自由な表現は平常心から

モードのこじらせ松田です。先日は田子先生のレッスン!田子先生がいつもおっしゃるのは「テキトーよ、テキトー」。
しかし、原稿の分析が始まると誰より情熱的です!そしてモニターを舐め回す位の勢いで集中して「ワーッていってガーッてやってブワーっつって、じゃあねー!よ」だそうです!そこにシビれる!あこがれるゥ!な訳ですが、テキトーな訳ないじゃん!では田子先生のおっしゃるテキトーとは何なのかを勝手に考えてみました。
はじめは先生一流の冗談でリラックスを促して下さってると思っていました。それもあるのでしょうが、今回「用意した読みをしちゃダメよ」という指導を受けて「平常心、自然体であれ」という意味ではないかと考えました。
学長がテニスに例えて「来た球を打つ」とおっしゃるように、テキトーな程にリラックスした状態から映像を見て、効果音やBGMを聴いた瞬間に感じたものを出す!感覚を研ぎ澄まして「絵が喋れっていうから」を感じとる。その為には緊張して硬くなってはいけないし、前もって読み方を準備してもいけない。その平常心、自然体になる為のテキトーなのです!!(注:個人の感想です)

ある柔道の先生が「技というのは考えて出しているうちは技ではない。攻防の中で無意識に出るのが本当の身についた技だ」とおっしゃいました。

その高みに上がって僕も、ワーッていってガーッてやってブワーっつって、コレがコレもんなんで、じゃあねー!になりたい!その為には…まず、テキトーをかませるだけの基礎力を身につけましょう。

ヒューマンドキュメント 田子さん /戦略 学長

●(ビューンドキュメント)バラエティー●

バラエティーの基本的な内容が網羅されている原稿をチェック(終わりのタイム、画変わり、SE)後、本番する流れでした。今回は演者をターゲットにベタな方法でいたずらを仕掛けてそれをいじる…というもの。読みのいじり方にも沢山の要素が含まれ、『振り幅』を出す事で面白みを出す。

前期それが足りなくて『もっと俺を騙して〜』と言われました。その時、振り幅からNAで表現を変えることだけ考えていました。振り幅の先を意識してなかった。振り幅の先は【引っ掛かり】で、聞いている人を飽きさせない部分が欠けていました。

木を見て森見てなーい!(反省終了。さてどうするか?)

田子さんに少しでも面白い!と言わせる。掴んだら離さない!そして、それが自分のやりたい表現を加える。…とめっちゃハードルを上げ、結果、『好み〜』と頂けました。新たな発見も出来ました。(´▽`)幸甚!

引っ掛かり(振り幅)を出すにはテクニックなど必要な事は多々ありますが、それは聴き手を掴む為の手段。そのテクニックという武器が少なくてもそれを認めて挑むのは私の中で成果となりました。

●戦術●

私は悲観していた。

「才能があるから売れるんだ!」と。

実はその逆で、「売る力で決まる」、と聞いてその瞬間私の中の悲観終わりました。

ここから戦術のアプローチと営業ツールに触れていきました。

その中で、椅子理論について。これはバーズに入ってびっくりした1つです。

アフターバーズで学長が「座るように」とよく仰っています。

当時「学長がまだ立ってらっしゃるのに〜?!」とびっくりしながら座っていました。目上の方が座ってから座るという刷り込みをされ、先に座ると怒られてきました。

なので、最初は凄く抵抗がありました。

それは必要なんだなと思い、これからも敢えて座って(位置はなるべく真ん中)いきます。

濃厚な1日を経て

土曜モードブランディングクラスの小町まりです。

今回のモードクラスのレッスンは田子先生によるバラエティでした。

題材は某グループの番組内で一人のメンバーに対しよくありがちなドッキリを仕掛けていくというもの。

企み・意地悪・コソコソ・馬鹿にするなどのニュアンスを要所要所に散りばめて番組をより面白くします。

テンポ感が大事なので、タイムに囚われていてはダメ。終わりのタイムをチェックして、あとは映像やテロップ、SEがどこに来るかに合わせて読んでいきます。

一人ずつブースで収録し、収録したものを聞きながら田子先生にコメントを頂く内容でした。

評価の基準は、振れ幅があるかどうかと、原稿内容を理解してきちんと番組に合った読みが出来ているかどうかだったと思います。

やり過ぎかな…と思っても、まずはやってみる。やってみて意外に有りだということもあるし、やり過ぎな時はもう少し抑えめでお願いされるのだから、とにかくまずはやってみる。

私もチャレンジしてみましたが、思いっきり外してしまったイマイチだったところもそういうの好きよ~と言っていただき、やってみて良かったと思いました。

やってみたことで反省点が見えました。

大事なのは自分の意図をしっかりと持って、気持ちを作ること。自分に迷いがあると全体的に弱くなってしまうので、自信を持ってやってみます。

義村学長によるブランディングクラスは「戦術」について。ブランディングのレッスンは今までにないとても興味深い内容であっという間に時間が過ぎます。

色々模索しています。

その後のアフターバーズでもまた色々と収穫がありました。自分が信じていることが必ずしも正しいわけではなく、違った視点やもっと先を見据えた意見を直接知ることで新しいことが見えてきたり、考えていたことが急にまとまったり広がったり。ナレーター目線での色んな意見が聞けて大変貴重な時間です。

沸騰した頭の中を冷静になって解析している段階です。

小町まり

視聴者に届く演出を込める!田子先生

皆さんこんにちは!
モードクラスの佐藤愛可です。  

今週の田子先生のバラエティの授業。
一番の気付きや驚きとしては、「なんて視聴者思いなんだ!」ということでした。 
とくに、出演者紹介のシーンでは、自分もその人のファンになって読む、ということ。 
何故なら、視聴者の多くは、出演者のファンだから、
待ちに待った登場を一緒に盛り上げなきゃ!というもの。  

目の前の画や原稿だけでなく、その先の視聴者が観ていて気持ちいいように、面白くなってくれるように、
細かい演出を込めて読む!

今回も田子先生、圧巻でした……!!

ドッキリもある意味ヒューマンドキュメントかもしれない

最近一番ドッキリしたのはデカい虫が家の床にいたことです。チンパンジーみたいな悲鳴を上げましたがよく見たら夕飯の舞茸が落ちてるだけでした。水曜モード神林拓真です。

今回のレッスンは田子先生の「バラエティで張る」だと思います。とにかくバラエティでした。原稿の内容も我々にもドッキリですね。
1度VTRを見たらあとは一人ずつブースで読んでいき、最後に田子さんからどう読むべきかの解説をいただきます。

前回もそうでしたが田子さんのレッスンは熱さと勢い、爆笑トークの中に絶対に知っておくべきテクニックが多数含まれていて2時間があっという間、一瞬も油断ができません。

今回のポイントは
– タイム見てから読んでるようじゃダメ。絵変わりの尺によっては撒いて出ることも考えてしっかりと演出をつける。
– 自分が番組を見たときにナレーションはがどうなってたら面白いかを考えてやる!
– 細かくニュアンスをしっかりつけて、「引っ掛かり」を作る!バラエティなら視聴者にうざいと思われるくらいにやる(何も残らないのが一番ダメ――!)
– テロップやSE、BGMの変化に対する瞬発力→動態言語力ですね

あと急なフリートークからの「なんか面白い話してー!」に瞬時に対応できるようになるのも瞬発力や人間力を鍛えることに繋がるなーと思いました。魅力的な人間になりたい!
だいたい緊縛トークに持ってかれた気がします。新しい世界を開くことも自分磨きに大切ですね!ぼくもチャーシューなら縛ったことがあります。超どうでもいいですね。

アフターバーズではガンダム風のボイサンの完成度の高さに夢に出るくらい笑いました。ああいうの出来るようになりたい…感動はもちろん、悔しいです。もっと遊べるレベルに上りたい!勉強よ!アムロ!!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。

華!品!毒!ダメ品になるな!

先日のモードクラスは義村学長による「華品毒のある表現」。
欲しいですねえ華品毒。売れるための17カ条でも語られる華品毒。
…そんでは!具体的に華、品、毒それぞれの表現とはどういうものか!?
うん…ね。えーと…あのねえ…

ボーッと生きてんじゃねえよ!

またしてもボーッと生きてたこじらせ松田です!
華品毒それぞれの要素や声、表現の分析、そしてそれぞれの要素のトッププレイヤーには誰がいるのかを学長がプロジェクターを使って説明して下さいました。
こうやって、しっかりと分析してから狙いを定めて表現をするという事ですね。なんとなく華やかになればいいなーとか思ってやってたら全然伝わらないという事を実技で思い知らされました。

こうやって分析、研究して意図を持って取り組む。ただやみくもに頑張ってたのではいけないと最近しみじみ思います。

僕は若い頃、ちょうどバーズメルマガで連載している「ボイスサーガ」に主人公の同期とかで一瞬だけ登場しそうなヤツでした。演技や芝居の事もわからず「努力はいつか必ず報われる」と思って、しんどい思いをすれば芸のコヤシになるかと、しんどいバイトをしてみたり、体を鍛えたり、見当違いの努力ばかりして芝居が上手くならず落ち込んで、「俺はこんなにもしんどい思いをしてるのに、上手いことやってるアイツばかりキャスティングされやがって」なんて思ってました。闇が深い。

近年、大事にしている言葉は「成功する為には適切な場所で適切な努力をしなければならない」というのと、「いくら努力しても、その事を好きで楽しんでいる人には勝てない」という言葉です。今は適切な場所で楽めていると思います。

アフターバーズでは相原嵩明さんが事務所にお越しになったのでご一緒させて頂きました!以前お会いさせて頂いた時よりいちだんと勢いがスゴい!いやー、あのグイグイ感は見習わせて頂かないと!表現が小さく華も毒も無いだけの『ダメ品』な人にはなりたくないんじゃあ〜!

「華品毒」の表現

小さい頃20匹の猫たちと暮らしていました。

土曜モードブランディング小町まりです。

今回のレッスンは義村学長による「華・品・毒」でした。

声質や喋り方、表現の仕方等で受け手の感じ方は変わります。

番組に色を付けるナレーションはこの華品毒の方向性が重要になります。

レッスンでは一人一人原稿を読み、その都度 学長とその他のレッスン生が華品毒どの表現に感じたかを判定していきます。

自分の耳も試されます。

以前は苦手なことにもチャレンジしてみましたが、その判定はバラバラ。

なので今回は自分の方向性を決めて挑みました。

心に決めて読んだからか、判定はほとんど一致しました。

原稿を読む機会が3回あったので、そのうち1回は違う表現にチャレンジしてみましたが、やはりその判定にはバラつきがありました。

自分がブレると受け手の視界は曇ってしまうのですね。

もちろん華品毒を上手に使い分けられるトッププレイヤーの方々もいらっしゃいます。

レッスンでは代表的な華品毒のトッププレイヤーの方々のボイスサンプルを拝聴しました。

聴き終わった後 はぁ…とため息が出るほど素晴らしい。

一声発しただけで瞬時に惹きつけられます。

ひとまず自分の方向性は確認できたと思います。

あとはナレーションのための体力と技術を磨く必要も再確認できました。

耳も鍛えます。

方向性は見えたけれど、アフターバーズで自分の声質や表現の分析に間違いがあることが判明し、少し迷路に迷い込んだような気持ちです。

収穫したものを噛み締めて前進します。

義村学長がサンプルを聴く際に背中で聴くと仰っていました。それは全体が見えるからだそうです。

真似して縁側で猫を撫でながら復習しています。

小町まり