テストと本番

学生の頃のテスト勉強で、
皆さん多かれ少なかれ「得意な科目」と「苦手な科目」があったんじゃないかと思います。
私もかなり激しめに得意不得意がありました^^;

今改めて当時を思い返してみると、得意な科目は勉強時間が短くてもそこそこの点数が取れていましたが、
苦手な科目となるとかなり時間を割いて勉強してもあまり良い点数が取れませんでした。
おそらく得意な科目は無意識的にテストを想定した「効率の良い」勉強が出来ていたのだと思います。
では家でやる「効率の良い」ナレーション練習とはどんなものでしょうか。
 
 
さて、
今回振り返るのはあおい洋一郎先生による「旬の実技1」の授業。
ナレーションを上達させるためのメソッドをたくさん教えてくださいます!

あおい先生の授業は少し特殊です。
貰った原稿をまず先に全員が読んでいきます。
それを録音したものを後から聞き、先生からご指摘を頂くというスタイルです。
個人的にはこのスタイルが好きで、あおいさんからの所感を貰いながら自分の読みを客観的に聞くことが出来きます。

そして重要なのは、タイムコードが無い代わりにストップウォッチを使って読んでいく事です。
これによりその番組のリズムに沿った読みを要求される事になります。
ただ読むだけならば自分のリズムでやれますが、実際のナレーション収録ではあまりそのような事はありません。映像もあればタイムコードもあります。
重要なのはどこまでそれを想定できるかどうかです。
実践に勝る練習はありませんが、中々実践を踏む機会が無い人は実践を想定した練習が大切です。

例えばコピーも型を学ぶ上では大変重要な練習ですが、学んだ型を実践想定して練習する場も必要という事です。
今回のあおいさんの授業はそれを再認識させてくれる授業でした。

前回のモードでもあおいさんの授業は大変勉強になり毎回とても楽しみにしていました。
また改めて受けられる事がとても幸せです!
次回のレッスンも楽しみにしています!

モード久保多聞