『滑舌の魔法⁈にかかる』

16期コアの勝田香子(かつたきょうこ)です。
今日5/21(土)は松田佑貴先生の『実践滑舌お助け隊』

「お助け隊」???
その意味が、授業を受けたらわかりました。

今回は授業にあたって、
事前に超難解な滑舌例文の原稿を読めるように練習し、
録音して提出する、という宿題がありました。
家で練習をしていたときは、
「いつかクリアに読めるようになるのかな」
というくらい何度練習しても全文を、かまずに・音が甘くならずに、読むことができない。

授業のはじめに教えていただいたのが、
舌を出して読んで、そのあと普通に読む、という方法です。
たくさん練習してやっとマシになったというくらいのあの難解な滑舌例文が、
え?誰??私???
というくらい無茶苦茶滑舌よく読めるようになってる!!!!!
昨日帰ってから少し読んでも少し残っていて、
さっそく今朝もやってみたら明らかに違います。
魔法の練習法、続けます。

地道な努力は必要です。
ただ闇雲にやるんじゃなくて、方法を知っていると知らないのとでは行く道も到達点も全然違うと痛感しました。

昨日の授業の中で見つけた、私の課題のポイントをまとめました。
・音を作るポジションを同じにする(調音点)
・鼻にあてない「ん」の出し方(授業だけでは不安があり、アフターバーズでまた教えていただけたのは本当に贅沢な時間)
・文字の輪郭をはっきりさせる(母音のみで、スタッカートで、音をつぶだてる練習をする)
・息声にならない低い音を鍛える

基礎は大事。
松田先生が「滑舌とはプレイの邪魔をしない、サポートしてくれる存在」
とおっしゃっていました。
授業を受けて、なんのために活舌練習をするのか、改めて感じたこと。
視聴者の方が「このナレーター滑舌いいね」と思うのではなく、
なんか聞きやすい、なんかわかりやすい、なんかずっと聞いていたい
この“なんか”を手に入れるんだと思いました。

読むのがもっと楽しく、もっと好きになりました。

ありがとうございます。