バーズの秋を振り返るその2

水曜コアの梅田愛子です。11/2(水)は松田先生による「ナレーションの特性」の授業でした。「声優」「アナウンサー」「ナレーター」の表現の違いをディスカッションした後、今後コピーナレーションの課題となる原稿の冒頭部分を練習し実際に聞いていただくというものです。4期目コアが始まって以来、各授業後に1期目と4期目でメモしたノートを読み比べるようにしているのですが、今期に「なるほど!」と新鮮な気持ちでメモした内容が、1期目の初々しいメモにも全く同じ文言で記されていることがあります。これはショックです。毎回の授業内容を完全に自分のものにすることがいかに難しいかを痛感する瞬間です。今回に関しては、「コピーナレーションでは深さを探す」というメモ。1期目でコピーをする前に教わっていたにもかかわらず、結局今日に至るまでコピーでそれを実践できていなかったということなのです。悔しい。高さ、間の取り方、速度を意識できても、なんとなく雑なコピーになってしまっていた理由は、「深さ」を意識できていなかったからかもしれない、と今回の授業で気づくことができました。

さて、実際にコピーを松田先生に聞いていただくと、響かせる場所が違っていて、もっと前の方に響かせるべき音がいくつかありました。松田先生のアドバイスがあれば読み方を修正することができたのですが、これから取り組むコピーでは、1音1音、自分の耳で確かめながら修正していかねばなりません。読みの録音を聞き直し、聞き比べ、時間をかけて鍛えていこうと思います。今回もありがとうございました!