ストレートとバラエティで大違い!ミラーリングチェック

 最近、「蝉声」の読み方と意味が二通りあるのを初めて知りました。春17期水曜コアクラスの工藤茜です。

 今回は7/5藤本先生の「バラエティチェック」の授業の学びを書きます!
※大体ネタバレなので土曜クラスの方はご注意ください。

 およそ1ヶ月前に共有された1分間のバラエティ番組動画から女性は小坂由里子先生、男性は大江戸よし々先生をミラーリングする課題のチェックでした。

 小坂先生のナレーション、カネオくんなんて大好きですが、いざミラーリングするとなると。上咽頭に入れられなくて大苦戦。

 なぜ入らないのか、先週に引続き喉の調子なのか、こんなに下手だったか…いや、前より入らないのは何故だ?と色々考えつつ。
 もうできないものは仕方ない!聴いたし考えたけど私のペースでできることしかできないのだから、せめて先週指摘されたことですぐに直せる課題だけでも絶対にクリアする!と開き直って授業に望みました。(先生、すみません)

 そして、案の定「全然小坂さんじゃない!だめぇ!」と言われました。
 音程の狭さについては今回もご指摘を受けました。が、音の立上りについてはまた違う方向から助言をいただきました。「準備ができていない」から後で押してしまうのではないかと。

 そこで、クラスの皆さんのミラーリングを聴きながら、先生の仰ったことを考察。

 私もそうですが、目立った音の変化や目立った表現の変化を拾えた所だけを真似るから、一貫性がなく、生理的に納得できていないまま「やらなきゃいけないからやる」ので成り立たない。

 前回はストレートナレーションだったので、読み手の意図を入れすぎるのはお節介。成約の中で入れられるニュアンスを入れるテクニックという印象でした。しかし、今回のバラエティは、読み手の意図も必要だったんだぁ!!!!と特大の勘違いポイントに気がついてスカッとしました。

 ストレートよりもバラエティの方が「何でここでこうするのか」をよーく考えて、結構しっかり出している。そのためには構成や意図を準備して臨まないと探りながら後から押すということがわかりました。

 更に、途中で小坂先生が何故ファルセットで強調をされるのかということについて。藤本先生の調査によると「強い音が出ないのでファルセットで強調している」とのこと。

 「強い声が出ない」とはどういうことなのか…考えながら一日過ごしていましたが、確かに、大人しい発声にするとファルセットと地声の行来はできる事に気が付きました。

 ということは、私が「強過ぎた」というのが一つの敗因。先週から1週間、発声改善の猛特訓をしましたし、そもそもバーズ入学前より圧倒的に呼吸量が増えているのです。今までより呼吸が強くなりなり、コントロール不良で上咽頭に入らないのかも…と反省。そして、恐らく腹の支えでしっかり息のコントロールができれば、ファルセットも乗りこなせる?と。ボイストレーニングに申し込みポチリ。乞うご期待。

 余談ですが、先週の墨屋先生の呼吸筋トレーニング…楽しくてジャンジャンやっていたんです。そうしたら、4日目くらいに息ができないくらい筋肉痛になりました…。色々ツッコまないでください…。

 藤本先生、クラスの皆さま、ありがとうございました!