ボイスサンプル収録 ~学びと内省~

こんにちは。モードクラスの熊倉です。きのう(8/16)は、報道・情報番組向けのボイスサンプルを作成しました。

収録を担当してくださったのは山上智先生です。山上先生のお話は(カウンセリング時もそうでしたが)「なるほど!」と頷くことや考えるきっかけになることが多く、収録日のきのうも「そういう風に考えるのだな」と学びの場であり、また、内省を促される場でもありました。

表現について山上先生のディレクションに助けていただいたことはもちろんなのですが、きのうは、「スタジオに入った時に(マイクの前で)、プロとしてやってはいけないこと」をいくつか私がしてしまい、「現場で、与える立場」のナレーターとしての心得をご教示くださいました。スクールバーズのレッスンさながらのサンプル収録です。感謝の気持ちと、一方で、私はまだまだ「与える立場」になれていないことを痛感。技術とメンタル面を向上させなくては。

サンプル収録後は帰宅すると茫然としてしまいます。毎回(今回が5回目ですが・・・)、課題が新たなものも、既に取り組み中のものも浮彫りになるからです。私の場合は、母音の発生の甘さや、リズムや読み方のバリエーションといった課題があり、これらの課題を一つ一つクリアすることが今の自分と向き合うこと、と感じています。

それにしても、山上先生・・・きっとこの日も、集中して複数のサンプルを収録後、夕方スタートの私のサンプルがやっと最後の収録だったのでは、と推測します。遅くまで私のナレーションに向き合って下さり感謝です!有難うございました!!