技術は適材適所

 じゃんけん最強!春17期水曜クラスの工藤茜です。今週は松田先生の「ナレーションの特性」でした。

 声優、アナウンサー、ナレーターの特徴を比較して、ナレーターの目指すところを確認しました。以下、例外もありますが一般的比較で表現します。

 声優は自分の気持ちを動かし、キャラクターを表現します。声を作った発声で表現することが多いため、音程の幅は狭まり、強弱表現は音量や速度で表現されることが多いです。また、気持ちをこめるため、強調する語句の音が下がる傾向があります。

 アナウンサーは裏声で発声し、口角を上げた表情のことが多いです。言葉を一つひとつ粒立て、音程や速度は一定です。また、客観的な説明口調のため、強調する部分の音が上がる傾向があります。

 ナレーターは地声にメイクをする程度の発声でエンターテイメントとして、視聴者の気持ちを動かす表現をします。

 これらはどれがいいとか悪いとかではなく、自分のバックグラウンドのある方は自覚を持って使い分けられ、未経験な方も広い視野で学ぶと適材適所でそれぞれの長所を使え、より幅広い表現に繋る指標になるそうです。

 いずれにしても自分の持っているものでしか表現できないので、人生を豊かに過ごすこと、そして、勉強をして引き出しを増やし、手数を増やすこと!!

 ということで、宿題の「シャドウイング」チェック。
 私個人は去年みっちり吹き替えの勉強をしていたため、原音の聴き方に癖がつき、シャドウイング思考に変換することに苦戦していた次第。

 そこで、松田先生お勧めの「まずは文の語尾のワンフレーズだけ追ってみる」ことを早速翌日から実行してみたところ。問題なくできました!そして、少しずつ長くしていくと、最初からやってもできました。

 何事も細分化するって大切ですね。今後も何かに躓いた時は前からでも後ろからでも細分化してみようと思いました。本当、バーズって色んなことが習えますよね、としみじみ感謝してます。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。