提案する素晴らしさ

春6期アドバンスの藤本隆行です。
先日、山上さんによるディレクション論の授業を受けました。
プロデューサー役、ディレクター役、プレイヤー役にわかれてロールプレイングを行い、それぞれの心情を分析するという、まさにプロ仕様の授業でした。
そこでプレイヤーが陥りやすい落とし穴について学んだんですが、まさに目から鱗でした。いや・・・目から鱗というよりもいままでの私のプレイの仕方は間違っていたんだと気付きました。
私は今まで、ディレクターやプロデューサーを勝手に神格化し、言われたディレクションに対して忠実に再現しなくてはいけないんだと思い込んでいました。
でもそれは間違っていた。「要求に応えようとしちゃダメ。自分の提案をして一発目に出す」という山上さんの言葉にハッと目が覚めました。
そうなんだよなぁ。自分は作品を一緒に作っている一員なんだから、提案をするのは良い事であって、悪い事では決してないんだよなぁ。
いままでは「こんなこと言ったら生意気に思われちゃうかも」とか「あまり的の外れた表現はやめておこう」とか色んな事を考えていた自分がいました。でもそれって、自分の提案をしないただの喋るロボットですよね。これでは番組を一緒に作っているとはいえない。そしていつまで経っても振り切ったプレイができないと感じました。
これからの仕事は一発目にまず提案をしてプレイすることにします。過去の過ちは、未来への糧にします。
気付かせて頂き、感謝。

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