年内の映像プロセミナーを終えて

映像プロセミナーを受講している、東 タマ子です。10月からはじまった映像セミナーも、昨日が年内最後のレッスンでした。
ブースを使ってのレッスンは実践的かつ刺激的。ナレーションの組み立て方について、先生方が惜しげもなく教えてくださったり、映像とナレーションとのシンクロについて(この映像のためにこのナレーションがあるのか!等)改めて考えさせられたり、各先生方のディレクションに四苦八苦しながら対応したり、毎回シビれるレッスンです。
そんな中で、大江戸先生のレッスンが特に心に残りましたので、少し書かせていただきます。
一度のレッスンで、ブースに入るチャンスは二回。一回目は録音せず、ブースで映像にあわせてナレーション。全員一回目が終了すると、すぐ二回目。今度は録音していきます。
一回目と二回目の間に個人個人へのダメ出しがあるのかと思いきや、、、ナシ!!
最初は戸惑いました。
「どこがダメだったの?どうしたらいいの?」そんな気持ちがあったからです。今思えば、【依存】ですね。
一回目より二回目をより良くするにはどうしたらいいのか。自分で考え、他のひとのプレイを集中して聞き、人と違うことをしてやろう、
ここは盗んでやろう・・・そんな気持ちでレッスンをうけることができました。
『表現に正解はない。』
そんな大江戸先生の言葉のおかげか、みんなのプレイもすっごく自由。爆笑を生むナレーションもたくさん。荒削りかもしれないけど、『人の心を掴む』ナレーションとはどういうものか、垣間見えたような気がしました。
何より、「ナレーションって楽しい!!!」と思えたことが、大きな収穫です。
そんな場を創り出してくださった大江戸先生、ありがとうございました!!是非また映像セミナーに降臨してください!!
映像セミナーのレッスンも残りわずか。『人の心を掴む』ナレーションに近づくべく、精進していきたいと思います。
東 タマ子

秋5期レッスン前半を終えて

木曜Bクラスの目黒泉です。昨日のレッスン後、アフターバーズでジャージ上下を忘れました・・。FBで校長先生の写真を見てびっくり!!気合いの入った忘れ物で本当にすみません;;
今期からベーシッククラスに通い始めあっという間の3ヶ月。一番最初の山上先生のレッスンで、響きがないとご指摘を頂きました。(その他にも、強弱、方向性、地声裏声の自由、アヒルの行列です)
『自分の響きって何だろう』
課題は様々ありますが、自分で疑問に思っていた事と先生からのご指摘が一致し、今期の目標が一つ定まりました。どこが足りないかわかるということは、次の目標がわかるという事。何がわからないのかもわからない、何か違うけど、何が違うのかわからない、という状態も経験している私には、それだけで気合いが入りました。有り難うございます!
もちろん、課題を乗り越えることは容易ではありません。今度は、それをどうやって変えていくかということですが・・
以下は、目黒が頂いたアドバイスです。
山上先生の発声オプションでは、響きを下げる事を目標にアドバイスを頂きました。先生のレッスンは、頭で余計な事を考えられない状態になるくらい身体を使ってから、もしくは使いながら発声するので、身体と連動して声が出ます。
あ、身体を使うってこういう感覚!?と思いました。
“心”が動きます!
畠山先生の授業では、力みを感じず『スコン』と抜ける感覚を、私にはまだほんの少しですが体感しました。感じ方は人それぞれ様々と伺いましたが、私は自分が思っていたよりも、後ろの位置にそのスポットがありました。声が身体から離れた感覚でした。
松田先生の授業では、肩こりによって響きが下がりづらい事を物理的にアドバイス頂きました。ストレッチ、続けます!そして距離感。私は、まだ声がポンと飛ばず、べたっと地面に落ちていると思います。発声と、日常的に距離感を意識して行きたいと思います。
都先生の授業では、いろんな原稿を読んで、その時に求められる発声や表現がある事を学びました。イメージは人それぞれ。自分の引き出しを増やさないとと思いました。表現を楽しむ為に、声をしっかり届ける為に、やはり自分の課題は、まずは発声と思いました。
私の今の目標をまとめると、『表現を身体で感じて声を出し、声の響きのポイントを感じて、肉体的に改善して、その時々で求められる表現を出せるようにする』(まだまだスタート地点です)
スクールバーズの授業では、たくさんの先生が授業を担当してくださいます。その点と点がいつか繋がるという意味がぼんやりとですがわかったような気がします。(これはあくまでも、現時点での私の理解です;;まだまだこれだけではないと思います)
昨日の畠山先生の授業では、発声の際に一度先生に『そうそう!』と言われた瞬間がありました。その数秒前までの私は、自分の声帯の左側に負担がかかっていることを感じていて、その時には先生に声が下に下がっていると言われたので、あ、違うんだと思いました。
どうしたら良いのかと思いながらも、いくつかポイントを変えていつもと違うポジションを意識して出してみました。
畠山先生に『そうそう!』と言われたその時、声が離れた感じがしました。(音色は一つではないので、ようやくこのポジションで“響く”という感覚が少しわかったという段階です)
その時の感覚が、もしかすると一番最初に山上先生が見せてくれたギターのボディに音叉を当てて共鳴させる感覚?と思いました。今まで、力で押して声を出す事でなんとなく大きな声を出しているように感じてしまっていたのかなと思いました。
身体に力を入れないことを意識した発声は今の私の感覚ではふわふわしており、その響きをコントロールする為の“支える筋力”が必要になり、あ、この部分の支えが足りないのかなというポイントがちょっとわかったような気がしました。
自分の発声にずっと疑問を持っていました。実際に声も枯れて出なくなる事も続きました。これは数時間で改善できるものではないと思っています。まだまだ、ちょっとだけ見えたかも、という感覚ですが、それが嬉しいです。
これからもずっと、ここで終わりということはなく、積み上げては崩し、何度でもリセットして積み重ねて行きたいと思っています。とにかく、いろんな声を、様々な表現を『聴く』こと『コピー』してみることを続けてたくさんの気付きを得たいと思います。来年の授業も、たくさん学ばせて頂きたいと思います。
宜しくお願い致します!
長々と失礼致しました。有り難うございました。
木曜Bクラス 目黒 泉

15秒で時代を読む@「CMセミナー」受付開始です

「CMセミナー」受け付け中です。
http://www.schoolbirds.jp/jouhou/CM.html
【レッスン日時】土曜13時〜15時クラス <全10回1/14(土)~3/24(土)>
【応募資格】在校生&卒業生ともに「入所金なし」で参加できます。
【締切】1/13(金)までにレッスン料をお振り込みください。
【申込方法】「お名前」「入所した期」を書いてinfo@schoolbirds.jpにメール
番組とCMは「求められる読みが違う」ことをご存知でしょうか?
CMナレーションは「どんな空気でキャッチコピーを伝える」か。近年では「いかにも」な読みではなく「そのままの個性」が評価につながることが多く、個性を重視した自由な表現の場となっています。長文のテクニックやセオリーとも少し違い『正解』はありません。そこにあるのは「時代そのものの感性」。そんなCMの世界で、流行に敏感なクリエイター達にキャスティングされてきた講師陣の”感性”に触れることが、最前線への近道になるのではないでしょうか。
スタジオ収録では「独自のマイクテクニック」〜「マネージャー3名による仮想キャスティング」を予定。即戦力を目指します。
※希望者が多い場合は【先着】とさせていただきます

エアーエージェンシー交換留学をして〜二日目(最終日)〜

なごや君です。
先日、2度目のエアーエージェンシー交換留学にいって参りました。
今回行なったのは前回と同じくアニメのアテレコでした、が!「線画」でした!!
線画というのは私も初めてだったのですが、絵に色づけされる前の状態で線だけで描いた絵のことです。
また、声を当てるときはキャラクターの口の動きがわからないので、喋るときはキャラクター名のテロップが出ているのでその時に合わせて喋るのだそうです。
ナレーションで言うキューランプみたいな感じでした。
ただ、これがすごく難しかったです。
絵が完成されていない状態なのでよりキャラクターの表情や立ち位置を把握するのが大変でした。
現場では線画の方が多いそうで、藤原さんは慣れればむしろ線画の方が喋りやすいのだそうです。
そして実際やってみましたが、喋る相手によって返す声の表情を瞬時に変えたり、またその場の雰囲気と距離感を出したりと色々なことを感じながら喋るということがいかに難しいかということを実感しました。
アニメの表現の一つで、つぶやくように言っているけど遠くに聞こえてるなんてのもアニメならではでした。
ナレーションと声優。
以前は案外似ていて近いものだと思っていました。
ですが、やればやるほど全然違う畑なんだな〜と感じずにはいられませんでした。
ただ、
最後に藤原さんから今日のレッスンの総評をしているときの言葉は、ナレーターにも全く同じことが当てはまるなと感じました。特に私には!!
それは、
「みんな芝居が割とこじんまりしている。もっと計算外の面白さを!!」と。
また先日演出家と話をしていて、どんな声優を使いたいかという話になったみたいで、このキャラだけは絶対ハズさないでしっかり任せられる人が欲しいと言っていたそうです。
まずは一本自分の強みを磨くことが大切なんだということだと思います。
また、
「なるべく芝居を大きくしておかないと効果音などで消されてしまう。つぶやきも思ったより大きめにデフォルメしておく。とくにアニメの場合、音が後付けだから迫力不足になりがち。尺を意識しすぎると芝居が小さくなりがち捉われないように。」
それから
「やりたがりなんですね僕は。もうちょっとおさえてください、って言われますけどそれだと発散不良になるんです。オンエアで抑えられてるのも不満なんですよ。」とおっしゃっていました。
まさにそうだなと。もっともっとスケール感をっ!!遊びを!出していきたい。
私事ですが、つい最近CMのお仕事をしたのですが、これでもかと振り切ってやりきったら、ブース外の反応がもの凄くよかった経験をしました。
また、「オーディションは一発勝負だから。だから、瞬発力が必要。すぐ修正ができる才能。勘のよさ。これらは教えようと思っても教えられないところ。
普通の人なら何度も修正していけば必ず上手くなる。だけれど、オーディションは一発勝負。
1発2発ですぐ修正ができなければ一つの事務所に1つか2つの貴重な枠のオーディションに怖くて出したくても出せない。
もしその子がオーディションに受かれば、この事務所は良いと思ってもらえて他の子も使ってもらえるかもしれない。」
それはナレーター個人だけでなく事務所やマネージャにとっても貴重なチャンスなんです。それを逃したくないのはみんな同じなんだと改めて感じました。
また、レッスンでもオーディションでも本番の現場でも1発勝負!!
1発目に何を出すのか。出せるのか!
この意識がこれからの自分の未来を決めていると思います。
「しっかりと。」
今回の交換留学で、違う視点からすごく重要な要素を学べたと思っております。
この交換留学という大変貴重な体験をさせていただき、
スクールバーズ義村校長、エアーエージェンシー藤原さん、スタッフさん、生徒のみなさん本当にありがとうございました!!
土Bなごや君

ベーシック宿題その6 滑舌「ヤ・ラ・ワ」

遅くなってすみません。今週のベーシック課題です。畠山先生にビッシビシしてきしてもらってください。
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【ヤ行】
・おやおや八百屋さん居合い屋さん。いやいやお綾や親はお湯屋よ。
・やいやい言われ、いやいや言われ、いよいよ家を用意しようとした。
【ラ行】
・アンリ・ルネ・ルノルマンの流浪者の群れは、アンリ・ルネ・ルノルマンの落伍者の民と言い替えられねばならぬ。
・両方「用法療養」に気をつけられよと料理人の論理家。なぜなら札幌ラーメンととろろいもは嫌がられるし、舐められるミネラル類なら慣れられるし、料理に最良と思われるからである。
【ワ行】
・我々はわら縄をゆわえた罠を見てワハハと笑った。
・岩井はお岩へお祝いを言う、お会いしてお祝いを言うわ。

「Future Tracks→R」のナレーター2人が来てくれました

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今日のレッスン終わりは、バーズ卒業生でナレーターの小野寺一歩くん(テレビ朝日「Future Tracks→R」テレビ朝日「333」)が遊びにきてくれました。今日は番組の収録だったそう^^
ミュージシャンでもある彼は、ボイスパーカッションを自在に操る音声表現のスペシャリスト。ボイトレや治療も経験豊富。そこで発声を課題にしている生徒さんと緊急プチ講座開催です。実際に背中に息を入れてふくらんでいく様子などをわかりやすく説明してくれました。
ちなみにそんな小野寺くんを横目でみているのが、同じくFuture Tracks→Rで「裏付け太郎」を演じる水野くん。浅香光代じゃありません。

『笑う!アメカン』観て下さい!!

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 卒業生のへんみです。続々と現場デビューを果たすバーズの皆さんに触発されて、久しぶりに投稿させていただきます。武信さんからお声がけ頂き、特番のお仕事が決まりました!雨上がり決死隊の笑って「感じる」バラエティ『笑う!アメカン』明日3日(土)NTV13:30〜オンエアです。笑いとクイズが融合した直感ゲームの1時間。へんみがいつもどおり軽ーいナレーションしてます(笑)視聴者も参加できるので皆さんご一緒にお楽しみください。
先日、片付けをしていたら、初めてのナレーション原稿、バーズのレッスン原稿や必死で書き起こしたなぐり書き原稿、レッスンノートなどが次から次へと出てきました。それらを手に取るにつけ、自ずとバーズで学んだ日々やこれまでの道のりについて思いを馳せてしまいます。人生の路頭に迷いなにもかも失った私。憧れのテレビでどうしてもナレーションしたかった。でもどうすればいいかわからずに無我夢中で過ごしたあの日々。じりじりとした焦燥感。あの時の気持ちを、今一度胸に刻み込み、前を見て声出していこうと思います。
学びの日々に感謝を込めて、へんみ
http://blog.henmitomoe.com/
追伸:平日お昼は4ちゃん『ヒルナンデス!』もどうぞご贔屓に。バーズ卒業生である四本木さん、池谷君、織田っぱ君とともにがんばっております!