2月22日 山上先生レッスン

水曜ベーシックの軍司です。
久し振りにブログを書きます。
2月22日の山上先生のレッスンについて。
先日のスタジオ実習でのしゃべくり7の音声を聞き返しながら、山上先生にコメントを頂きました。
実際にスタジオ実習で収録した時にも、
うわぁ…
と思いながらブースから出たのですが、今回時間をおいて聞き返してみて、どうしようもなくイタくて、その時よりもっと、うわぁぁぁ…となりました。
きっと山上先生も同じ印象だったのだと思います。
長いこと、うーーーーーん って唸っていらっしゃいました。
その唸り声を聞きながら、そりゃそうなりますよね、と申し訳ないような気持ちになっていました。
その後、色々とお言葉を頂きました。
ダサいっていうこと
声優でもなんでもないのに、売れっ子声優みたいなプレイをしようとしちゃってること
原稿の毒になる部分を、自分の狭い感性からの表現ですべて潰しちゃってること
破調が全くないこと
そんなお話を伺って、また、そうですよね…と思って。
下さったお言葉の全部が、当たり前だけど今の私の状況を完全に言い当てていて、グサグサと刺さって、物凄く痛かったです。
そして、もう一度原稿を読んでみて、
そもそも自分の100パーセントが出せてないじゃんということに気付かせて頂きました。
要求された時にぽんと自分の100パーセントが出せないのなら、技術とか、どう読むかとか、そういうのよりも、それが1番問題じゃないか。
まず何よりも先に、どうしたらいつでも100パーセントが出せるようになるかを知る事が出来るような練習をするべきじゃないか。
と、教えて下さいました。
ここまで山上先生のお言葉を頂いた時点で、自分がこれまで何をしてきたのか、何がしたいのか、何もかもさっぱり分からなくなって、なんかもう、いいやと、どうでもいいや、と、何かがぷちん!ときれたみたいに、酷く投げやりな気持ちになってしまいました。
数年間色々なレッスンを受けてきた中で、講師の方に要求されたことを返そうとしなかった、出来なかったのは初めてでした。
そんなぐちゃぐちゃなみっともない気持ちで帰宅し、翌日。
やっぱりもうどうでもいいや、と思いながら掃除機をかけている時に、それとなくしゃべくりの原稿を口にしてみました。
そうしたら、今までと違った声が出たような気がして、
掃除機がけの後で、部屋の中で感情に任せて動き回りながら読んでみました。
自然と大声になってしまって、喉は痛いし、掠れてしまう部分もあるし、噛んでしまう部分もあるけど、でも、読んでいる時の私は、笑っていました。
あんなに投げやりな気持ちだったのに、笑顔でした。
山上先生が何度も何度も伝え続けて下さっている、フィジカルに問うということが、ストンと落ちてきたような気がしました。
その後も、好き勝手身体を動かしながら、しゃべくりだけじゃなく、これまでの原稿を読んでみて、楽しかった。
自信を持って100パーセント!とはまだ言えないけど、でも、きっと自分のマックスを出すってこういう方向なのかな、と感じました。
2度目のベーシックも終わりに近付いているのに、1度目の頭にご指摘頂いたことと全然変わっていない自分が情けなくて、
今更になって自分の100パーセントを出せるように練習するなんて、本当に今更過ぎてなんなんだろうかと思って、
カッコよくない人がカッコつけてるのって凄くカッコ悪いな、と、これまで色んなシーンで思う事があったけど、1番それやっちゃってるの私じゃん、と気付いて、とんでもなく恥ずかしくて、
今すぐ何処かに逃げ出してしまいたいような気持ちでいっぱいいっぱいですが、
どうにか逃げずに、ダサくてカッコ悪い自分とちゃんと向き合ってみようと思います。
山上先生、どうもありがとうございました。