衝撃@いけうに

今日、山上先生のお話を聞いて、私は衝撃を受けました。
「ブースに入るまで原稿は声に出して読まない」
決して前通っていた養成所を否定する訳ではないが、原稿を渡されたら皆、当たり前のように声に出して読んでいた。何度も何度も繰り返しながら。
オーディションの時は当たり前のように控え室で皆、発声練習や滑舌練習などをしていた。
私はそれには少し違和感を覚えていたが、周りがやってるからやらないといけないと思っていた。
いつの日かそれが当たり前になっていた。
だから今日も当たり前のように渡されたらすぐに原稿を読んでしまった。
…言い訳に聞こえるかもしれないけど、だからこそ山上先生のご指摘は衝撃的だったのです。
でも確かに自分が経験した数少ない現場でも、何度も練習する時間なんてなかったし。
練習する前に、しなければならないことがある訳だし。
それに確かに自分は「与え手」としての考えが薄かったのかもしれない。イヤ、正直なかったかもしれない。
まさに自分がしなければいけない意識改革こそ、与え手意識を持つことなんだと。
スグには変われないが、絶対に変わらなきゃいけない!変わらなきゃプロナレーターの道はない!
先生に、クラスメートに、与えることから始めないと…。
そして、自分をもっと知らないと。何が出来て何が出来ないか。
どんなナレーションが自分の軸となるのか。
自分、ボイスサンプル作ります!!

サンプルつくったよ~@たなかじま

パソコン購入から約一ヶ月。
まぁなんだかんだ頑張って…………
ようやくサンプルを完成させましたo(^-^)o
機材が揃ってないのでまだ正確には「完成」では無いのですが、
みなさんにお聞かせしても恥ずかしく無いレベルの物は作れたと思っています(`ε´)
サンプルをつくるにあたり、学んだ事や調べた事なんかも山のようにあるのですが、もう限界近くまで体力を消耗しているので、また次の機会にでも載せようかなぁ~と考えてます。
では、
試作第一号
「楽曲紹介編」と「○○探偵編」
ipodに送~~信!!
続くよ(・o・)ノ

冒険の果てに見たものは@勇者まゆりん

これは、勇者まゆりんの
『生涯初!ボイスサンプル作成への道』冒険の書です。
後編 そして収録へ…
決まった原稿は3つ。
1 頂いた原稿そのまま
2 自作の原稿に山上先生の情緒エッセンスを注入原稿
3 番組から抜き出して起こした原稿
勇者は悩む…。それぞれをどのように攻略していくか…。
悩んで悩んで…めぐりめぐって…行き着いた先は…
「ノープラン」。
収録当日、頭をリセットして、しかし、今までに集めた対ナレーション用の
武器や防具を身にまとい、完全武装でダンジョン・スタジオバーズ城に乗り込む。
待ち構える中ボス・ヤマチャン。
さああ!!!決戦だ!!!
ブースに入り、ヘッドホンを装着、
臨戦態勢に入った、勇者まゆりん!!
「いくぞぉおおお!! 必殺剣・名乗りぃぃぃぃ くがまゆらです!!」
どおおおおおん!!  
シーン…。
シーン…。
「…まゆりんじゃないみたい。」
ぐはああああ!!
い、いきなり返り討ちにて撃沈…。
まさか、名乗りでつまずくとは…。
そこから、ヤマチャンとのマイク越しの会話が始まる。
何気ない会話。しかしそこで引き出されたのだ!!
あのなんともいい感じ?の名乗り「くがまゆら」!!
そのとき!!
何かが勇者まゆりんのなかで変わった。
余計な力が抜けたのだ。
すると、目の前の風景が一変!!
恐るべきダンジョン・スタジオバーズ城は、赤坂のいつものスタジオバーズに戻り、
うまく読もう、頑張ろうと気張ってた気持ちは緩み、自らの心の声を出せるようになってきた。
そして。収録が終了。
全身脱力状態でブースから出る。 と、そこには!!
中ボス・ヤマチャン!!?? いや、ちがう!!
クリエーター・ヤマガミッシュが笑顔で座っていた!!
そして、勇者まゆりんのために、収録した声に音楽をつけたり、どうすればよく聞こえるか、
色々工夫して下さっていた。
そうなのだ。
勇者まゆりんは、鏡をみないで化粧していたのだ。
そして見た鏡に映った自分の姿におびえ、
「自分なんてサンプルとるなんておこがましい」
「きっと中ボス・ヤマチャンにデス喰らう…ううう、立ち直れないきっと…」
と、悪い妄想をしていたのだった。
その妄想が、中ボス・ヤマチャンという偶像を作り出していたのだった!!
そして…。
中ボス・ヤマチャンの姿は消え去り、辛口甘口使い分け、
何かを引き出すクリエーター・ヤマガミッシュが勇者まゆりんの仲間に加わった!!
…か、どうかはさておき、
人から言われていいとわかっていても、本当にいいかは本人が体験しないとわからないですね。
私には…とても必要なことでした。目を背けていた現実を自分で自分に突きつけました。
すごく勉強になったし、やるべきことがはっきりしました。心で理解しました。
最後に。
サンプルを聞いて、涙してくださった??大窓王。
とてもはっきりきっぱりとしたアドバイスを下さった狩野社長。
真剣に親切に感じたままを教えてくださったクラスメイト&元クラスメイト&他クラスの皆さん。
そして、何よりクリエーター・ヤマガミッシュ?こと山上先生。
本当に有難うございます!!ましたじゃなくて、ございます!
しつこいですが、進行形です!!今後とも宜しくお願い致します!!
そして、夜が明けた…。 おわり。

生涯初!サンプル冒険記@勇者まゆりん

これは、勇者まゆりんの
『生涯初!ボイスサンプル作成への道』冒険の書です。
前編 打ち合わせにて
10月。秋2期スクールバーズ開講。そのオリエンテーションの日。
勇者まゆりんは雷撃を受ける。
それはボイスサンプルの重要性を説いた後の山上先生の言葉。
「わたしなんて、ボイスサンプル作るのはまだはや~い!とかいう人いるんですけど…」
あ・た・し・だ…。それってあたしのことだ…。
痛恨の一撃。ガガガガガン!
即座にボイスサンプル作成を申し込む。
なんとか間に合ってくれ!!あたしよ、止まらないで!!の思いをこめて。
そして、打ち合わせ当日。
ドキドキドキドキドキドキ…。
あたしは山上先生を恐れていた。行く手に立ちはだかる、中ボスだと思っていた。
乗り越えなければ先に進めない!守りを固めて、武器をそろえて!
いざあああああ!!
「モ~ン!コノパソコンガ! ウゴカナイヨウ~」
あれ??ガイジン??
そこには、人のよさそうな、しかし、目は鋭いクリエーターがいた。
どうやらマックと戦っているようだ。
その戦いの最中、待っている勇者まゆりんに、緊張のダメージがいかないように、
何度も何度もその背中ごしに語りかけ、気持ちをほぐしてくれる『中ボス・ヤマチャン』。
「なんてことだ!こんなに気を遣って下さるなんて!」
打ち合わせが始まり、原稿を決める。そんな中、色々な話をした。
・なぜ、ボイスサンプルが必要なのか。
・散歩で山に登れないとはどういうことか。
・得意分野は持って産まれた才能でなく、自分で引き寄せたものである。
勇者まゆりんは理解した。
「頭ではわかっていたつもりだけど、心で本当に理解していなかったんだ」と。
なぜなら、まゆりんは1年バーズに通った。それでもわかっていなかった。
それは、物事にとらわれ、頭でっかちになっていたからなのだ…。
原稿は決まった。
これから勇者まゆりんのクラスチェンジへの戦いは続く…。(後編へ続く)

発見!?真逆の極意~?その二

【なめ~くじこ】の、目から鱗の発見物語…
続編は、真逆のスタジオ体験記です!
…アタクシ、
とっても貴重な体験をさせていただきました
今まで自分が教わってきたこと経験してきたことと
まるで違うんですもの、
びっくりです!
まずは、名前の言い方☆
ボイサンは、頭(始めの部分)が大切!とは、
よく聞く話…
その一番始めの部分にあたり、印象を決める名前は、
サラッと普通に言わず、自分なりの色をつけて言うように、
と以前アタクシは教わり、ず~っと続けてきました…
ところが、
スタジオバーズでは、その言い方はNG!
何度言い直してもNGなのです…(^^;
そして、
良くないけどまだマシ、と採用されたものは…
アタクシから見れば意外な感じのする、
何の主張もないサラッと流す言い方でした
言われることが、真逆!
新鮮な経験でした…
収録が始まりました
畠山先生から教わった姿勢…
からだの軸を意識して座り、ナチュラルな状態に
そうすると不思議と
無駄な力が抜けてリラックスできるんですよね~
精神的な緊張も、
からだの緊張をとることでずいぶん解放されます
自分に気合いを入れてテンションを高め…
練習してきた通りに、いざプレイ!
…ん?
ヘッドフォンからの返りが、どうも遠い感じ…
自分の声が、スポンジに吸収されるような感じに聞こえます
…あれれ?
BGMもちょっと遠い感じ…
精一杯、練習通りにプレイしてみました
「音楽変えていいッスか…?」
「はい、どうぞ」
何度かBGMを換えて、同じ原稿を読みます
そうしながら、合う音楽を探しているのかと思ってたバカなアタクシ
音楽のテンポや種類が変わるわけではなかったし、
ダメ出しもないので同じ読みを繰り返した、
全くわかっていないアタクシでした(^^;
途中で、勇気を出して
「…あ、あの~
もう少しBGMを大きくお願いできませんか…(^^;」
と恐る恐る言ってみましたが、
「…」
その後一瞬だけ大きくなりましたが、
録音が始まるとまた小さくなります
これは、このままプレイしなさいということ??
段々、緊張してきました…
でも、やるしかありません
音響は、
スタジオによっても機材によってもミキサーさんによっても、
ホントに違うんですよね~
慣れなくてはいけません
頭ではわかっているのですが
オタオタしてしまいます…
「練習してきましたァ?」
「は、はい!(もちろん)」
「…音楽換えても何回やっても同じなんっスけど」
え~~~!?
同じに読んだんですけど~(^^;
ダメ出しがなくても、
違うプレイをしなければならなかったんですね~(^^;
ゲームボイスの収録では、同じセリフを何度もとる時には、
全く同じプレイを求められます…
が、今回は違いました(^^;
「その言い方は効果的でないのでやめてもらえます~?」
…え?
効果的でないってことはつまり、あのその…
効果的にするとはど~すれば???
…うぅぅ噛み合っていない感じ(^^;
こういう場合は、
できるだけディレクターさんや音響さんと会話をして共通理解をするように、
と教えられてきたアタクシ…
努力はしましたが、
何を求められているのか、何をどうすればいいのか、
さっぱりわかりません(^^;
わかったことといえば、
とにかく話にならない程ダメらしい(>_<) ということと コミュニケーションをとろうとすればするほど、それは、 単なる言い訳に聞こえてしまい、受け付けてもらえない(>_<) ということ そして、 プレイヤーは、つべこべ言わずに、 納得させるプレイで表現するべし! と教わりました 互いのイメージしているものが大きく違う場合、 まずそのズレをどうにかしなければならないのではないか… とアタクシは思った訳ですが、NG! 現場によって、人によって、 良しとされることと感じ方が違う! とつくづく実感したのでした… あぁ~、わからないできない情けなさ(>_<) 「音が気持悪い」 「あまりこう言う言い方は他の人にはしないけど… 120%、ダメ!」 うぅ…(>_<) こうして、一時間のボイサン収録は終わったのでありました 「ボクに何かをしてもらおうとしている、それが違う」 「タゴさんは、いつもボクたちを楽しませてくれるから ボクも精一杯応えようと思える」 …え? その時は 頭ぐるぐる(*_*) ?マークだらけのアタクシでしたが、 後に、 プレイヤーは与え手、エンターティナーであるということを いつも忘れてはならない!と教えられたのかなぁ… と思いました 違うかもしれませんし、 まだまだ何もわかっていないアタクシですが… この強烈なスタジオ体験は、 新たな視点から自分を見つめ、ステップアップするための 大きなきっかけとなりました! 頭の中が、?マークだらけの【なめ~くじこ】は、 この後… 溶けて消えそうなからだとこころを引きずりつつ ある場所へと出かけます そして、 そこでまさかの奇跡が!? (続く)

発見!?真逆の極意~?その一

これは、
スタジオバーズでいただいた、ありがた~い劇薬の副作用もおさまってきたアタクシ、
【なめ~くじこ】の、目から鱗の、発見物語です…!
…アタクシ、実は、
「TVナレーターが何であるのか」
「TVナレーター養成スクールとは何なのか」
よくわからないままベーシッククラスに入学しました
…一応、声優という肩書きで、
CVでのセリフやナレーション、イベント司会などを中心に声の仕事をさせていただいてきたアタクシ、
打ち上げ花火のような、一瞬だけ華やかな時代を過ぎ…
ありがたいことに指名でいただく仕事を続けながらも、
どこかマンネリ化してしまっている自分に気が付いていました…
新人の初々しさとギャラの安さの代わりに武器になるものを持っていなければ、
使い捨てられ消えていく厳しい業界…
「これではいけない、チャレンジャーであり続けなければ進歩はない!」
と、マンネリ脱出を決意してバーズの門を叩いたわけであります…
TVナレーションに特化した仕事をしたいと思った訳ではありませんでしたが、
バーズに、勢いと「何か」を感じたのです
そして今、遅ればせながらも、やっと気付き始めました…
「TVナレーターとは何か」
…同じ声の仕事ではあっても、
その媒体や対象によって、求められることや表現の仕方が違う!
その当たり前のことが、ようやくストンとわかってきたわけです
そして、目的別にボイサンを作る大切さが!
…毎回のレッスンでは、
姿勢や呼吸・発声や、原稿の読み方、
声のトーンや音色、テンポなどに注意すること、
言葉の意味やつながりを理解して表現すること、
助詞や語尾の音の処理の大切さ、
何でもあり!の新しい表現など
基礎を中心にいろんなことを学ばせていただきましたが、
実のところ、【なめ~くじこ】は、
「自分の立ち位置」と
「自分ならではのナレーション」をどのように表現すればいいのかが
よくわからず、
出口の見えない迷路にいるかのような状態でした…
塩分によってあっけなくカタチを失ってしまう、情けない自分の姿…
羽ばたきたいと願いつつも、羽のない自分…
なめくじは、なめくじでいる限りいくら頑張っても翔べません
「じゃあ、どうすれば…!?」
そのことにやっと気が付いたのは、
塩をドバッとかけられて消えてゆく、薄れる意識の中だったでした…
【なめ~くじこ】はどうなるのか!?
続きをお楽しみ(?)に…!

ボイサン収録致しました@少錦

金曜ベーシックでお世話になっております、少錦でございます。
長文ですが、予めご容赦くださいませ。。。
山上先生、本日(もう昨日ですが・・・)収録ありがとうございました。
そして、期待されるような読みができず、申し訳ありませんでした。
今回のボイサン、原稿を3本読ませて頂いたのですが・・・
声がでません。
声量はあるのですが、音域が狭いのです。
私に出せるはずの低音が全く響かない。
高音を出してみれば、無理している感があり聞き苦しい。
これではイカンと、急遽、簡易的ではありますが発声練習をしていただきました。
噂に聞く、ハイ・クオリティの発声練習。。。
凄いです!出ました、太く響く低音が!!
かなり意識して頑張らなければなりませんが、それでも確実に響く音がでたのです!
そして、先生は言って下さいました、「この太く響く低音が私の武器になる」のだ
と。
私の伸びる要素を見つけてくださり、どうもありがとうございました。
自分の望む音を出せた時、純粋に声を出すのが楽しくなり、
この声が持続できるようにならなければと、俄然オプションやる気です!
と、そんな楽しい気持ちも束の間、
次から次へと「もぐらたたき」のように問題発生。
アクセント、集中力の欠如、そして最悪な、
読み方を気にして言葉に心が乗らないナルシスト的読み。。。
これらばかりは、自分自身で解決しなければならない問題であり、
それをクリアしなければ前には進めない。
養わなければならない、想像力や伝達力。 
自分の声と向き合うたびに課せられる課題。
確かに作ったボイサンを聞くとまるで上達したかのように、上上なモノになっている
んです。
でもそれは、山上さんや、なべゆきさんが人様が聞けるよう、
上手にミキシングして下さっているからなんですよね。
そう、ボイサンの出来で満足してはいけない。
まだ私は、スタートラインにすら立っていないのですから。。。
今回の収録で山上先生が私に伝えたかったこと、
次回のレッスンまでに回答いたします。
そして、最後のお言葉、
「あと少し、頑張んないとなぁ」
「いいえ、少しどころかもっと頑張らないといけませんから」
「いや、オレ、誉めてないからね」
「・・・・・・・・」
えぇ、理解しております。
確かにちょっと、笑顔になりそうでしたが、
プロの「少し」とパンピーの「少し」は天と地ほどの差があるものだという事を
十分に理解しております。
と以上、やはり最後は、少錦っぽく、かる~く小笑いで〆。