木よりも森を、具体よりも抽象を

おはようございます!バーズ卒業生の久保多聞です。

今回は先日行われたテレビ番組ディレクターである村松敬祐さんによる特別講義「ガチナレ録り」を振り返っていきます。

村松敬祐さんはアトゥプロダクションのポッドキャスト『The Narrators Bar~ナレーターたちの語りバー~』にも直近のゲストとして出演されています。
メチャメチャ面白い回なのでまだ聴けていないという方は是非お聞きになって下さい!↓

https://open.spotify.com/episode/2kMQUmJZoRFdlwPy63vDWi?si=Pb2mfoIBRSG_GocHcejy5w&utm_source=copy-link

さて、
今回の講義のポイントはナレーターが持つべき視点の部分です。
結論から言うとこれはTVナレーターはマストで持つべき視点だったと思います。

授業では村松ディレクターが実際にロケをして編集をして、テレビ放送をされた映像にナレ録りをして、村松さんご本人からディレクションを受けるという非常に実践的でリアル志向のレッスンでした。

村松さんのディレクションは、
「この後のONがオチになっているのでフリとなるナレーション部分を立たせたい」
「ここのナレーションはこの後の映像展開的に少し引いてほしい」
といった演出構造の部分を非常に的確に言語化をして伝えてくださいます。

頂いた原稿を読むという特性上、一歩間違えてしまうと原稿の"文章理解"だけに意識が行ってしまいますが、
なによりも大事なのは演出構造を含めた"映像理解"であるという事を身を持って実感できた大変貴重な講義でした。

そして確りとそういう視点を持ってこそ本当の意味での、ナレーターとして「与え手になる」と言うことなのだと思います。

これは収録時の私たちのディレクターへの質問力やコミュニケートにも大きく関連する話です。
より番組を面白くするために演出の構造理解を頭に入れた上で的確なすり合わせが出来るか、そしてディレクターの要望を的確に受け取れるか。
そこは常に意識しなければならない部分だしこちらからも発信するべき事です。

こうした要素を一つの"授業"として体系的学べたのは非常に幸せだったと感じています。

改めて大変貴重な授業を企画して下さった畠山マネージャー、狩野社長、義村学長、そしてディレクターの村松敬祐さん、
本当にありがとうございました!

ナレーター 久保多聞