エンドロールは宝の地図!? ナレーターの営業先とは

おはようございます!
20期・秋ブランディング・コアの杉田です。

さて今回は、ブランディング、畠山Mgによる「制作会社」の授業を振り返ってみたいと思います。

フリーのナレーターは、いったいどこに営業をかければよいのか?
そして、実際に営業活動をされている畠山Mgは、どんな視点で営業先を探しているのか?
そんな疑問に答えていただく授業でした。

膨大な資料をもとに、テレビ業界の仕組みから制作会社、キャスティングの流れまで、非常に丁寧に教えてくださいました。

いや、もう情報量がすごい。
しかし、授業が進むにつれて、今まで自分がいかに狭い視点でテレビを見ていたのかを思い知らされました。

これまで私は、テレビ番組を見るとき、ナレーターの声や表現に注目してきました。

しかし、今回の授業で気づいたのです。
番組を作っている人たちのことを、私はほとんど見ていなかった。

もちろん、制作会社の存在は知っていました。
しかし、どの会社がどんな番組を作り、どのように関わっているのか。
そこまでは、ほとんど意識していませんでした。

畠山Mgのお話を聞きながら、
「そういう仕組みで作られていたのか!」
と、何度も驚かされました。

知っている会社もあれば、大手と説明されても初めて聞く会社もありました。
自分の無知を痛感すると同時に、まだまだ知らない世界が広がっていることに、少しワクワクしました。

今回、特に印象に残ったのが、番組のエンドロールについてです。
これまで私がエンドロールで注目していたのは、ほぼナレーターの名前だけ。

お目当ての名前を見つけたら、そこで満足。
しかし、今回の授業を受けて、その見方が大きく変わりました。

今まで何気なく流していた文字の中に、さまざまな情報が詰まっている。
しかも、その情報が営業につながる可能性がある。

エンドロールは、ただのスタッフ紹介ではなく、フリーのナレーターにとって営業先を探すための宝の地図だったのです。

もちろん、名前を見つければすぐに仕事につながるという簡単な話ではありません。
その会社がどんな仕事をしているのか。
どんな番組に関わっているのか。
自分の声や表現が、そこで必要とされる可能性はあるのか。
そうしたことを自分で調べ、考える必要があります。

録画の停止ボタンを押すタイミングが、ますます遅くなりそうです。

そして、今回改めて考えさせられたのが、ボイスサンプルについてです。
畠山Mgは、実際にナレーターの候補を選ぶとき、どのようなことを考えているのかも教えてくださいました。

これまで何度も教えてくださっていたボイスサンプルの重要性。
自分がどれだけ一生懸命サンプルを作っても、記憶に残らなければ、候補にすら上がらない。

ただ上手く読めることを伝えるのではなく、
「この人は、こういう表現ができる」
「こういう番組なら、この人が面白いかもしれない」
と思い浮かべてもらえること。
そのために、自分のカラーを明確にする必要があるのだと、改めて感じました。

取り組むべき課題がまた一つはっきりしました。

今回の授業では、番組制作の流れやナレーターのキャスティング、ギャラの考え方、視聴率、CM、VP、Webコンテンツなど、非常に幅広いお話を伺いました。

正直、知っているつもりになっていたことが、いかに多かったか。

特に、テレビの視聴率については、これまで人気番組かどうかを判断する数字くらいに考えていました。
しかし、作り手側の視点で見ると、まったく違った意味を持つのですね。
数字の見方一つで、番組の見え方まで変わる。
そして、その情報が営業を考えるうえでも役に立つ。
今まで漠然と見ていたものが、少しずつ意味のある情報に変わっていく感覚がありました。

CMのお話も同様です。
知っている言葉はたくさん出てきます。
でも、その言葉の意味を本当に理解しているかと聞かれると、怪しいものばかり。

知識があることと、仕事に使える知識になっていることは違うのだと痛感しました。

今回の授業で、最も大きく変わったのは、営業に対する考え方かもしれません。
これまでは、営業というと、まず「どこに連絡すればいいのか?」ということばかり考えていました。

しかし、その前にやるべきことがある。
自分がどんな仕事をしたいのか。
どんなジャンルを目指しているのか。
どんな制作会社が、その仕事に関わっているのか。
そして、自分の強みが活かせる場所はどこなのか。

すべての制作会社に営業をかけることは現実的ではありません。
だからこそ、自分で調べ、考え、狙いを絞っていく必要がある。

畠山Mgも、営業に絶対的な正解や不正解はないので、まずはリサーチすることが大切だと仰っていました。

誰かが正解の営業先を教えてくれるのを待つのではなく、自分で探す。
そして、実際に動いてみる。
その繰り返しが必要なのだと思います。

今回の授業は、私にとって営業の見方が大きく変わる時間でした。
そのナレーターがどんな人たちによって、どんな流れで選ばれ、作品になっていくのかを考えるようになりました。

ナレーターとしての技術を磨くことは、もちろん大切です。
しかし、それだけでは仕事につながらない。
自分の強みを知る。
それを必要としてくれる人を探す。
そして、その人に届くように行動する。

これまでバーズで学んだことが、今回の「制作会社」の授業で、さらに具体的になったように感じます。

これからは、技術を磨くだけでなく、仕事につなげるための視点も育てていきたいと思います。

まずは、自分が目指すジャンルの番組を改めて研究すること。
そして、そこに関わっている制作会社を調べること。
今までナレーターの名前しか見ていなかったエンドロールですが、これからは最後の最後まで、じっくり見ていきたいと思います。

畠山Mg、貴重なご指導をありがとうございました!