声が裏返ってもいい。

CMセミナーに通っている、たまこです。
先日、テレビ番組収録をしてまいりました。地方の特番、自分にとって初のバラエティです。
何かお伝えできることがあればと思い、書き込みます。
とある事務所所属の自分ですが、今回ナレーターを決めるにあたって決め手になったのは、スタジオバーズで作ったサンプルだったようです。
バラエティをやりたい!と作ったサンプルでした。
(山上さん、本当に本当にありがとうございました!!)
現場でも「あのサンプルのアタマの感じで」とオーダーをいただき、収録へ。
ドアタマから振り切れないことがあるのですが、今回ばかりは山上さんの顔が浮かび、最初からフルスロットルで臨みました。
声が裏返ってもどうなってもいい!そんな気持ちでやってみると、意外とOK。
自分が思う「こんな感じかな?」の倍以上やってようやく丁度良くなるのかなと。
全部出し切って、終了。
ブースから出ると、ディレクターさんから「素晴らしいテンションでした」とお言葉を頂き、ひと安心でした。
終わってまず思ったことは「バラエティって楽しいっっっ!!」。
ディレクターさんの予想を超えるプレイをしたい!観てくださる方に楽しんでもらいたい!という想いがより強くなりました。
そのために、まずは自分の引き出しを増やすこと。これからも皆様のプレイを盗みまくります。
余談ですが。
テレビ番組で色々なナレーションを研究するのはもちろんですが、レッスンで色々なプレイを試したり、他の方の型破りなプレイをみておいて良かったなと今回思いました。レッスンだと聞いている他の方の反応を生でみられるので勉強になります。
成立していなくても、笑いが起きたり空気がピリっとしたり、そういう反応は嘘をつかないと思うのです。
「こういうのもアリなんだ」と思えたことが、今回の振り切りにつながったと思っています。
残り少ないレッスンですが、そんな心に刺さるプレイを盗めるよう、また提供できるよう頑張ります。
たまこ

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バーズの『レ・ミゼラブル』裏話
バーズ3期目、土N小幡です。
今回、新年会『レ・ミゼラブル』のメンバーに加えていただき、いつもの優しい瞳ではなく、キラリと光る瞳の厳しい学長の演出の下、レッスンでは味わうことの出来ない芸能の世界を体験させていただきました。
お話をいただいたのは昨年12月上旬。今回は歌を歌うと言うことで、‘ソロは歌えますか?’との質問。それに対して、あろうことか‘声楽は一応勉強しましたが、舞台経験があまりないので自信がありません。’と、いきなりバーズ生としてあるまじき言動をしてしまった私。‘芸能の世界は厳しいです。自信がない人は、歌ってもらわなくて結構です!’という学長の言葉に、新年会に出られる貴重なチャンスを逃してしまった後悔で、悶々としていました。
その心の中を見透かされたのか、もう1度チャンスをくださったのは、、、学長でした。
‘オーディションをやりますから、『One day more』と『夢破れて』を練習してきて下さい。みんな強敵ですよ!’と。
その日、集まってきたのはプロのナレーターに声優、そして声楽家のそうそうたるメンバー。既に初顔合わせは済んでいたようで、どんどん歌の練習に入っていきました。ナレーションだけではなく、歌う声の響きも声量も半端ではありません。それに、歌に迷いがない。一緒に歌うと、当然自分の声は聞こえなくなるという事態に、呆気に取られていたのは多分私だけだったと思います。
そんな中、学長を悩ませたのは私たち音大組、、、音楽は楽譜を読むことから始めて、作曲家の意図を汲み取り、曲を組み立て仕上げていくという教育を受けてきたので、音楽に楽譜は必須アイテム。楽譜を片手に練習をするのが当たり前でした、今までは。ところが、これが学長を大いに困らせてしまったのです。‘楽譜は見ないで!!楽譜を追っているだけで、そんなの歌じゃないから。表現できないでしょ。’と、大きな課題、いや試練を与えられながらの練習とオーディションになりました。
その後、よの女史とのデュエットで、ファンティーヌにキャスティングが決まり、『夢破れて』を歌うことに。
よの女史は工場で働いているファンティーヌ、私は工場をクビになり、髪を売り、娼婦に落ちていったファンティーヌです。
よの女史は、低音から高音まで安定感のある声で、落ち着きのある読みをするプロのナレーター。ご一緒させていただくのは嬉しい反面、足を引っ張るのではないか?という不安から、学長に‘年内に1回お稽古して下さい。’とお願いしたのですが、その思いも空しく、‘そんなこと考える前に、声を出しなさい、声を!!!’と一喝されてしまいました。
年が明けてから、まずはよの女史とのデュエットの練習。
‘もっと声を出して!’‘そんな生温い歌い方じゃ、何も伝わらない!’‘表情をつけて!’‘目線は泳がないで、一点を見つめて!’‘目線は素早く移す!’‘そんな倒れ方じゃダメ!’、、、と、ダメ出しの嵐。それに加え、‘余興と言ってもクォリティ重視ですから、出来が悪ければ、当日キャスト変更もあります。’という厳しいお言葉。そして、両手で顔を被い、ため息をつき、‘タバコを吸ってくる’とベランダに消えていく学長、、、、、の背中を見送りながら、もう迷っている暇も凹んでいる暇もありませんでした。やらなければ!本番まであと10日。
最後の全体練習では、本番さながらの緊張感漂う中、今まで練習してきたことをメンバーの前で演じ、さらに仕上げていくための演出が加わります。‘ここで、多分お客さんはこんな反応をすると思うけれど、それに負けてはいけません。’ハードルが上がります。本番何があっても、とにかく真剣に演じ歌うことを求められます。
そして本番当日。
直前のゲネプロでも、学長の演出はギリギリまで続きました。
立ち位置、マイクワーク、入りからはけるまで、、、さらに‘音大組、『民衆のうた』英語で歌ってネ。’‘え?!・・・’覚えていないんですけど、、、なんて言えません。歌わなくちゃ!緊張感MAX。
いよいよ本番・・・・・
バーズの『レ・ミゼラブル』。
もう〜最っ高でした!!!みなさまからたくさんの温かい拍手をいただき、夢のような時間を過ごしていました。
こんなに刺激的で最高に楽しく、素晴らしい体験をさせて下さった学長、その体験をご一緒させていただいたメンバーのみなさま、そして温かい拍手を送って下さったみなさまに、感謝致します!!!
最後に、昨年12月、レッドカードで終了した山上先生の“殻破りop”、この日めでたく合格点をいただきました!
そして後日、学長からも。。。
ありがとうございました。

新年会を終えまして・・・ガンバルジャン

バーズブログに投稿するのは大分久しぶりになります、
春2期アドバンス、現在はCMセミナー受講中の、
ガンバルジャンこと宮島史年です。
先日のバーズ新年会では、大変オイシイ役所をいただきました。
レミゼチーム一丸となって協力し大成功で終えることができ、
私自身あまり面識のない方からもお褒めの言葉を多数いただきました。
本当に嬉しい限りでございます。ありがとうございました。
また、この新年会のために、
過去のメルマガを読めるようにしてくださった、
義村学長、山上さんには本当に感謝しております。
ガンバルジャンとヒッキーのメルマガは、
事実に基づいております。
故にお分かりの方もいるかもわかりませんが、
元々私宮島は、オタク気質の引っ込み思案な人間です。
自分から発信するような事はもちろんしませんでしたし、
着ている服も無地で黒か灰色のみという生活でした。
まぁ、光があたる要素なんか何もなかったのですw
長年そうでしたので自分で気付くわけもなかったところ、学長に
「その性格と服装の君は10年以上売れていないんだから、そのままじゃ売れるわけないって事だよ?」
といった内容のお話をいただき、ショックを受けたのを憶えています。
その後は普段の私を知る方はご存知の通りの服装へ・・・
知らない方は、先程も書きましたが現在CMセミナーに通っていますので、
話しかけてみてください。見た目ほど怖くないはずですw
メルマガに関しても、自分から発信なんてしたことのない自分は、
最初はかなり渋ったのですが、山上さんに
「10年後には、絶対書いてよかったと思うようにするから!」
と、なんとも頼もしい言葉をかけていただきました。
結果、今回のような機会も持て、
「あ〜!あなたがガンバルジャンさんですか!?」
などという風に声もかけていただけるので、
10年もしないうちに「やってよかった!」となりましたw
ただ如何せん、私の原文は恨みつらみが先行しまくりでしたので、
それをおもしろおかしく「文章」にしていただいた山上さんと学長に、
改めて感謝です。
長くなってしまいましたが、
たった5年前からしても、今の自分は全く想像できません。
せっかくバーズに来たのですから、
みなさんも色々提案をして試してみてはいかがでしょうか?
想像もできなかった自分に逢えるかもしれませんよ!?
山上さんの、
「全部間違ってるから」
という言葉が既に聞こえてきそうですが・・・w
この道をいけばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一歩が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ
       アントニオ猪木 ではなく、
          
               一休宗純

よのひかり アジエンス新CM

猪鹿蝶狩野さんより花王アジエンス新CMナレーションのお仕事をいただきました。
10年ぶりのリニューアルとのことで、念には念を入れた収録は3回に及びました。
(こういうことは珍しいようです)
全編、葉加瀬太郎さんのドラマティックな曲が流れていますが
私はその曲に引っ張られすぎてしまう…ということで、
オンリーでの収録となりました。
ほんの数行の原稿なのですが、
緊張のせいか息がもたないような感覚になり、とても難しかったです。
初めてのCMナレーション。
貴重な経験をさせていただきました。
狩野さん、本当にありがとうございました!!!
アジエンス新CMは本日よりオンエアされているそうです。
どうぞよろしくおねがいします!

岩下利朗 「バーズ講師見学」

「バーズ講師見学」
水曜ベーシックの岩下です。
昨年末の忘年会の大抽選会で、幸運にも見事にバーズ講師の見学権利をゲットし、今回は大江戸先生の日曜芸人のMAを見学させて頂きました。
バーズに入って現在約四か月。まだ。自分の声をどうするのかとかの段階で、全く何もわからない状態のまま、いきなりMAの現場。大江戸先生とスタジオへと向かうことになりました。
スタジオに入り挨拶を終え、大江戸先生がスタッフさんと雑談をされている間、スタッフの方が私にも原稿を渡してくださいました。
一時間番組で、原稿は9枚。
バーズの授業で行われるレッスン用の原稿は、多く渡されたとしても2~3枚。その授業で読むときに一杯一杯な自分なのに、それをこの短い時間で全体的に雰囲気を把握し、読まなければいけないのか、と感じている間も、大江戸先生はまだスタッフの方と雑談中。、「いつ原稿読むの?」と感じながらも「せっかくこんな機会を与えてもらったんだから、画像に合わせられるものなら頑張って合わせてみよう」と思い、自分なりに原稿に目を通していました。
「じゃ、お願いしまーす!」
そうこうしているうちに、大江戸先生はブースの中へ。
「あら?テストとか、リハみたいなのないの?大江戸先生、原稿にまだ目を通して無いよね?」と思っていたのだが、「では〇〇~〇〇まで3ブロックテストでいきましょう。」
「あ、ここでテストなのか」と思っていたところ、3ブロックほどテストで大江戸先生が実際に読まれる。
大江戸先生の声がスピーカーから流れ、そこで気付いたのが、普段練習している自分の声の表現力のなさ。
TVから流れる音よりも、ナレーションの音を大きくしてあるのかわかりませんが、声がとても鮮明に聞こえ、大江戸先生の表現力の大きさに驚きました。
その後、「じゃ、お願いしまーす」と本番へ突入。
「えー!もう本番?」
当日原稿を渡されて、すぐに読むとは聞いていましたが、まさかこんなに間隔が短いとは・・・
驚きと戸惑い。
しかし、その後もどんどん進んでいく。
とても初見とは思えないテンポと表現。TVのオンエアとなんら変わりが無い。
「じゃあ、ここからここまで、一気に5ブロックいってみましょうか?」
速いよ~(汗)
その後も順調に進み「ちょっと出ちゃいましたね」と大江戸先生。「え、そうだったの?」とそれさえも気づかない情けない自分。
他にも、「ちょっとここ、文言変えますね」とディレクターさん。
「了解しました~」と大江戸先生。
「ではこの文言でお願いします」と録り直しに入ると次の一発でオッケー。
続いて「あ、この金額のテロップに合わせられますか?」との注文にも「了解です~」と次であっさりオッケー。
なんでそんなに速く対応できるの~と驚くばかり・・・
他にも、ディレクターさんが「ちょっと文言合わないんだよな」と言った時にも、大江戸先生から「こんな感じでどうですか?」と提案され、「あ、そうですね。それで行きましょう。ありがとうございます!」と、まさにプロの仕事場という感じで進んでいく。
文章力は大きな力。
映像に合わせる反射神経。
そして、作り手が何を求めていて、どういったナレーションを入れてほしいのか。
これらの力がいかに必要かというのがとてもよくわかりました。
一方の自分はと言えば、タイムと原稿を目で追うのが精いっぱいで、キューランプ今点いた!とか、そんなレベルでした。番組の雰囲気を掴んで、こう読みたいなとか考える余裕が全くありません。
家でのんびりコピーやっているときとは、全然違う。当たり前でしょうけど・・・
もう少し学習や経験を積めば、ミキサーさんの動きやディレクターさんの動きや求めているもの、そんな事などなど、周りを見る目が養われているのかもしれませんが、まだまだ見なきゃいけない部分も見えていない状態なんだと思います。
これから先、あれはこうだったのか!とか、大江戸先生の対応力とか、見えていなかった部分がわかるようになっていけるようにしなければなりません。
とにかく、今の自分は何もかもが足りない!
でも、本当にいい経験をさせて頂きました。今回の見学、将来的に絶対プラスになると思います。というか、プラスにします。
そうじゃないと、何のために貴重な時間を頂いたのかわかりません。
まだ全部を書ききれていないのですが、色んなことを思い出しながら、また日々精進して行こうと思います。
それから、同じく忘年会商品で頂いた5000円は、おそらくボイスサンプルを作るときに使わせて頂くことになると思います。
その時にはまたきっちりブログで報告します!使わないでちゃんと取ってありますよ(笑)
今回、この企画を頂いた学長はじめ大江戸先生、バーズに感謝です。
ありがとうございました!

よのひかりです

義村学長よりお声をかけていただきまして、
フジテレビで火曜夜放送中の『キャサリン三世』のサブ出しに行ってまいりました。
原稿はB4サイズ2枚分。
30分ほどで終了しましたが、
なんだか余計な力が入りすぎてしまった感じがしています。
スタッフさんとはいいコミュニケーションがとれたと思ったのですが、
肝心のサブ出しは、気合いを入れすぎたのか
いつもの自分ではない感じでふわふわしていました。
山上先生が実演してくださった現場への入っていき方のワンシーンワンシーンや、
大江戸先生がよくおっしゃる、
日常生活の中にナレーションを落とし込んでいく、という言葉が
ずし〜っときています。
仕事がやりやすい状況を、慣れない現場でどう作っていくのか…
これは、現場を経験させていただく中で
現場に向かう準備段階も含め、
自分の肌で感じながら勉強していかなくてはならないこと。
寒い寒いクリスマス・イブの夜…
武者震いした帰り道でした。

お仕事ご報告です!

今期アドバンスの目黒です。
猪野鹿蝶武信さんよりお声かけ頂き、VP収録に行ってまいりました!
今回はスクールバーズ生の藤本さんとご一緒させていただきました。
収録は6時間。繰り返しチェックをしながら作品に情熱をもって仕上げて行きます。
某学習塾の授業の中で流れる教材なので、この作品を見てくれる生徒さんたちが勉強の楽しみ方を見つけてくれるといいなあと思います。
私が勉強が苦手なので・・・(´ε`;)
切実に、密かにそんな願いを込めておりました。
今回は小さな女の子のキャラクター役でした。
こういった役でお仕事をいただくのは初めてです。
前回収録したサンプルの中に、キャラクターがありました。
自分だけで考えていたら恐らく一生選択しなかったであろう表現ジャンル。
改めてサンプル収録を振り返ると、コピーに取り組んでみて初めて知るその表現の高さ。
やってみて、ようやく自分にできないことをたくさん自覚しました。
やってみなくちゃ自分には出来ないということもわからない。
興味がないことに目を向けないのでは、何も拓けない。
簡単には出来ないことを知り、改めてその表現者を尊敬し、そこから学びが始まるんだと実感しました。
だんだんと、削ぎ落されて小さい自分が見えてきます。
今回のお仕事が頂けたのは、スタジオバーズでカウンセリングをして、新しい表現に挑戦するきっかけを作っていただけたからだと思います。
改めて、山上先生ありがとうございました!
そして、今回もお声かけいただいた武信さん、ありがとうございました!
最後に、長丁場作品づくりに携わったスタッフのみなさま、
クライアント様、お仕事ご一緒させて頂いた藤本さん(先生〜!)ありがとうございました!
※12/20のfacebookより転載。
目黒 泉