岩下利朗 「バーズ講師見学」

「バーズ講師見学」
水曜ベーシックの岩下です。
昨年末の忘年会の大抽選会で、幸運にも見事にバーズ講師の見学権利をゲットし、今回は大江戸先生の日曜芸人のMAを見学させて頂きました。
バーズに入って現在約四か月。まだ。自分の声をどうするのかとかの段階で、全く何もわからない状態のまま、いきなりMAの現場。大江戸先生とスタジオへと向かうことになりました。
スタジオに入り挨拶を終え、大江戸先生がスタッフさんと雑談をされている間、スタッフの方が私にも原稿を渡してくださいました。
一時間番組で、原稿は9枚。
バーズの授業で行われるレッスン用の原稿は、多く渡されたとしても2~3枚。その授業で読むときに一杯一杯な自分なのに、それをこの短い時間で全体的に雰囲気を把握し、読まなければいけないのか、と感じている間も、大江戸先生はまだスタッフの方と雑談中。、「いつ原稿読むの?」と感じながらも「せっかくこんな機会を与えてもらったんだから、画像に合わせられるものなら頑張って合わせてみよう」と思い、自分なりに原稿に目を通していました。
「じゃ、お願いしまーす!」
そうこうしているうちに、大江戸先生はブースの中へ。
「あら?テストとか、リハみたいなのないの?大江戸先生、原稿にまだ目を通して無いよね?」と思っていたのだが、「では〇〇~〇〇まで3ブロックテストでいきましょう。」
「あ、ここでテストなのか」と思っていたところ、3ブロックほどテストで大江戸先生が実際に読まれる。
大江戸先生の声がスピーカーから流れ、そこで気付いたのが、普段練習している自分の声の表現力のなさ。
TVから流れる音よりも、ナレーションの音を大きくしてあるのかわかりませんが、声がとても鮮明に聞こえ、大江戸先生の表現力の大きさに驚きました。
その後、「じゃ、お願いしまーす」と本番へ突入。
「えー!もう本番?」
当日原稿を渡されて、すぐに読むとは聞いていましたが、まさかこんなに間隔が短いとは・・・
驚きと戸惑い。
しかし、その後もどんどん進んでいく。
とても初見とは思えないテンポと表現。TVのオンエアとなんら変わりが無い。
「じゃあ、ここからここまで、一気に5ブロックいってみましょうか?」
速いよ~(汗)
その後も順調に進み「ちょっと出ちゃいましたね」と大江戸先生。「え、そうだったの?」とそれさえも気づかない情けない自分。
他にも、「ちょっとここ、文言変えますね」とディレクターさん。
「了解しました~」と大江戸先生。
「ではこの文言でお願いします」と録り直しに入ると次の一発でオッケー。
続いて「あ、この金額のテロップに合わせられますか?」との注文にも「了解です~」と次であっさりオッケー。
なんでそんなに速く対応できるの~と驚くばかり・・・
他にも、ディレクターさんが「ちょっと文言合わないんだよな」と言った時にも、大江戸先生から「こんな感じでどうですか?」と提案され、「あ、そうですね。それで行きましょう。ありがとうございます!」と、まさにプロの仕事場という感じで進んでいく。
文章力は大きな力。
映像に合わせる反射神経。
そして、作り手が何を求めていて、どういったナレーションを入れてほしいのか。
これらの力がいかに必要かというのがとてもよくわかりました。
一方の自分はと言えば、タイムと原稿を目で追うのが精いっぱいで、キューランプ今点いた!とか、そんなレベルでした。番組の雰囲気を掴んで、こう読みたいなとか考える余裕が全くありません。
家でのんびりコピーやっているときとは、全然違う。当たり前でしょうけど・・・
もう少し学習や経験を積めば、ミキサーさんの動きやディレクターさんの動きや求めているもの、そんな事などなど、周りを見る目が養われているのかもしれませんが、まだまだ見なきゃいけない部分も見えていない状態なんだと思います。
これから先、あれはこうだったのか!とか、大江戸先生の対応力とか、見えていなかった部分がわかるようになっていけるようにしなければなりません。
とにかく、今の自分は何もかもが足りない!
でも、本当にいい経験をさせて頂きました。今回の見学、将来的に絶対プラスになると思います。というか、プラスにします。
そうじゃないと、何のために貴重な時間を頂いたのかわかりません。
まだ全部を書ききれていないのですが、色んなことを思い出しながら、また日々精進して行こうと思います。
それから、同じく忘年会商品で頂いた5000円は、おそらくボイスサンプルを作るときに使わせて頂くことになると思います。
その時にはまたきっちりブログで報告します!使わないでちゃんと取ってありますよ(笑)
今回、この企画を頂いた学長はじめ大江戸先生、バーズに感謝です。
ありがとうございました!

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