プロとの距離

秋5期木Bの西野です。
今日初めてボイスサンプルを録りました。
バーズに通い始めて三ヶ月、まさかこんなに早くボイスサンプルを録ることになるとは正直思っていませんでしたが、「早く録って自分の立ち位置を知って、後期の授業に活かした方がいい。」という山上先生のアドバイスで決心がつきました。 結果、バーズの皆様が言うように本当に録って良かったです。
プロの方のすごくかっこいいボイスサンプルをいくつか聞かせて頂いて、プロとの距離がすごく遠いことがわかりました。
プロの方のように大きく表現をしようとしても、声が裏返ったり、活舌が悪くなって言えなくなったり技術の未熟さと表現の引き出しのなさ、そして何度も録り直しをして頂いたにも関わらず振りきる勇気のでなかったメンタルの弱さを感じました。
また、録り直しをする中で、現場で一発でできるプロの方が本当にすごいと思いました。この3カ月、バーズでは授業で行う原稿が当日に配られ、その授業内でその原稿が終わることが多かったです。事前に練習できたらなあなんて漠然と思ってましたけど、 その一発目のナレーションが重要だったんだなって今更ながら気がつきました。「どあたまで、MAXださなきゃ次もなし」がわかってなかったんですね。
今後は、練習でも常に一発目を本番と意識してやっていきます。
今日の経験を通して改めて思いましたが、自分ひとりでコピーをして自分の声を聞いてみても、違うのはわかっても、プロと同じようにかっこよくするにはどんな技術が必要なのかというのが、未熟な私にはよくわかりません。でも、バーズにはそれを授業やアフターバーズで教えて下さる先生方がいらっしゃって、その技術に特化して訓練をするオプションもあります。この恵まれた環境を活かすべきだと改めて思いました。(今日、3つほどやりたいオプションができましたので、後期で全部立ち上げていきます。自分に必要だと思う方がもしいらっしゃれば、ぜひお声かけ下さいね。)
やみくもに練習するのではなく、多くの表現に触れて自分との違いに気付き、質問をして、必要な技術を身につけるための練習をしていきたいと思います。
右も左もわからない私に、素敵な原稿や音楽を選び、アドバイスをして下さった山上先生、ありがとうございました。今日選んだ原稿は私の目標です。「ナレーションをしようとしているのがわかる。」と言われるのではなく、「これがナレーションだ。」と言って頂けるように頑張ります。
拙いボイスサンプルですが、他の人に聞いて頂ける環境があることに感謝して、次回の授業に持っていきます。どうぞ宜しくお願いします!

サンプル

土Bのソルティです。
サンプルのカウンセリングに行ってきました。
スタジオバーズで申し込むのは物凄く久しぶりなのですが…前回と違うことは私の手にはiPadが(^^)/□
頭の中のことを言語化するのが苦手な私の代わりにこういうことですと即iPadで動画を観たり聴いたりしてもらえるのがよかったです(‘∇’)
やりたくて準備していったものがなぜ【無し】なのか。
腑に落ちるのが面白いです。
私は『これが好き!これがやりたい!』という想いが先に来ちゃうのでそれがあまり正しくないことだとずっと間違ってしまいます。
カウンセリングではいま自分がやろうとしていることは正しいのかそうでないのかも知ることができます。
これってだいぶ重要なことだと思いました。
初めてサンプルを録る方は漠然と作るより目的を持って作るといいです(^^)
もしスタジオバーズで録るならやりたいことや目的を正しいか正しくないかじゃなくてとりあえず山上さんに言ってみる。
伝える為には準備をすることも出てくる。
何を録ればいいか何を話せばいいかわからないとはならないと思います。
私は1年と4ヶ月ぶりに山上さんにお願いしたのですが1年4ヶ月前は山上さんに間違ってると言われるのが怖くて逃げてしまいカウンセリングが10分で終わりましたから\(^o^)/
当時の私にも挑戦してみたいことはあったはずなんですが…(‘∇’)
間違っているのがわかっているから間違っていると言われるのが怖いんです。
山上さんが怖いわけではないんです(※重要!)
よくわからない勢い文章ですが、これから録る方の参考になれば。
土Bのみんなへ書いたものでしたが、こっちにもアップしました。

バーズ初仕事

木Bの 柿喰ケケ子 こと 松坂貴久子です。
先日スマホに見知らぬ番号の着信を見つけ 恐る恐る折り返すと 聞こえてきたのは、何と武信さんの声でした。
「松坂さん、お仕事があるんだけど、明日空いてます?」
卒業まであと3カ月…バーズからお声をかけて頂いてお仕事に行くのがひとつの目標だった私。
「落ち着いた年齢の女性の声で。ボイスオーバー、大丈夫だよねぇ…?」と何だか心配そうな武信さん(>_<) 「いえいえ大丈夫です。もちろん行かせて頂きます!」 不安を打ち消すように電話を切ると、早速 アドバンスで学んだ「三種の神器」名刺・プロフィール・ボイスサンプルを揃え、手土産を用意しました。 テレビ東京でこの秋から始まった経済番組、毎週月曜22時放送の「未来世紀ジパング」 皆さんのお仕事報告などを読ませて頂き、心の準備… スタジオの雰囲気や どなたにサンプルをお渡しするべきかなど教えて頂こうと、すでにこの番組のボイスオーバーを経験済の上原さんと冨田さんに連絡を取り、当日は待ち合わせをさせて頂くことにしました。 上原さんから とても参考になるお話を伺いました。 「初めての現場は、入り時間の30分前にスタジオの場所を確認し、どこかでゆっくりお茶でも飲んで時間を潰してから10分前に入るといいですよ!あまり早く入ると先方も気を遣うし…」 冨田さん曰く 「とても和気あいあいとした現場でしたよ。ディレクターさんが御手本を実演して下さったり(^-^)」 心強いお二人の後ろから「おはようございます!」と精一杯元気に入ったところ、今回の雰囲気は違っていました。流石 経済番組!とても静か…放送回ごとにプロデューサーさんディレクターさんが変わるので、雰囲気が違って当たり前ですよね(^-^; 名刺交換、そしてプロデューサーさんにサンプルをお渡し、手土産を開け、でもとても静か… 原稿を渡されてからの流れは、先日冨田さんがブログに書いて下さったとおりです。 冨田さんがサクサクとOKプレイをなさるのを拝見する中、次第に緊張していく自分がいました。 初見の映像で 瞬時に画面の人物が出しそうな声を想像して 尺に合わせて台詞をつける。頑張ろうと勢いこんでやると 「あまり芝居しなくていいですよ!」 とディレクターさん。そうでした。吹き替えでもバラエティでもありません。ナチュラルにナチュラルに!しかも人物ごとに声色をしっかり変えて… まさに冷静な判断力と瞬発力が問われます。「要求を越える」どころか「要求に応える」ことも大変なのだと実感しました。 先日の忘年会で大江戸よし々先生と小坂先生から現場の苦労話など伺いましたが、大江戸先生はなんと「47人(?違ってたらごめんなさい)の登場人物を1人でこなす」というボイスオーバーをやったことがあるそうです!絶句(*_*)流石です(^-^)v 反省点ばかりのバーズ初仕事でしたが、お声をかけて頂いた武信さん、アフターバーズで迎えて下さった義村社長、山上さん、畠山先生、本当にありがとうございました! 今夜22時、テレビ東京です。 先週同様 ほんのわずかの出演ではありますが「未来世紀ジパング」という素晴らしい番組に関われたことを幸せに思います。 今まで 漠然と描いていたナレーターとしての自分のスタンス。本当の目標が見えてきた気がします。引き出しを増やし、営業頑張ります(^-^)/ 柿喰ケケ子でした。

小野寺一歩先生のボイストレーニング

木曜日Bクラスの目黒泉です。
本日、小野寺一歩先生のボイストレーニングを受けさせて頂きました。
私はずっと、声が出し辛いなあと感じていました。
自分の声って何だろうとわからなくなってました。
レッスン開始時には、まずは自分が今までどんな風に声に関わって来たかをお伝えし、どういった壁に当たり、どういった声になりたいかをお話しました。
『響きと、声のコントロールが出来るようになりたい』
目指したい声を伝えてから今日のレッスンが始まりました。
まずは、身体の動きを知る為に、呼吸をする時に背中が動く感じを、実際に目と手で確認させてもらいました。
身体の動きや姿勢はそう間違ってはいないと言って頂きました。
これは、今までのレッスンで学んだ事を実行しました。
このまま続けていきたいと思います!
次に、「呼」「吸」
私は吸う時に、意識して吸わないとたくさん息が吸えません。
でも、吸ってしまうと、身体に力が入るので、次に吐く時にはまた身体に力が入ります。
これでは、力んで響きを消してしまうと教えて頂きました。
全部吐いたら、自然と息は入ってくるから、その感覚を身体で掴めるように、呼吸のトレーニングを繰り返しました。
4拍吐いて一気に吸い、また一拍目の頭から吐いていきます。
(4拍の次は8拍で練習しました)
息は歯の裏に当て、吐くのは後ろから目標位置を高めに吐いていきます。
吐く時に、背中は縮まらないようにします。
最初、呼吸だけでも響きが少ないと言われました。
呼吸にも響きがあるんだと、初めて知りました!
今度は、イメージをちょっと変えて吐いてみました。(鋭さよりもなんとなく丸いイメージです。きっと、吐く量で変わってくると思うのですが、ちょっと文字での説明がし辛くすみません・・)
頑張って吐きすぎると力が入ってしまうので、とにかく呼吸する事が自然になるように繰り返し練習します。
その後は吐く息の中に「z」の音を混ぜていきました。
その「z」も、最初はふらふらと安定せず、何回か繰り返しながら、その中に響きを探って行きました。
そして最後に「a」の音に変えていきます。
母音に変わった時に、私の喉は「ガサガサ」と音を立てました。
そして薄っぺらい音が出ました。
先生から頂いたアドバイスは、あくびをする直前の喉の開きを意識する事、胸の位置を高くするそして、なるべく太い筒で出すイメージを持つ事。
そして、音程は「a(ラ)」の音をもらって出してみました。
まずは出しやすい音で、響きの位置を探りました。
ここかな、これかな、と思いながら出していき、先生に「今の感じ」と言って頂いた感覚をこれから意識していきたいと思います。
自分で練習をしていても、どれが良いのかがなかなかわかり辛いです。
確かな判断をしてくださる先生に聴いてもらって「それ」と言われた音を覚え込み、そこから自分で聴き返した音が一致するようになれば、目指す声に近づいていけるのかなと思いました。
まずはベースとして呼吸を身体に覚え込ませて、それが安定したらいろんな自由度が効いてくる、というアドバイスを頂きました。
電車を待ってる間にも、街を歩いている間にも、呼吸の練習は出来るので、意識して続けていきたいです。
そして迷ったら、今日教えて頂いた身体のポジションを意識して、確認をしていきたいです。
今日また一つ、新しい事を学びました。
一つ一つ、意識が改善されている感じがします。
今までいろんな先生教えて頂いたいろんなアプローチを組み合わせて、積み重ねていき、自分の声を信じられるようになりたいです。
一歩先生、そして本日お声掛け頂いた義村校長先生、有り難うございました!
また宜しくお願いします!
目黒 泉

交換留学、最終日!

アドバンスの、さいとう・モスキート・ゆうこです。
遅ればせながら、エアーエージェンシー交換留学2日目体験レポートでござぃます。
まずは前回同様、レッスン開始前に生徒の皆さんが各自ストレッチ&発声練習。
前回はやや雰囲気にのまれてしまいましたが、今回は私も真似してやってみました。身体が暖まったせいか、気持ちもかなりリラックスできたような気がします。
この日は、「線画」というアニメーションになる前の画コンテの様な画像に合わせてのアフレコ。ワンカットごとに1枚の画が映し出され、セリフのタイミングになると画面の端にパッと役名が出る…というものです。実際の現場では、この線画を使った収録が多いそうです。
私の感想としては、出来上がったアニメのキャラクターの動きに細かく合わせる前回よりも、この線画の方が自由度が高くやりやすい様に感じました。画からの情報量が少ない為かなり想像力が必要となりますが、その反面、シンプルな画に集中して感情を込めやすく、さらにタイミングも判りやすかったです。
そして今回も、講師の藤原さんからいろいろなお話を聞かせていただきました。
まず1つ、尺に関する技術。
例えば、セリフが尺からこぼれたり、反対に尺が余ってしまったり…と合わせにくい時。これは、求められているセリフのスピードが自分の生理に合っていない為に起こります。そんな時は、リハなどの段階でそのようなセリフをチェックし、「早く」、「ゆっくり」、または調節するためのブレスの位置などの印を予め台本に書き込み、視覚的にわかりやすくするといいそうです。
これはナレーションでも使えるなぁと思いました。
また、前回のレッスンのキーワードだった「パッション」という言葉にまつわるお話も聞かせていただきました。
「もともと努力や情熱という言葉は嫌いです。結局、才能やセンスには叶わないものだと考えているので。でも、才能やセンスを語るにはまだまだ努力が足りないと思うようになりました。だから、最近は努力や情熱という言葉を口にするようになったんです。」
そうだったのか!そんな理由があったとは!
ならば今の自分はなおさら、情熱を片手にひたすら努力する他ないのだなぁとしみじみ思いました。
また、こんなお話も。
「僕はお金をくれるこの仕事が大好きですねぇ。お金を貰えるからこそ真剣に向き合えるんです。好きなことをやって、なんと!お金が貰えるんですよ?それを考えたら芝居もテンションが上がるでしょう?上げてって下さい。」
思わず笑ってしまいました。そして確かにそうだなぁと納得。
好きなことをやってお金がもらえる仕事。声優さんもナレーターも同じです。なんて、幸せな仕事でしょう。そりゃテンション上がります。
でもそれは同時に、お金をいただくに値する仕事をしなければいけないということ。プロという厳しさも、笑いを交えつつ教えていただきました。
レッスンで聞かせていただいたお話はナレーションと共通した部分も多く、バーズで習った事をまた違う角度から再確認出来ました。
また、アニメならではの空間を意識した発声や芝居の要素なども、自分なりに研究して今後のナレーションにぜひ活かしたいと思います。
2回に渡る交換留学。
声優さんたちの学びの場に行かせていただいたことは、自分にとって非常に良い経験、そして良い刺激となりました。たくさんの収穫にホクホクです。
これを材料に、精一杯進化したいと思います!
最後に、このような機会を与えてくださった義村校長、藤原さん、スタッフの皆さん、温かく迎えてくださった生徒の皆さんに、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました!
☆モスキート☆

バーズ・コーイチの今年の反省点と来年への抱負!

※こちらは、Facebookの秋5期土曜ベーシックのグループに、私コーイチが投稿したもので、学長のお声によりこの度こちらにも転載させて戴きます。
(これは先日今年最後のバーズの授業が終わり、忘年会を行なった次の日に投稿したものです。)
昨日は皆様お疲れ様でした〜♪
え〜、早くもベーシックの半分が終わりましたね!!
そこで、皆さんはこの3ヶ月間どういう期間になりましたか??♪♪♪
僕個人のこの3ヶ月間(10月11月12月)は、ホントにいっぱい「変化」がありました。
10月は事務所を辞め、猪鹿蝶で初の地上波特番のオーディションに参加させていただきお仕事をいただき、またその後も名古屋で同
じく特番をさせていただき、また声優養成所のエアーエージェンシーの交換留学を体験させて頂き、そして本日名古屋から赤坂に引っ越しを致しました!
そこで、色々感じた事が山ほどあるので参考になるかどうかわからないですが、その一部をせっかくなので大切なグループの皆さんにお話したいと思います。
まず、初めて地上波番組の現場を経験して、
本当に「自分の意識」が、ガラリと変わりました!
どれだけ自分が甘かったのか、準備が足りていなかったのかを痛感いたしました。
よく各講師が口をすっぱくして言っているのが、一発目をどれだけやれるか。
一発目に何を出せるのか。実際現場では原稿もらって10分後に、テスト1回もしくはテストなしでそのまま本番!
なんてのは当たり前なんだなと実際に現場を経験し、実感しました。
本当にこれが、事実でした。
また今回バーズで頂いたお仕事はBGMもナレーション収録時には付いてなく、原稿と画面を見ながらそのテロップなどから雰囲気を
掴みながら喋らなければいけませんでした。正直かなり焦りました。
そんな経験をして、現場では一発勝負なんだな=レッスンでも現場と同じと思って、一発勝負の気持ちで臨む=自宅でもそれに対応出来るようにしなければ!
という意識を持つようになりました。
残り3ヶ月間ですが自分にとって、いつ現場に出てもその都度のベストが出せるように、“EDGE”に立って過ごしたいです!
また、長々とでしゃばるような感じですが(笑)、
自分を変えるのは環境だと思います。また環境を変えるのも自分だと思います。
前期、僕はアドバンスでした。このFacebook のグループやスクールバーズのブログをみんなかなり使っていて、
色んな質問や自分の今取り組んでいることなどの報告にも使っていました。
だから、もっともっと使えるものを活用して、この土曜ベーシックの皆さん全員で急成長していけたらなと思います♪
少し早いですが、これが反省も含めた僕の来年の土曜ベーシックの一員としての抱負です(笑)
皆さん、来年もよろしくお願いいたします!!
以上です。