【宿題】ベーシック・ネクスト生へ/コピーしてきてください


【ベーシック&ネクスト生の宿題】

  ・10/18、10/21 ベーシック山上「表現とコピーの準備」
  ・10/25、10/28 ネクスト山上「コピー論」
  ・11/8、11/11ベーシック藤本「コピーチェック」
の3レッスンで使う共通課題の動画が2点FBにアップされています。

   ◉<女性用・小坂由里子> https://goo.gl/3bdoHn
  ◉<男性用・大江戸よし々> https://goo.gl/GaeTYk
同性の映像を、そのまま”同じ喋り方”になるよう、コピーしてきて置いてください。

コ┃ピ┃ー┃の┃手 ┃順┃
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【STEP0】練習準備とキーを合わせる
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1.「繰り返し聴く」ことから始まります。
2.自分の練習も録音して、ズレを確認しましょう
3.全体的な声のキー(調)は、最初の何回かは「できるだけ元のキー」のまま挑戦してみてください。多少苦しい場合もありますが、声の出し方の研究にもつながるからです。自分のキーにして喋るのは慣れてから。
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【STEP1】まずは緩急をあわせる
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おおざっぱに「緩急」をつかみます。同じ「スピード」「リズム」になるよう繰り返し読む。高低と強弱などの細かい部分は後まわし。「教材動画の読み」を何回も聴いて、完コピしましょう
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【STEP2】高低強弱(声色)の変化
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スピードに慣れてきた高低強弱(と声色)の「変化」を追います。ここでもおおざっぱに「高くて細い、ドスのきいた低い感じ、途中は柔らかく、語尾はピシっと」などの変化を捉えてみてください。
【POINT】表情をつくる、顎をひく、体を大きく動かす。いろんな声を出すための試行錯誤が必要です。自分でどんな声が出ているかは録音して動画と自分の声色をよく聞き比べてください。
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【STEP3】表現の流れを知る
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いったん声に出すのをやめて、ナレーターがなぜそう読んだのか【止め撥ね払い】や【音の入りかた】を考えながら映像を観て考えてみましょう。
番組作りには起承転結の”お約束”があり、シーンがどこからどこへいくのか、カットの変わり目、BGMや、効果音、テロップなど。
その構造を知ることで、読み手たちは反射的に逆算し「次にどんなシーンがくるだろうから、こういうメリハリをつけたい」とプレイできるのです。
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【STEP4】ひと呼吸ずつ緻密に
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ひと呼吸ずつ(1行ずつ)を、くりかえし真似る。この段階になったら「全体的な声のキー」は、自分にあわせて変えてもらって構いません。
短く緻密にやっていくと、細部の違いがより見えてきます。ひと呼吸ずつ録音して確かめるのが結果的には早道です。
短く緻密にコピーする過程に、【発声滑舌】や【基礎技術力】などの課題。そして【自分強み弱み】をつかむ手がかりがあります。
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【STEP5】生理を知る(※上級者目標)
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すでにコピーが講師に評価されている上級者の課題です。
たとえばコピーしたナレーターの「特徴的な表現技術」を、異性ナレーターの原稿に取り込んでみてください。
すると‥見えなかった細かい技術や、「読み手の意図」まで見えるようになってきます。やがてどんな原稿や映像でも、「特徴的な表現技術」を応用して読めてきます。そうなるとコピー完成系である【生理を盗めた】といっていいでしょう。