品の道は一生

おはようございます。13期土曜モードの椋本です。先週は、学長の「華品毒のある表現」の講義でした。

まずは、事前に課題で出された最果タヒさんの詩を華品毒の表現でそれぞれ読んだ後、その表現が3つのうちどれだったのかを当てる授業。
クラスメートから感想や評価を得るというのは、コアとモードの他の授業において今までなく刺激になりました。

次は、日本国憲法の前文を3つの表現で読んでクラスメートと学長からフィードバックを得るというもの。
最果タヒさんも憲法前文も私は毒、で挑んだのですが、後日聞き返してみると聴くに堪えない読みで、憲法前文に至っては、授業の評価も「まったく伝わらない」、というものでした。

最後に読んだのは、太宰治の「ア、秋」の一節を読みたい表現で読むもの。
ここまでの授業で、トップナレーターでも不得意な領域が必ずあるもの、という話を聞き、最後は自分が勝負したい”品”で読みました。
クラスメートにも学長にもその意図は伝わり、学長にも「この部分が持ち味」とおっしゃっていただきましたが、、、その後衝撃の一言が!

「その方向を目指すのは難しい。ストレートは一生かかる。平凡なナレーターになりがち」

品の道は一生なのか、、一生かけて鍛錬できるのか?
確かにこの路線でいきたい、けど仕事がしたい、売れたい。

前回の授業で改めて気づかされた、マダムカラーを華毒の要素でいれるのか?
張りマダム?グルーヴマダム?エスプリマダム?上からマダム?SMマダム?

モードの授業は自分の方向性についての気づきが満載です。

学長ありがとうございました。