「読む」だけじゃない(再掲)

先週のレッスンの帰りに上り坂をダッシュしたら、並走していた自転車を追い抜いていました。土曜コアクラスの龍田佳枝です。
投稿したらなぜかタイトルだけが投稿されました。どういうわけか頭だけ飛んでいっちゃった模様。
というわけで、めげずに再投稿します!どうか届きますように><

4/24は田子先生による「ナレ知っとく!」の講義でした。
ナレーション原稿を読むにあたっての姿勢や概要、やること、そして業界ならではの豆知識などなど、大ボリュームの内容です。

特に印象的だったのは「間違いを直す」ということ。

事前に配布された原稿を読んでみると、なーんとなくどこか違和感があったので、
はてなマークをいっぱい引き連れて講義に出席したのですが、
蓋を開けると、それは間違いだらけの原稿だった!ということでいざ修正!
…だったのですが、いざ修正をしてみると自分でも気づいていないところがボロボロと…。

原稿あってこそのナレーションですが、その原稿だって100%正解じゃないということを改めて実感。
作り手の内容に寄り掛かるのではなく、読み手として内容の正確さを確認する共同作業の姿勢が大事。
IT用語で言うところの、レビュアーとレビューイの関係とちょっと近いのかなという感覚でした。

原稿を直す中で一番難しかったのは、時事的(?)な知識が関連する内容の誤りを見抜くことでした。
「いや~これ時事問題とか知っとかなあかんやつや…」とか「普段から本読んどかなあかんな…」とか、
あれこれと自分の中でやることリスト的なものがどんどこ生成されて焦りを覚えた私です。
が、同時に、これまで蓄えてきたナレーションとはぜーんぜん関係ない知識も、場合によっては血肉となり得るのだなと。
これまでの足跡で蓄えてきた知識も無駄にはならないのだとも思いました。

(だからこそ、経験してきたことや趣味等、何でも発信しておくことが必要なのかもしれないなと、
 この記事を書きながら思いました。ものすごい飛躍した解釈かもしれませんが。)

基本的には話を聞くことがメインの講義でしたが、これだけ前のめりで講義を聴くことができたのは、
田子先生だからこそなせる業だったのかもしれません。
磨くべきは「ナレーション力」だけでなく「人間力」も然り。ということを肌で実感できる講義でした。

まだまだ書きたいこともありますが、キリがないので今回はこの辺で!
以上、長文癖を直したい、龍田佳枝でした✋