いざ!〜ボイトレチケット2枚使いの巻〜

土曜モード今村です。こんにちは。
今日はレッスンではなくボイトレ話です。

スクールバーズ2期目に入り、いつボイトレチケットを使おうかと思っていた矢先。先日のモードレッスンで目黒さんからいただいた発声における「とある指摘」。それが以前から自身でも気になっていた事にリンクしたのでそれをまずは理解するために。今こそ使うべし!と2枚連続1時間コースで受講。 (※チケットの有効期限1年ですって!)

レッスンでも今村の発声特徴を見ていただいてたので、事前に発声課題を相談させてもらい、当日は今村の課題に沿ったメニューで進めていただきました。
(舞台ベースがあるので、ドッグブレスやロングトーンなどひとまずokでしたが、ドッグブレスはより深い呼吸で行うとキツイ。ツライ!これは体力消耗が激しい。そして問題はこの先なのです……)

【課題】
●苦手ダ行(というか「ダ」)
●アタックの強さ(強すぎる)
●リラックスした発声、細かな発声方法の習得など

【今村メニューの解決案】
●発声の仕組み、腹式呼吸のおさらい
●気を遣わないリラックスした声を意識〜無意識にできるように。ダルダルになる(する)
●ロングトーンの呼吸の中に、どれだけ豊かな響きを保ちつつ乗せられるか
●発声時の声の出し方
(具体例: まずイメージ。水時計のような均一の水球をポンポン出していく。息に乗せた音は「まぁるい球体、小さくていいから密度の濃い球体」をイメージした声の出し方) ⇒今は球体ではなく赤血球みたい。(オシャレにフェットチーネと言ってもらえたけど、赤血球ですな)
●筋肉の使い方、姿勢(壁をガイドとして利用するのもアリ!)
●顔まわりに入ってる力の抜き方(今村の場合は下顎が力む)
●水をこまめに飲む(乾燥大敵、声帯を乾燥させない。日常生活で喋ってるだけでも乾燥する)
●腹で支えた発声での響き方(これが特に特に難しい!裏声に抜けない)
●一発目の話し始めワードを雑にしない。(丁寧な発声に繋がる)
●抜いて軽やかに読んでいい。響きの玉をもっとポンっと出せるように(腹筋にも通じる)

……これらをすると何に繋がるか。
それは、【響く声】を手に入れるアプローチ、そのための体得ルート。
響く声は、声を無理に大きく出す必要がない事を目の前で実践していただきました。可憐な鈴を鳴らしているかのよう…
これ、、出来るようになりたい。早く自分のものにしたい!この響く声が欲しい!と切に思うレッスンでした。
発声が苦手だと思われる方に是非伝えたいこと。発声は「イメージ」です。どんな声を出したいのか、具体的な形や大きさ、軽さ重さ、それを目の前にイメージして声を出すと具現化に繋がると思います。まだ体得出来てないですがこれは本当におススメです。騙されたと思ってやってみてください!

最後に。今村は「繊細な人」
それが声に出てるんですって。人柄が声に出ると。
まるでお医者さんにカウンセリングしてもらったかのような心地でレッスン終了。目黒医師…ならぬ、目黒先生ありがとうございました!!

写真は目黒さんが撮ってくださいました。
発信とともに笑いすぎた今村の顔も以後お見知り置きください(*´∀`*)