ボイトレで自分と向き合う

先日、目黒泉先生にボイトレをお願いしました。
サンプル制作を目標にしトレーニングに挑みました。
授業では初めて聞く事も多く、解釈までに至らない事もあり、
特に身体の中のしくみは頭で分かっても再現するのは難しい。これで良いのか一人で悶々としていても始まらず、同じ授業はないので、ボイトレで答え直しをするという意味では私にとっては消化される部分が多々ありました。

発声→声の出し方を聞いて頂き、調整をしました。

滑舌→原稿をブースで録音しました。
な行を指摘され、聞いてみると本当にグダグダで、いかに今まで流れ作業のようにやっていたか。(皿洗いをしながら)
基礎中の基礎がないがしろになっていました。
その後自宅ではとにかく正確に読む事を重視し練習をすることに。
ながらではなく、時間をきちんと取り録音しようと思います。

コピー披露→根本的に準備不足の為、不完全燃焼に至りました。コピーに関しては自宅で聞いてシャドーイングをした、という事実だけで満足をしていました。
聞いて録音して比べて噛み砕き細分化し、できるように埋めていく。
聞いて頂く事で、改めて練習不足でしかない事に気付きました。自分の中で自信がなく表現に意識が行かなくなっていました。
やる事がわかっているのだから、自分の中の100%を出しきらなければいけない。
コピーの対象もきちんと定め、書き起こし、ひと分節でも完璧にする。 

さまざまなお話を頂いた中でも何度も繰り返し仰っていた、
継続している人は圧倒的に自分で動いている。続けなくてはいけない。自分に集中する。向き合う。…を肝に銘じて。
目黒先生ありがとうございました。

バーズの授業に向かう乗り換えで、新宿駅を降り、あえて駅構外に出て、路上ミュージシャンの前を通り地下鉄に乗り換えをする事があります。
そこにいる人達は確実に夢がある人。しかもきちんと行動している人。
悶々とした気分の時、その人達を見て自分を奮い立たせています。

なぜか人だかりが出来ていると人は群がり、観客が居ないと人は興味を示さない。
上手さだけではないその違いは、ナレーターとも重なるのではないかと思います。

バーズでは毎回違った課題が出され、それをこなす事で精一杯な日々。他にもとにかく考えることが一杯あります。…でもそれが楽しい。
と思えてしまうこの環境に心から感謝です。

水曜コアクラス 北方