響きの場所を変えない

コア土曜日いわきです。今回は藤本先生の表情で表現という授業でした。
鼻腔共鳴で響かせることができれば高音も低音も響きの場所を変えず、顔や首の筋肉を動かさずに発声することができるということでした。

実際に一人ずつ先生に見ていただき、「へーえーえー」で高音から低音まで響きの場所を変えずにスムーズに出すということを体験しました。
私は出来ていたとのことでしたが、顔や首の筋肉使わないようにかなり意識したので普段は無意識のうちにかなり使っているものだと感じました。また、表情を外から変えるというよりは笑顔であれば笑顔の時の響き、響かせ方を覚えておくことが大事だと教えていただきました。

次に、いただいた原稿を「原稿」ということを意識せずいろんな感情を入れて1度読み、次にナレーションということを意識して読みました。練習の時間を数分いただきましたがいろんな感情を入れて読むにはどうしていいか分からず迷っていたら、
まさかのトップバッターでした。
ほかのメンバーの表現を聞いて、なるほどそういう事もできるのかと勉強になりました。
「綺麗に読まなくてはいけない」という意識がどうしても抜けず、壊したいけど壊せない自分がいて歯がゆいです。
伝われば声が汚くなったって笑いが入ったっていいのだと意識しておきます。

また、今日の授業はコピーの確認の授業だと勘違いしてコピーの練習をしてきたのにも関わらず、
読みに全く活かせず悔しかったです。
先生の私へのご指摘としては緩急、間が一定になってしまっているとのことでした。
音の高低や緩急、間を上手く使うことで読みに立体感が出てくると。
私がまずコピーしないといけない方は決まっているので練習してきます。
一流の方は引き算がうまいとのことでしたが私はまだ引き算がどういうことなのかちゃんと分かっていないので
そこも学んでいきたいと思いました。