この度、開催された特別講義「リアルなガチナレ録り」。光栄なことに参加させて頂くことができました。
講師は、既出ですが元バーズ生でもある現役TVディレクターの村松敬祐さん。
自身が担当された思い入れの深い番組を使用してのディレクション、小枝さんのMAでガチ収録。
それは例えるならば、「世界を狙う棒高跳び選手が、そんな棒で翔べると思ってるのかい?」と突きつけられているかのようでした。
実際の現場でナレーターは、下読みする時間がほぼ無いケースもあります。そして映像もONの部分は飛ばし飛ばし。しかしナレーションがフリになり、ONがオチに、その逆もある。
そんな目隠し状態で適切なナレーションを提供しているのがトッププロ。
なぜそれが出来るのか、それは展開の型があるから。
それが分かっているナレーターは、展開を先読みしています。
読めていないと、「○○だとこんな読み方してたな、それみたいにやってみよう」と“音”でやってしまう。今の僕の状態。
こういう番組だから、肝はこれで、すると次はこうなるから、今はこうしておこう…ということを“自然に”考える、それが「文脈を読む」ということ。
文脈が読めないと「分かってくれてないなぁ」となり、読めてると「分かってくれてるなぁ」、さらに「そんな効かせ方があったか」となれば「期待を超えた」ものになる。
文脈の把握力×アプローチの多様さ、がプロの実力値なのではないでしょうか。
どうやってその値を上げていくのか。それが命題。どんな高さでも翔び超えられる選手になれるよう、地道に取り組みたい。
お忙しい中開催頂いた、村松さん、Mさん、小枝さん、企画頂いた畠山さん、狩野さん、義村学長、貴重な機会をご用意頂き、誠にありがとうございました。
一緒に参加した皆様、良い刺激を頂きました。
バーズ入所から丸5年が経った、堀川輝幸