堀場さん 音楽とバラエティ

水曜コアの花ちゃんこと花海です。

先週は、YouTuberとなった堀場さんが歌う髭男のPretenderを聞いて、その美声に震えながら帰りました。連続再生するほど映像とのギャップに驚きましたが、レッスンも残り2回ということに衝撃を受けています。

さて、今回は「音楽とバラエティ」。同じ原稿を、その場で流す音楽に合わせて読むという内容でした。
語尾に遊びを入れてニュアンスをつけてみる!という自分の課題に取り組みつつやりましたが、堀場さんにはその意気込みは届かず、結果中途半端になってしまいました。
「持ち味のある人はワイルドピッチギリギリで攻めてみてもいい!ナレーターの筋肉とは常軌を逸した表現ができること。『2度は聞いてもらえない』という覚悟でオーディションだと思って読んでみましょう」という言葉にクラスが一気に燃えた気がしました。

思いっきりやるということがいかに大切かは学んできたはずですが、実際できないものです。それでいて、その先にもう一段階壁がありました。堀場さんにその疑問をぶつけてみました。

「気づいたらゴテゴテに足しすぎちゃう傾向にあるのですが、、、足し引きの割合で気を付けていることありますか?」

→ベースに5割、足すのが3割、引くのが2割。割合のセオリーは人それぞれだけど、あくまでも効果的に入れるということ。とお言葉がおりてきました。そうだ、とりあえずあれもこれもと装備しちゃったらオシャレもくそもないわけで。。。成り立たせるためのバランスのヒントが得られました。トップナレーターの皆さんがどこで印象付けをしているのか、もっと普段のコピーで意識していきます。私は今まで一体何を見ていたのか( ´`)

今回のレッスンで学んだのは「現時点の自分の感覚」です。。音楽に合わせて読みを変えるという、瞬発力がないと太刀打ちできないものだったのですが、おしゃれイズムをイメージしてやってもオシャレじゃないと一蹴。そりゃそうじゃ。私の中のオシャレシナプスがぜんぜん出来上がっていないと思い知らされました。

私のダサい読み方の原因と処方箋もいただき、なんだかすがすがしい。体調悪い時にお医者さんから病名告げられて逆に気持ちが落ち着くアレです。

あとは、「サビに対してちゃんと振ってあげてね」という堀場さんの言葉が、藤本さんが教えてくれたナレーションの型の話とリンクして、なるほど感が高まった瞬間でもありました。どんな言葉が刺さるかわからないと以前藤本さんおっしゃってましたが、いやまさにこのことかーーー!…と期終盤に実感することができました。
まだまだ道のりは遠いですが、研究し続けていきます。

花海志帆