地声で読む

こんにちは、あるいはこんばんは。

モードクラス、瀬川 茜です。

自粛期間長引いておりますが、皆さまいかがお過ごしですか?

私自身はがっつりインドアなので、家の中にいるのはそこまで苦ではないのですが、(でもやっぱりたまには外に出たい!)外に出るのが好きな方は非常に苦痛だろうな~と。

そして、毎日出勤している間は家で仕事したいと思うのですが、毎日在宅ワークだとたまには出勤したくなる、今日この頃。

今回は「情報のトレンド」の授業の振り返りをしていきます。

原稿は昼の情報番組のものでした。

でも、自分がキャスティングされるならどんな時間帯のどんな番組?というのを考え、自分がナレーションに合わせに行くのではなく、ナレーションを自分に引き寄せる読みをしてみよう!とのこと。

ということは、自分が一番勝負できる声ってどんな声なのか知らないと読めません。

自分の芯となる声を探す。

それは、地声でナレーションを読む。ということ。

なぜなら、地声が一番説得力のある声だから。

ナレーションのコピーは、声まねということではないということは授業でも何度も言われることなのですが、私はどうしても撮った声を聞いたとき、もちろん緩急やリズムについてもコピーしようとしますが、声質の似ている似ていないに耳がいき、声の高低から入ってしまう傾向があります。

「地声でナレーションを読む」≠「地声で原稿をただ読む」、というのが難しいところで…

頭では地声、と思っていても、どうしても人に聞いてもらうナレーション、と思うと無意識に声を作ってしまう。

自分の一番良い響きの声というのは地声というのは何度もいろんな先生がおっしゃることですし、自分が一番話しやすいは当然地声です。

作った声を全く入れてはいけないわけではないのですが、作った声でずっと話すのは喉が厳しいし、不自然になってしまいます。

私が読んだ方法も、かなり喉に負荷がかかっているのが自分でもわかる読み方でした。く、苦しい…!

今考えると、私の読みは聞く人によってはとても平凡だそうなので、なにか味付けしたくなってしまったのかなと思い至ります。

授業後のアフターバーズで、地声で読むことの難しさについて話していたとき、

学長に「つい高低をやりたくなるが、緩急、リズムが大切」とアドバイスをいただきました。

モードの授業に入ってから、声の高低を変えてしまうことが多かったのですが、緩急、リズムをより意識してコピーもやっていこうと思いました。

そして、逸見さんに言っていただいた自分の読みの特徴

「可愛らしい声だが、その中に斜に構えた音の響きがある」

を生かせる読み、考えていきたいと思います。

もっと毒まみれに読めるよ~と以前も言っていただいたことですし、私自身も毒まみれに読みたい願望もあるので、頑張るぞ~

GWに入ってやっとゆっくりTVも見られることだし、いつもと違う再放送だったり、番組形式が少し違ったりもたくさんあるけど、こんなにゆっくりたくさんテレビを見られるチャンス!

せっかくのお休み、お家でゆっくり楽しく過ごしましょう!

それではまた。

瀬川 茜