5/14 墨屋那津子先生ボイトレ『声の印象診断』ダイジェスト

お菓子と漫画となろうの小説で出来ています。
春16期コアのMinaです。

以前ブログでも少し触れた 墨屋那津子先生のマンツーマンボイストレーニングを受講しました。

今回のレッスンは所謂ボイトレとは大きく異なるものです。

適切な表現が見つからず、ありきたりな表現になってしまいますが、「自分は本当はどういう風に在りたいんだろう」「本当の自分らしさってなんだろう」と迷う気持ちに真摯に向き合い、可能性を探って下さるものでした。

個人的に、自分の本質や根幹と向き合う大切な時間になったと感じています。

なのでぜひ皆さんにもシェアしたく、敢えて通常のレッスンの内容と分けてブログに書かせていただくことにしました。
(堀場先生のレッスンも語りたいことがたくさんあるので、そちらも別途アップさせてください!)

■声の印象診断
今回は「声の印象診断」というものを行っていただきました。
流れとしては、

1. アンケート。ボイストレーニングで目指すものや、自分がどう在りたいかなどを整理

2. 現状確認。指定された原稿を読み、傾向(癖)をチェック

3. 価値観診断。いくつかのキーワードについて、「(私が)周囲から『〇〇な人』と評価されるとどう感じるか」を直観で答える

というもの。
直感やひらめきが大好きな私は、嬉々として先生の質問に答えていきました。

■診断内容
◆「読み」の特徴
私の読み方は、声の大きさや速さが概ね適切。滑舌も比較的良い方なのだそう。(まだまだ伸びしろ在りですが、バーズ式の滑舌帳が助けになってくれている気がします。)

一方で、課題は「抑揚」と「間」が不自然で、説得力が感じられないこと。それってナレーターとしては致命的では!?と一瞬不安になりましたが、いずれも呼吸が浅いことが原因なので、呼吸を改善すれば自然に身体が出来るから頑張りなさいとアドバイスいただきました。

◆「在りたい姿」
先生と問答を重ね、絞り込んだキーワードは「温かみ」「セレブ感」「アーティスト」「(品の良い)色気」的な言葉でした。

すると先生から衝撃の一言が….!!

「うーん…貴女は難しい人よ」

え…!!!

先生の意図を汲みかねて尋ねると、どうやら、「温かみ」というキーワードが他のワードと相反する要素を持つのだそう。

人に受け入れられることと、自分をさらけ出すことは、異なるベクトルに向かう力だから。といった趣旨の話をしていただきました。

言われてみると、確かに。私は怖がりで、素のままだと嫌われるなと思うと、自分を抑制する傾向があります。意識的にも、最近は多分無意識でも。

でも、そういう在り方は本当は自分にとって心地良いものではなくて、ほんのちょっと息苦しい。そして悲しいことに、それでも皆に好かれる訳じゃない。

加えて私は見栄っ張りでもあるので、そうした自分の弱さや苦しさを家族以外の人に伝えることも殆どして来ませんでした。

今の自分はあんまり好きじゃない。

ぼんやり抱えていた違和感や、見て見ぬふりをしてきた自分に、はじめてちゃんと向き合った気がします。

先生からは、「人から好かれること」を手放して、自分がなりたいものに全力で向き合って、圧倒的に実力をつけたその先に、自分が居心地の良い場所や、慕ってくれる人が見つかるのではと言っていただき…泣きそうなほど「そういう生き方がしたい」と思いました。

■ボイストレーニング
『声の印象診断』後、先生から「呼吸」を改善するためのいくつかのトレーニング(ボイトレですからね!)を、通常のコアクラスで行ったものと、他にいくつか教えていただきレッスンを終えました。

レッスンの最後に先生から、「どう在りたいか」考えるように言われましたが、私はやっぱり、自分の感性を大切にしたい。

自分をさらけ出すことはまだ怖いし、上手に出来ませんが、最初の一歩として、このブログに書かせていただきました。

拙い文章でお恥ずかしいのですが、墨屋先生との時間が、(大げさでなく)自分の生き方と向き合う大切な経験になる人は、きっと私だけじゃないはずと信じています。

以上、 墨屋那津子先生『声の印象診断』ダイジェストでした。

感謝と愛を込めて。
春16期コア Mina