ナレーションが上手くなるとは自分という楽器の良さを探す旅

おはようございます!
20期・秋ブランディング・コアの杉田です。

さて今回は、コア、目黒先生による「マイクと発声」の授業を振り返ってみたいと思います。

今回の授業は、新しい知識を詰め込むというよりも、これまで学んできたことを、自分の声と照らし合わせて深く考える時間になりました。

今回、改めて向き合ったのが「ナチュラルボイス」。
自分にも聞き手にもストレスがなく、心地よく届く声。
言葉にするとシンプルですが、これがなかなか難しい。
何かを表現しようとすると、つい力が入ってしまう。

自然に読もうと意識すればするほど、かえって不自然になることもあります。

バーズの講師の方々は、普段お話しされている声がそのままナレーションにつながっているように感じます。
あの自然さが、どれほど高度なことなのか。
学びを重ねるほど、その難しさを実感します。

目黒先生は、発声を楽器に例えて説明してくださいました。
人によって声も体も違う。
だからこそ、自分にとって一番心地よく響く状態を探していく必要がある。

私はまだ、マイクの前に立つと「良い声を出そう」「しっかり伝えよう」と意識しすぎてしまうことがあります。
しかし、力を入れたからといって、良い響きになるとは限りません。
自分の声を知り、無理なく響かせる。
その土台があってこそ、自由な表現につながるのだと思いました。

講義のあとは収録です。
事前にいただいた原稿と、その場で渡された初見の原稿を続けて読みました。
バーズのブースにも少しは慣れたはず。
……なのですが、やっぱりバーズの授業でのナレーションはいつも以上に緊張します。

目黒先生は、一人ひとりのプレイに対し、それぞれの課題を丁寧に伝えてくださいます。

今回、私が目黒先生からいただいたご指摘は、
「芝居っぽくなってしまうこと」
「引き算すること」
これには、思い当たる節がありすぎます。
面白くしよう。
しっかり伝えよう。
自分らしさを出そう。
そう考えるうちに、ついつい表現を足しすぎてしまう。

これまでの授業では、思い切って表現することや、自分の個性を出すことの大切さを学んできました。

思い切って表現することと、余計なものを足さないこと。
どちらも、自分の表現をコントロールするために必要なこと。
全力で表現することと、全部を盛り込むことは違う。

そう考えると、今の自分に必要なものが少し見えてきた気がします。
もちろん、頭で理解できたからといって、すぐにできるわけではありません。

今期は、この苦手とじっくり向き合っていきたいと思います。

今回の「マイクと発声」は、これまで学んできたことを、自分の声や表現と照らし合わせることで、理解がさらに深まる時間になりました。

知っていることと、できることは違う。
そして、自分にとっての正解は、自分で研究して見つけていくしかありません。

ただ表現を増やすのではなく、必要な表現を選べるようになることも意識していきたいと思います。

目指すのは、自分らしく、自然に、そして自由に表現できるナレーター。

目黒先生、貴重なご指導をありがとうございました!