大さじ一杯の毒を

「バラエティの面白さを支えているのはナレーションである」

以前よりバーズではバラエティナレーションの重要性を説いていますが、

これは以前の守破離の時に学長が口にした言葉です。

何でもないV(映像)をナレーションでどう料理して面白くしていくか。
そこに読み手自身のプランや演出も大きく関わってきます。
今回振り替える先週の田子さんの授業でも大きなポイントとなるのはここです。

確かに田子さんがナレーションを勤めている番組を見ると、
田子さんのナレーションで番組の面白さがより引き立ち、より華やかになっていると感じます。

それこそがナレーションのやり甲斐であり魅力的なところでもあると思います。
 
 
さて、
それでは映像を面白くするナレーションとはどんなものなのでしょうか。。

最近ひとつ考えているのは「毒」の表現なのかなと思っています。
昨今のバラエティ番組の「笑い」や売れてるナレーターのトップサンプルを聞いても、
個人的に特に面白く感じるのは「毒」の表現でした。
そして「毒」は自分の中でもコアの頃から大きな課題でもあります…。

今回の課題はとあるバラエティ番組のドッキリ企画の原稿でした。
ドッキリに掛けられるメンバーを小馬鹿にすれば自然と毒っぽい表現が乗っかりやすい内容です。

なので今回はとことん出演者をバカにしてやろうと思い、まるで仲良い友人をからかうかの様に読んでみました。
正直自分でも思いの外楽しく喋れた実感があります。笑

その結果、田子さんからは「悪魔のようにイジワルだ!」「Vが楽しくなってる」と嬉しいお言葉!

「楽しさ」が良い方向に出た貴重な一回でもあり、
また一つ自分の課題克服の足掛かりになった大事な一回にもなりました。

あとはこの経験をどう今後に活かしていくかです。
一発奇跡にならないように精進します!

田子さんいつも楽しい授業ありがとうございます!
次回も宜しくお願い致しますm(_ _)m

モードクラス久保多聞