CMセミナー終了

土Bで 先週までCMセミナーを受講させて頂いていた 柿喰ケケ子です。
「クラシカルからの脱皮」を目標に掲げているケケ子にとって、CMセミナーは 素晴らしい学びの場でした。御指導下さった 省吾先生・田子先生・松田先生、本当にありがとうございました(u_u)o〃
それぞれの立場で「本気本音になって 時代を読む」ことを伝授して下さいました。
でも、かなり会得したつもりでいたにも関わらず、総決算である「スタジオ録音」で ケケ子は やってしまいました(>.<)y-~ 16種類の原稿の中から ただ一つを選ぶのですが、迷いに迷った挙句 「クラシカルからの脱皮」の大命題から外れ、「読みたい物を読みたいように」読んでしまったぁ(o_ _)o 「自分を売る原稿」に最後の最後で自信が無くなり、取りあえず「安心して読める原稿」を選択してしまったのです・・・その時は「これぞ 勝てる原稿」だと思ったのですが(*_*; 翌週の最後の授業は「仮想オーディション」 3人のマネージャーから鋭い指摘が飛び交います。「三者三様」とは まさにこのこと。 真反対な意見なのに、それはそれで深く頷けるコメントを頂きました。結論は ☆狩野さんからは「この読みは、聞いてて疲れる」 ☆義村社長からは「う~ん 迷うな~ないな~古いディレクターなら使ってくれるかも・・・」 ☆でも武信さんからは「声が好き。ありかも・・・」と言って貰えたぁ(*´∇`*) あの言葉を一筋の希望の光として、ケケ子は「自分の中のクラシカル」と格闘していきます! と 前を向いたつもりでも、時折振り返って「あっちの原稿を選択していたら」「あの部分をこう読んでいたら」とイジイジ。その間に 3人全員から○を引き出せたペーパーさんは、しっかり初仕事!並外れた発信力とストイックなまでの努力で勝ち取った結果に脱帽し、心からの拍手を送ります\(~o~)/ そう言えば彼が選択した原稿と読みは絶妙でした。実力を示しながら、今後やりたい方向を上手く示唆する物でした。 仮想オーディションの夜は あけみさんや池ウニさんのサンプルを聞かせて頂いて、そのオリジナリティ溢れるプレイにうっとり! 見習う背中がたくさんあって バーズの凄さを今更ながら実感しました。 そして、アナウンサー・司会者・VPナレーターとしての今で踏み止まらず、「テレビナレーター」として初現場を踏む夢を実現させるべく、「自分が勝てる必然性」「武器の響き」を見つけよう~と強く心に誓った 柿喰ケケ子でした(^-^)

寝込んでもできること~田子先生の映像オプション~

恋わずらいではないのですが、寝込んでいます。
この炎暑にやられて喉がパンパンに腫れ、水も飲めません。
だけど、放っておくと粘膜が乾燥してさらに痛くなる。仕方なく飲めば、その度に大河内伝次郎みたいな顔になってしまう。
しかし、飲まなければ、体調という名のプラットホームに入ってくるのは脱水症状という名の電車。待てよ、飲まなくても点滴というカードがあるじゃないか。悩む。もし自分がデンマークの王子なら「飲むべきか、飲まぬべきか。それが問題だ」と三幕の一場でモノローグするべきでしょうか。
さて、そんなシェイクスピアの台詞並に金言が多いのが、田子先生のレッスンです。過ぎたる8月3日に縁あって参加させて頂いた田子先生の映像オプションもまさに金言銀座でした。今回のテキストは『時短生活ガイドSHOW』のクッキングナレーション。8ページにも渡る台本は、おそらく映像セミナーの数あるテキストのなかでも最長の部類に入るでしょうか。それをシーン別に参加者の5人で振り分け、いつもの映像セミナー同様、映像に合わせてブースで収録し、ちいさな椅子の上で地平線のような肩を揺らせて田子先生がディレクション。これは「モナ・リザ」をなぜかエルミタージュ美術館で観るような贅沢な時間でした。ポイントは、パリパリ感やサクサク感など食材の表現力と、キーワードのチョイスにタイムのコントロール。ここで飛び出した金言のいくつかを箇条書きにしてみましょう。
「立てる言葉のチョイスで、その人のセンスが出る」
「(こぼれさない為に)タイムコードの0.5秒前から話し始める気持ちで行こう」
「(文の)ケツと頭との言い方で個性が出てくる」
「(尺の)ケツさえあっていれば、途中で遊んでもOKが出る可能性がある。そこで自分の個性が見つかるかもしれないから、ぜひ遊べ」
「自分のなかでオーバーかなって思うくらいやっても、実際はそんなオーバーじゃない」
と、ここいらの構成が、以前ペーパー君が書いた「田子プション」の記事とよく似ていますが、これはパクリではなく、コピーなのです。
自分はといえば、せっかく貴重なレッスンに参加できたにも関わらず、技術力の欠如のためタイムのコントロール以前に自分の声のコントロールが出来なかったり、読解力の喪失のため「海鮮皿うどん」とかワケのわからない言葉を立ててしまう体たらく。燎原の火のごとく襲いかかる喉の痛みと、カラ咳のマシンガン(周りの方にはご迷惑をお掛けしました)、それに顔のむくみも相まって大宮デン助のような顔になりながら只々、自らの体調の悪さを呪っていました。
さて、その後「ミンミン」で行われた餃子パーティの席上にて、2杯目の紹興酒ロックを飲む田子先生がポツリと言った、喉の調子が最悪な状態でMAを迎えたときの話。ここにその日最大の金言がありました。
「使える音域が乏しい中でも、何とか操れる領域はあるはずだ。このなかでバシッと決める集中力がプロ意識であり、プロのプライドだ」
自分は体調の悪さを呪っていたのではなく、たぶん祈っていました。うまく声をコントロールできないことの理由を体調不良に求めたかったからです。これは素人のプライドそのものでした。本調子でないにしろ、声の駆動域が狭くなっているにしろ、その範囲でできることは必ずあるはず。できない理由に不可抗力を持ち出すとその時点から成長がなくなる。なぜ出来なかったのかを追求する手を緩め、さらに「出来ないながらもやってみる」ことを放棄してしまう。実は自分に一番足りなかったのは集中力ではなかったのか?
出来ない理由ばかりポケットの中の底の一円玉のようにいくらでも見つかってしまうのです。
いま寝込んでいる自分がいます。残念ながら今週一杯は起き上がれる見込みはありません。寝comってドメインを取りたいくらいです。あとは現世としばしおさらばだ、と布団に潜り込んで夢の錠前をおろす前に、寝込んでもできることを考えてみました。そして、私は布団の中で「ユリイカ!」と叫びました。(ユリイカとはイカの一種でなく、ギリシャ語で「見つけた!」という意味です)
それが、このブログを書き上げることだったのです。
長文失礼致しました。
上原英司

ディレクション論 番外編

マスオーヤマ子&オッカナに続き今期アドバンティーヌ・モモエです。
先日のアドバンス、山上さんの仰る「共感と客観」をびしばし体感しました。内容については先述のお二人が詳しく書いて下さっているのでサボらせて頂きまして……授業後の飲み会で山上さんが仰っていたことを。
【みんな息を吸ってたでしょ。】
ナレーター役が席に着いて「宜しくお願いしまーす」の挨拶がすんだ後の話です。ほらほら~、アドバンス経験者は思い当たるのでは?!
挨拶した後に息を吸って一息おいてから……
D役は喋りだしませんでしたか。
ナレーター役はDの言葉を待ちませんでしたか。
D役だったわたくし、まさにそうでした。息を吸って喋りだそうとしたら…ナレーター役が口火を切られ、ペースを崩された感がありました。さっさと雑談を終わらせて本題に入らなくちゃ!と焦り、同じことを二回言ってしまったり……。それまで他チームではなんとなく、D役>ナレーター役、という雰囲気があったので、このことでまず対等に感じました。ナレーター役がもっと話を膨らませていたら完全に「その場をリード」されていたと思います。
別に勝ち負けの問題ではないのですが、リードを取れば「与え手」になりやすい&好機が増えるわけです!
そう考えてみると…わたくし、普段は書店営業の仕事をしているのですが、「こんにちは」の挨拶の後、相手が「あ」の口の余韻が残っている間に雑談なり仕事の話なりを始められると、大抵良い結果を持ち帰ることが出来ます。雑談なら、先に書店を一周してネタを見つけておいたり、仕事なら「ちょっとこれ今日発売なんですけど見てください!すごいんです!」と(例え実はそんなにすごくなくても)勢いを付けてみたり。
もしナレーターの営業だとしたら…今の時期ならTV局で夏休みイベント目白押しなので、一通り見ておいてネタにするかと思います。ちなみに毎朝日テレの前を通ってまして、最近は日替わりのゲスト目当てに朝からお客さんが並んでいるのですが、やはり[渡り廊下走り隊](AKB48のユニット)が一番多かったですよ!次はAAA。と言ってもまだ始まって3組目ですけどね!
脱線してしまいました。失礼。
つまり、準備をしていれば、第一声を取るのは結構簡単なことなのではないでしょうか!(言うのも簡単……。)
長々とお付き合い頂きありがとうございます。最後にもうひとつ、山上さんの愛に溢れたエールをお届して退散いたします。それではまたの機会に!
【怖いから保守的になっちゃうけど、むしろ逆。怖いなら一番最初に勇気を出してリードを取れば後が格段に楽!】
by キョリアッテ・モモエ

映像プロセミナーを受けて@まゆりん

超久々の投稿です~(*^^*)
今や懐かしい?秋1期・そして映像プロセミナー土曜クラス受講生のまゆりんでございます。
先週土曜日、ついにバーズ初、映像プロセミナーが終了致しました。いやぁ…あっっっっっという間でした…ほんとに。あまりに濃い内容に何を書いたらいいかまとまりませんが、私が感じたことと、感謝を少し…(^^;
映像プロセミナーを受講して一番感じたこと。
現場に限りなく近いレッスンというのは、プレーヤーを変えるんですね!
10回のレッスンで、クラスメイトが皆、みるみるうちに変わっていくんです。どんどん自由になるというか。与え手になっていくというか。
正直、毎回プレーヤーは追い込まれた状況になります。考えている暇がないので。だからこそ、その人の今の力が試されるというものなのでしょうが、私は今回の映像セミナーで、またちょっと違うものを感じました。それは…
自分から何が出てくるかがわからない(^^;
あ!これってよくないことかもしれないんです!なんだそれ?かもしれないんです!
でもでも!それによってなんかこう・・・ビビっても仕方ないというか、自信がないとか言ってられない、プロとしてそこにいるという自覚というか・・・なにか今までとは違う感覚が生まれたのです。心臓はバクバクで、超緊張しているのですが、映像がまわりはじめた瞬間、違うスイッチが入るというか。これって、現場に限りなく近いからこそ、開き直るからこそ、生まれるものなのではないか・・・そう感じたのです。
映像プロセミナーはイヤでも?キモが座ります(笑)おそらくw とーっても小心者のまゆりんが言ってますから、間違いない(笑)
決して甘くはありません。でも!自信がなくても、緊張しても、ビビッたとしても、気持ちさえ持っていれば、おもいっきり全身でぶつかっていけるセミナー、そう思いました。
このセミナーの生みの親、すべての大元締め、義村社長。ノリノリ!で皆をナイスプレイの渦に巻き込んでくださった、田子さん。1回だけでしたが、久々にレッスンを受けることができて本当にうれしかったです!あおい先生。準備段階からずーっと、セミナーのシステムを作り上げてくださった、山上先生。みんなが階上でピザを食べているときに、階下で黙々と編集作業をしてくださっていました!毎回画像をミックスしてあげてくださった松田先生。本当に今回のセミナーは勉強になりました。本当にありがとうございました!
そして。クラスメートの皆さんw 本当にいいもの見せていただきました! ありがとうございました!
本当は・・・もう1回受けたい テヘw

そうだったのか!ディレクション論

こんばんわ^^ アドバンティーヌ・オッカナです。
マスオーヤマ子さんの記事にもありますが^^、
先週の「ディレクション論」は斬新でした!
私は、ディレクターの気持ちを知りたくて、2度ほどさせて頂きました。
つまり、2人のプレーヤーをディレクションしてみたわけです。
そこで感じたことは。。。
・抽象的な「○○な感じで!」という指示しかできないものである。
(例えば、爽やかな。。。固すぎずやわらかすぎず。。。etc)
・最初の読みが、一番集中してプレーヤーの読みを聞いている。
・2番目の読みは、指示通りプレイしてもらっているか、ではなく
振り幅を無意識に聞いていた。
・「○○さんみたいな感じで。。」や「某○○番組みたいな感じで。。。」
はナレーターさんに失礼かな、と思いつつ、イメージを伝えやすいと思ってしまっ
た。
・説明すればするほど、自分でもよく分からない抽象的な言葉ばかりがあふれ、
心の中は「なんだったっけ?」になっていく。
・なので、できるだけシンプルに伝えようと、「あなたらしい味で!」とムチャ振り
をしてしまい、
プレーヤーを混乱させていた。
・考えてるとき、思いを伝えているときは、どんどん孤独感がつのるので、
会話の流れでプレーヤーから、提案があると救われる。
そこで「そう!そんな感じです!」と言えると、
自分の思いが伝わったんだと安心して収録できる。
などです。
現場のディレークターさんはこんなに指示があいまいではないと思いますが^^;、
私の体験としては実際、こういう指示をうけたこと、ありました。
そういう時は、ディレクターさん自身、迷ってるのかもしれないですね!
そこで、プレーヤーが一緒に迷宮入りするのではなく、
提案できることがいかに大切か、を学ばせていただきました。
まさに、「与え手」とならねばですね!
逆に言うと、「言葉」に翻弄されて、自分を見失なってしまわないように!との
山上先生からの言葉も身に染みました。
「与え手」となり提案していく「攻めの視点」を持つことで、
受身ゆえにピンチを招いてしまうような状況から回避できるんですね。
そう言えば、以前ゲスト講師として来られていたTBSリンカーンのディレクター高橋
さんも、
「仕事したいと思うのはどんなプレーヤーか?」の質問に、
「録ってて、テンポというか、波長が合う人」と答えてらしたのを思い出しました。
いろんな引き出しと「らしさ」を準備して、1打席ホームランを狙いましょう!!
ディレクター役のみなさま、他にも補足お願いいたしますっ。
☆オッカナ☆

こないだのアドバンス@マスオーヤマ子

こないだのアドバンスは山上先生による疑似体験講座でした!
クラスが4~5人のチームにわかれそのチーム内でそれぞれブロデューサー役、ディレクター役数名、ナレーター役を決めます
あらかじめ決まった原稿が配られたら開始!
まずPが原稿をもとに企画を練ります。ターゲットは?放送の時間帯は?他局に負けない?などなど考えます
次にP→Dへの伝達!Dはいかに正確にPの意図をくみ取るかが課題になります
そしてD→ナレーターへディレクション!ナレーターのプレイ!へと繋がります。Dが何人もいると、それぞれ違った捉え方をしたりして、それが結構あいまいでナレーターを苦しめたりします…
オーヤマはナレーターとディレクター役をやりました。
ナレーター役をやってみて感じたこと、起こったこと→
☆とにかくDの言うことに振り回されすぎた
☆自分の読みを確立できてないばかりに、最終的に自分らしさ崩壊
ディレクターをやってみて→
☆ナレーターに不服はあまりでてこない
☆ナレーターの印象、できる技量を一発目の読みで把握してしまった気持ちになる
☆よりよくするには?を考えて、言ってることが複雑になってナレーターを苦しめる
☆ナレーターは悪くないのでまた何か機会があれば使いたいと思う
(がしかし、実際のところ義村社長によれば、『悪くない、こうゆうくくりのナレーター、とゆう印象程度しか残せないようならほぼリピートはないといえる!』)
全体通して→
☆自分の読みを確立し、一発目の読みでいかに大きく振るかがポイント!
何度も言われていることを実感した回となりました。
ディレクターさんはナレーターのよみが大きく主旨とずれてない限りOKをだすんですねー
むしろ大きく振りかぶってホームランを出したら、案外『それもアリだね!』なんて思わせちゃう♪
Dさんに物足りなさを感じさせて曖昧な指示を出されるより、
期待を裏切るホームラン打っちゃってOKださせましょう!とゆうこってす。
なんか下手な文章ですね笑
ご意見あったらコメントしてくださーい!

CMナレーションセミナー@マネージャー講義「仮想オーディション」

事務所の1Fで映像プロのみんなが全員田子さんに変身していたその時間。
メゾネットの上階では、CMナレーションセミナーが開かれています。今日はマネージャー3名が揃い、「仮想オーディション」が開かれていました。
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「このサンプルをきいて、キャスティングをするか」というシンプルな設定で、マネージャーが順番に採用・不採用を告げ「なぜか」についても丁寧に教えてくれます。
プレイヤーにとって鍵となるのは「3名が3名とも、感性も違えばキャスティングの戦術も違う」ということでしょうか。本日もお3名の意見は見事にばらばら^^;  普段ふれることのない「マネージャーの心理・考え方」が明かされて行きます
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武信マネージャーが「このサンプルなら採用です。この部分の読みが”他社の競合”にも勝てるんじゃないかと思えた」と言えば…
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狩野マネージャーは「同じ箇所について、アタシは”他社に勝てない”と思った。むしろ違う視点で…」とアドバイス。
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マネージャー大窓王は、独自の「ファンタジスタ視点」だけでなく、それぞれの課題や直面している問題点にも言及。
「自分の読みは、プロの目でみて、どの位置にあるのか?」
オールオアナッシング。そこに要求されるのは事実のみ。トッププロたちが実際に毎日味わっている緊張感と同じシビアな環境に身をおくことで、課題が明確になり自信がついていくのがわかりました。
レッスン後は、3マネージャー全員からokをひきだせた人に、「3マル賞」のアイスが授与されました^^
(引っ越しから6ヶ月にして、ようやくスプーンを買いました)
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