランスが大切」と聞いていたので、何を今さらと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それが身に沁みて理解した瞬間でした。映像と音楽とナレーションのバランスが取れて初めて、視聴者は心地良く、違和感なく、テレビを見られるんですね!
スタジオ見学に行ってから、今まで授業やアフターで教わってきたことが不思議と素直に自分の中に入ってきたような気がしました。言葉を通して教わってきたあらゆる知識がつながった感覚というか・・・。現場経験のない人にはこういった機会を得られるのは本当に貴重です。私はこれからの学ぶ姿勢やアプローチの仕方、授業やアフターやテレビなどから吸収できるものが今までとは変わり、幅広くなると思います。これからがとても楽しみです☆
今回、スタジオ見学の機会を与えて下さった山上さん、そして協力してくださった逸見さん、色々丁寧に説明してくださったスタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました!!

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