ナレーションはBGM

土曜コアの松野悦子です。今週は堀場先生の「バラエティの基本」

現場とは違う作業であるボイスサンプルを作る時の考え方や、「ベタ中のベタ」と仰るナレーションがうまく聞こえるコツなど、実りの多いレッスンでした。

中でも特に印象的だったのが、ナレーションはBGMに近いという教え。話の内容を伝えることではなく、雰囲気を変えることがナレーションの役割だということでした。
場面の変化、感情の変化をニュアンスを変えることで伝える。言葉の意味にとらわれす、雰囲気を伝える。教えて頂いた知識として捉えていたものが、BGMという言葉でパッと変わりました。
例えるなら、左脳から右脳に切り替わった感じ。

この原稿に、どういう声でBGMを付けるのか。その為には何が必要なのか,掘り下げて考えていたら、いろいろなことに気が付きました。
そして、何よりそのBGMをきちんと表現できるのか。自分に何が足りなくて、どうしたらいいのか。
分かっていでも表現として出せないのは本当に悔しいし、自分が嫌にもなる。でも、先生からは練習の糸口も頂きました。声の音域が狭く、高い声を出せずに悩んでいましたが、出し方を変えることでニュアンスになる場合もある。自分が勝手に縮こまっていたことにも気が付きました。
練習あるのみです。

堀場先生、ありがとうございました。