どう読むかより、どう言うか

 「看護師さんだって全然知りませんでした」とお声掛けいただいております。目指せペーパー看護師、春17期コア水曜クラスの工藤茜です!

 今日は、堀場先生による「バラエティの基本」のレッスンでした。

 まずは既存の知識でバラエティの原稿を読んでみる。

 そして、堀場先生から具体的に番組をイメージする重要性とコツを教えていただきました。特に重要事項は【今日からナレーションが上手くなる3つコツ】は以下3つ。

①頭は強く。お尻は強く、または印象強く。
②文節の頭からお尻に向かって速くなってはいけない。
③ニュアンスを変える。

 上記のアドバイスを受けて、各々再挑戦!!今回は、文の内容に囚われずに読みで番組らしさを表現してみるという課題でした。

 皆さんのナレーションを聴きながら、心の中で何の番組か当てるのも大変楽しく。また、私自身も変に探らずに「私だったらこうしたいです!」というものが出せました。

もっと振り切った表現ができると良いとの助言をいただきました。もっとシャドウイングしてOKラインギリギリを探ろうと思います。

 そんな中での気付きはナレーションとそれ以外の表現で大きく違う「立て方」。
 ついつい、固有名詞や数詞は「きちんと伝えなきゃ」と強調してしまいますが、TV番組ナレーションはテロップが出るからその必要はないとのこと。その代わりに①へ戻って、テロップや画替わり、BGMやSEに注意を払うのですね。全然、考えたこともない愚か者でした。何もかも一人でやり尽くすつもりで気張っていたので、目から鱗でした!

 そして、アフターバーズにて、現場やキャスティングの裏話、喉のケアのことなど話題に登る中…マネージャー畠山さんの沁みる一言。

「どう読むかより、どう言うかが大事」。

現場でご活躍されているナレーターの方は1ページずつパッと見ただけで内容は頭に入ってしまうので、それを読み上げるのではなく、どう言うか、どう伝えるか、どう演出するか、に思考が移っているとのこと。今日のレッスンの中で内容に囚われずに番組らしさを表現するという指導が含まれていたことを思い出し、なるほど〜と思いました。習得したら絶対強い武器!いつかできるようにどこかに意識し続けられるようにします。

 堀場先生、クラスの皆様、そして、畠山さんありがとうございました!