知りたかったバラエティの「基本」

おはようございます。17期コア土曜クラスの宇那明莉です。初ブログを書かせていただきます。さて、今回のレッスンは堀場さんによる「バラエティの基本」です。実はバーズに入る前からこのレッスンをとても受けたかったのです。なぜならば自分は今までバラエティに関する学びをしたことがなかったから。だから想像することはできても具体的に最前線のプレイヤーの技法や考えを浴びる機会が欲しかった。すぐ近くで肌で感じる距離にいることで知れることは多いと個人的には思います。待ち望んでいたテーマです。

さてさて、そんな個人的な感情は置いておきましてレッスンはスタートです。
「僕のレッスンではバラエティのベタを教えます」とのこと。ベタとは基本、セオリー、ここを押さえておけばとりあえずうまく聞こえるコツのようなもの。ですがもちろんそれだけでは足りない。反対に考えれば一番大切な土台の基礎を教えてもらえるということ。
建物を建てるには何よりも土台をしっかり作らなければなりません。土台が雑ならばその上にどんなに素晴らしい建物を建てても有事の際に簡単に崩落するが持論。そしてなにより知ってるのと知らないのとじゃメンタル的な安定にも違いが出る(少なくとも私はそういう許可証や免罪符的な後押しがあれば内面の支えのひとつになる)かと。
まさにそこ聞きたかった!と思っていた内容でした。

さてさて次は実践、原稿読みです。
まずは何も教わっていない状態でそれぞれ持ってきたもので読みます。そして教えを経てから再度読み。
当然ですが皆さん1回目と2回目では全く違います。
それに「どんな番組のどんなシーンか具体的にイメージして」喋るのですが、これが個人差があっておもしろい。何より自分が思いつく番組と皆さんが思いつく番組の違い、自由に番組をイメージしているのですからそれぞれ違って当たり前なのですが、こうして皆さんのを聞くと思いつくものが違うということがとても面白く感じられました。人数がいるからこそ、そういうのもあるのか、って気付きにもなりますし想像を広げることにもなります。それは個人の嗜好であったり日々のミラーリングの結果であったりもしかしたら苦手にトライしてる人もいるかもしれません。なぜその人がそれを選んだかまで考えるととても楽しいだろうと思います。
自分に関しても具体的に想像して実践してみることで自分に足りないものを再認識する良い機会にもなりました。
いわれたこと全部取り入れて実践!とかっこよくいけたらいいのですが、教えを経てからすぐ実践で問われるのはスピード感。これをサラッと何事もなくできるのが当然なのですが、しょ、処理能力が足りない…ッ!?結果必要分よりも多く息が出てしまって短い文章なのに噛んでしまったのが悔しかったです。勢いに振り回されない息のコントロール力をもっと強化しなければ。はい、土台がまだまだ甘いことが浮き彫りになりましたね?弱いところコンクリートでちゃんと固めましょうね?大切ですよ基礎工事は。

あと、レッスン中に堀場さんがちょくちょく挟んでくれたボイスサンプル制作時にはこうするといいというポイントもとても勉強になりました。実際の番組の時は映像があるけれどボイスサンプルには映像がないので、より意図を明確にする大切さ。言葉にされると当然のことだな!と思わせられることをきちんと言語化して伝えてくださる優しさと心遣いに感謝いたします。