今年も台風の季節になりましたね。
温暖化の影響なのか、年々被害が大きくなっているように感じます。皆さまもどうかお気をつけください。
20期・春コアの杉田です。
さて今回は、堀場先生による「バラエティの基本」の授業を振り返ってみたいと思います。
今回は事前にいただいた原稿を読むことがメインの授業でした。
冒頭に、なんと
「明日からナレーションが上手くなる3つのコツ」
を教えていただきました。
まず最初に今回のレッスンで堀場先生が使う「文節」という言葉は、国語でいう文節ではなく、
「読み始めから読み終わりまでの一区切り」
を指しているという説明があり。
① 文節の頭は強く、語尾は印象強く
まず文節の頭。
現代のテレビは、
・カットが変わる
・テロップが出る
・効果音が入る
の後にナレーションが入ることが多い。
そこでナレーションの入りが弱いと、視聴者の耳に届きません。
だからこそ、頭は勢いよく、しっかり入る。
一方、語尾は次のカットへ橋を架ける部分。
強くしてもいいし、変わった音を使ってもいい。
語尾には工夫の余地がたくさんあるとのことでした。
② 語尾に向かって速くならない
語尾に向かってどんどん速くなると、焦っているように聞こえる。
逆に、後半に向かってゆったりしていくのは成立する。
ただし、例外もあるとのこと。
③ ニュアンスを入れる
ニュアンスとは、声から伝わる感情や空気感。
怒りなのか、可愛さなのか、疑問なのか…
ただし何でも盛れば良いわけではありません。
まず番組のベースとなる空気感があり、
そこから比較してニュアンスを入れる。
そして必ずベースへ戻る。
そして、今回の課題を読むにあたって、
「どんな番組をイメージして読むのか」を具体的に決めること。
今回の授業で最も先生が大事だと仰っていたのがこれです。
例えば、
・ゴールデンタイムのバラエティなのか
・深夜番組なのか
・情報番組の一コーナーなのか
さらには、
・MCは誰か
・ゲストは誰か
・どんな企画なのか
まで想像する。
堀場先生曰く、ナレーターを目指す限り、一生意識し続けるレベルで大事なことだそうです。
さらに、課題は「自分のボイスサンプルに入れるつもりで読む」
ナレーターは技術だけでは売れません。
まずは自分の魅力を伝えること。
レッスンで褒められた部分や個性を発見し、
それを武器に変えていく。
そのためにも、
たくさん番組を見て、
自分の強みを活かせる場所を探していくことが重要とのことでした。
授業中、義村学長が後ろで見学されているという独特の緊張感の中、
みんな堀場先生に教えていただいたことを活かし様々なチャレンジをしていきます。
堀場先生が繰り返し仰っていたのが、
「レッスンは試す場所」
・大きくやる。
・失敗する。
・判定をもらう。
その繰り返しで自分の強みを発見していく。
特に印象的だったアドバイスをまとめておきます。
・明るさは高さではなく音域で作る
・ナレーターは響きを変える
・強い言葉ではなく重要な場所を強く読む
・間を使うことで表現が成立する
・句読点は無視しても良い
・緩急、高低、強弱をもっと大きく
例を踏まえて丁寧に説明してくださったり、堀場先生が実演してくださったり、非常にわかやすく指導してくださいました。
特に印象的だったのはボイスサンプルについてのお話。
ボイスサンプルでナレーターが狙える成功は、
「候補に挙げてもらうこと」まで。
最終的には、選ぶ人の好みや感性も関わってきます。
だからこそ、
・誰かの好きな曲になること。
・誰か一人でも強く刺さる魅力を持つこと。
この考え方は非常に面白く、そして納得でした。
最後に義村学長からもコメントをいただきました。
・みんな文章の意味で読みすぎている。
・強調点が多すぎるのでリズムが平坦。
・緩急や間をもっと使う。
・意味ではなく雰囲気を強調する方法もある。
まさに今回の授業全体を象徴する言葉でした。
私はというと、終始盛り盛りで余裕のない読みをしてしまいました。
・もっと引くところは引く。
・間を使う。
・落ち着いた表現を身につける。
それが今後の課題だと感じています。
堀場先生、義村学長、貴重なご指導ありがとうございました!