冒頭で勝負を決めろ

おはようございます。春17期コアの北村です。

今回は堀場先生の「バラエティの基本」を振り返ります。

ボイスサンプルは映像がない分、「自分がこういう番組を読むなら」と、具体的なアピールをする必要があるとのこと。そのためにも、これからは原稿を読むときに「どんな番組を意識して読むか」をできるだけ具体的にしてから臨んでくださいという金言からスタートしました。

それから、レッスンも後半に差し掛かってきたころに、堀場先生からこのような話がありました。「私はナレーションのベタを教えますので、実践すればナレーションがうまくなるかもしれませんが、選ばれるためにはプラスアルファの要素が必要です」と。私自身、今までのナレーター人生の中でどうしても講師から言われたことしか実践できなかったり、基礎の部分だけをしっかりやってしまって声は聞きやすいのに抑揚がなかったりで、なんだかもったいないと言われ続けてきたので、改めて心に突き刺さる言葉でした。

ナレーションは職人芸ですから、教われることには限界がありますし、それ以外は盗むこと(ミラーリング)をして、最終的には自分で生み出すしかないんですよね。

肝心の原稿読みでは、基本的な部分は良いので冒頭から癖強めにいってみたらどうかというアドバイスをいただきました。今季の課題は、どうしてもナレーションの最初は無難に守りに入ってしまうという弱点を克服すべく、冒頭で勝負を決める気持ちで臨むこと、冒頭に特化したスキルをミラーリングして習得することなのかもしれません。

そこが良くなればバランスも整う気がしています。

さて、次回は6月。このままだとあっという間に9月になってしまうので、この波に取り残されないように引き続き頑張ります。

それでは、本日も笑顔120%な1日を。